ご挨拶・事業沿革

事業譲渡・譲受及び名称変更のお知らせ

この度、株式会社スキルアップは、「医療技術セミナー」の企画・開催事業をケアミックス株式会社へ譲渡させていただく運びとなりましたので、下記の通りお知らせいたします。

【譲渡にあたってのご挨拶】 株式会社スキルアップ 代表取締役 轟 豊語

受講者・講師の皆様及びお取引企業様におかれましては、長年にわたり「スキルアップ」に賜りましたご厚情に、心より感謝申し上げます。「スキルアップ」は「明日の診療にすぐに役立つ診療技術・ノウハウを提供する」ことを旗印に、「医療技術セミナー」の開催活動を行うべく 09年4月1日に設立し、2011年7月に再出発いたしました。譲渡後も私及びスタッフは引き続き業務に携わり、ケアミックス株式会社と新たに「日本メディカルスキルアップ」として、「医療技術セミナー」の成長と発展に尽力したいと思います。
今後とも「スキルアップ」に頂いたご厚情を、「日本メディカルスキルアップ」にも引き続き頂きたく、またより一層のご指導、ご支援を賜りますようお願いする次第です。略儀ではございますが、本状をもちましてご挨拶とさせていただきます。

【譲受にあたりご挨拶】 ケアミックス株式会社 代表取締役 柴田 彰

ケアミックス株式会社は、民間が運営する介護施設へ入居を希望する方をご紹介する「ソーシャルワーク事業」、自費サービスによる看護師付き添い同行・救護サービスである「日本ツアーナースセンター」・「日本イベントナースセンター」を主たる事業としております。2014年の創業当時より、医療セミナー開催事業を検討しておりましたが、この度ご縁があり、事業を引き継がせていただく運びとなりました。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響により対面によるセミナーの自粛などが生じておりますが、今後は「スキルアップ」が設立から取り組んでおります「Web」を活用したセミナーも更に重要性、必要性が増すのではないかと思っております。今後は「スキルアップ」の知識や経験、実績を継承し、様々な施策を行い、受講者・講師の皆様及びお取引企業様への更なる付加価値の提供を行ってまいる所存でございますので、ご高承の上、倍旧のご指導ご鞭撻を賜りますよう何卒お願い申し上げます。略儀ではございますが、本状をもちましてご挨拶とさせていただきます。

ごあいさつ

設立14周年、開催700回記念セミナーの開催にあたって

皆さま、お早うございます。
本日も、医療技術セミナーにご参加いただきまして、誠にありがとうございます。御礼を申し上げます。

さて、医療技術セミナー“スキルアップ”は、本年の7月21日をもって設立14周年を、本日をもってセミナー開催数が700回を迎えることができました。そもそも一年間には50回前後しか開催できませんので、並大抵の数字ではないと、この到達点を喜んでおります。
これも偏に受講者の皆さま、ネット会員の皆さま、講師を努めていただいた皆さま、そして事業・活動を支えてくれたスタッフの皆さま、協力事業者皆さまのご協力の賜物と、心より感謝申し上げる次第であります。ありがとうございます。

ホームページを参照すると、前回ご挨拶を申し上げたのは5周年のご挨拶を2014年5月にさせていただいておりますが、その後はある程度順調に推移したのか、特にご挨拶をする意義とタイミングを失しておりました。

が、2020年2月から「新型コロナウイルス」の感染拡大が始まり、4月からは人一倍感染を警戒されたのか、受講者も悲しいことに減ることになりました。開催延期が相次ぎました。この2年半の間、6波に及ぶコロナの感染拡大の嵐は吹き荒れました。一方で、出勤しなくても仕事ができる“テレワーク”なるものが普及し、大学の講義もネット授業が多くなり、学会活動さえも活動の多くがWebを活用しての学術講演会の開催やセミナー企画が一般化してしまい、人が集まることが無くなりました。スキルアップは14年前の起業当初からWebを活用したネット事業を行っておりましたので、何とか生き抜くことができましたが、意図せずにWeb活用の先見性が証明されてしまったことになりました。この2022年5月になって収まりかけたかに見え、ようやくセミナー開催も正常にできるようになりました。ですが7月になり、またもオミクロン株BA-5型なる変異株が急速に広がっているという憂慮すべき状況であります。

