![](https://www.skillup-mt.jp/wp-skillup/wp-content/uploads/2024/05/d-s795.jpg)
実地医家のための胃がん検診とピロリ菌対策|2024年7月28日(日)【第795回】
![](https://www.skillup-mt.jp/wp-skillup/wp-content/uploads/2023/01/icon-live2.png)
■講師:鈴木秀和 先生(東海大学病院本部 本部長補佐/東海大学医学部消化器内科学 教授)
<略歴>
89年 慶應義塾大学医学部 卒業
93年 カリフォルニア大学サンディエゴ校研究員
05年 北里研究所病院消化器科医長
06年 慶應義塾大学内科学(消化器)専任講師
11年 慶應義塾大学内科学(消化器)准教授
15年 慶應義塾大学医学教育統轄センター教授
16年 東京歯科大学内科学講座客員教授
17年 慶應義塾大学医学部専修医研修センター長
18年 日本専門医機構運営委員・共通講習委員長
19年 東海大学医学部内科学系消化器内科学教授
19年 北京大学医学部客員教授
21年 慶應義塾大学医学部内科学客員教授
24年 東海大学病院本部 本部長補佐
【セミナー概要】
世界の胃がん罹患ではトップクラスにある日本と韓国は、胃がん死亡では上位にランキングしません。これは、昭和時代から始まった胃がん検診が奏効していると考えられますが、最近、日本よりも20年以上もあとに検診を導入した韓国の方が、検診効率がよいとの解析がでてきました。これには、検診の受診率、検診の様式(バリウム造影検診と内視鏡検診の比率、日本では内視鏡検診の導入は韓国より遅くなった)の違いが考えられます。一方で、ピロリ菌の診断・治療については、日本は世界に先駆けて2013年にほぼ国民全体に認可したとも言え、胃がん死亡数は近年になって減少しております。いまだ、国民病ともいわれる胃がんを撲滅する先進国として、ピロリ菌対策も含めた効率のよい検診様式を採用するだけでなく、地域自治体での検診受診率を上昇させることも重要であります。コロナ禍であった検診控えは、漸く改善されてきたようですが、世界最大の感染症である、ピロリ菌感染の制御を含めた日本の胃がん検診を効率的に確立し、地域医療に浸透させることが、胃がん撲滅には重要であります。本セミナーでは、胃がん検診の現状と将来設計、ピロリ菌感染症の現状と最新情報について皆様と考察したいと思っております。
ぜひとも、奮ってご参加下さい。
10:00-14:30 がん予防:胃癌と大腸がんの予防
1.胃がんの疫学・病態(世界・日本)
2.ピロリ菌の疫学・病態機序・診断・治療
3.NHPH(Non-H. pylori Helicobacter)について
4.胃がんとピロリ菌・その他の腸内細菌
5.胃がん検診と予防
セミナー要綱
セミナーNO. | 795 |
開催日 | 2024年7月28日(日) 10:00~15:00 ※開場 9:30 |
セミナー会場 | アットビジネスセンター 東京駅八重洲通り (東京都中央区八丁堀1-9-8 八重洲通ハタビル6F) |
講師 | 鈴木秀和 先生(東海大学病院本部 本部長補佐/東海大学医学部消化器内科学 教授) |
受講料 | ■医師会員 会場:27,000円/ライブ生中継:無料/動画:無料 ■コ・メディカル会員 会場:10,000円/ライブ生中継:無料/動画:無料 ■ビジター 会場:40,000円/ライブ生中継:20,000円/動画:無料(※) ※会場またはライブ中継受講したセミナーに限り無料で受講可 会員に関する詳細は「会費・受講料」をご参照ください。 |
※料金には消費税を含みます