そこで700回目の記念のセミナーのテーマとして取り上げさせていただいたのが本日の『コロナ後遺症の診療の実際-現在できる治療の可能性を最大限に探求する』であり、大阪の北野病院 院長補佐、呼吸器内科・感染症内科 部長であります丸毛聡先生にお話をお願い申し上げました。「歌は世に連れ、世は歌に連れ」という言葉が有りますが、『感染症も(ある面で)世に連れ、世は感染症や疾患に連れ・・・』であろうと考えました。目の前に疾患が有り、その感染が広がり世界的なパニックを引き起こしつつあるときに、医療者の役割は重いものが有り、それを支援する立場のわがスキルアップは、このテーマを積極的に取り上げるべきであろうとの信念の元、企画させていただきました。

この間の医学・医療の進歩は目覚ましく発展していっている一方で、人の死という点では、ロシアによる一方的なウクライナへの侵攻という問題も大いに気になるところではあり、一刻も早い平和的な解決を望むものでありますが。

あと1点、700回を記念して、これまで開催したセミナーの動画のほとんどを約15分間閲覧でき、ホームページ上で簡単に検索でき、ご購入いただける・・・というシステムに改修いたしましたので、ぜひご活用下さい。
医療技術セミナー“スキルアップ”は今後も、ますます、医師(先生)方の明日の診療に役立つセミナーを開催し続けて参りたいと念願しております。引続きご支援とご鞭撻を心よりお願い申し上げるところでございます。
本日は、ありがとうございました。
2022年7月3日(日)

設立5周年記念セミナーでのご挨拶

皆さま、お早うございます。本日も、全国各地より、医療技術セミナーにご参加いただきまして誠にありがとうございます。
さて、医療技術セミナー“スキルアップ”は、本年の4月をもって、設立5周年を迎えることができました。最初の2年間はスポンサー付きの運営でしたので、独立してからも丸3年が経とうとしております。これまで歩んでこれたのも、皆様のご支援の賜物であると、心より御礼を申し上げます。
この5年間で、セミナーの開催回数は、基本的には月4回、年間40~50回の実績を重ねてまいり、今年の5月で250回を超えることができました。質、内容のうえでも、どのセミナーも素晴らしい講師による素晴らしい内容で、明日の診療に役立つ内容であると自負しております。
また、前々職のメディカル・コアは、ある面、今でいうブラック企業でしたので、批判的にビジネスモデルとして運営して参りましたが、私が正したかった2つの点、一番目は”講師との約束の遵守”という点でしたが、最優先事項と位置づけきちんと実践してまいりました。この間、トラブルはゼロであります。あと1点は、”開催中止、開催延期を少なくする”という点でしたが、会場受講者が少人数であっても開催しつづけ、中止や延期は台風の襲来等の理由による5件以内であったと思います。このためにはできるだけ早く、できれば半年前には企画をまとめ告知し、受講者の方々に、計画・予定を早くから立てていただくに尽きる・・・と考えております。もちろん、お忙しい・・・、あるいは患者さんの容態によっては、いつ呼び出されるか分からない・・・というのは宿命のようでして、悲しいことに、急なキャンセルや、講義の途中や午後から帰って行かれる事例もないわけではありません。
もちろん、いつまで続くか・・・と内心は心配しながら(笑い)も歩んでまいりましたが、何とか5周年の今日の日を迎えることができました。皆さま方のお力添えのお陰であると感謝申し上げます。(大きな拍手) 私がメディカル・コアを飛び出した一年後の2010年10月にも同じようにメディカル・コアを出て似たような事業を興されたグループ、医療・健康サポート(MHS)の3人のグループがおられましたが、12年3月以降は目立った活動はされていないようです。また、メディカル・コアは2011年7月で倒産しましたので、似たような活動を続ける・・・団体や企業は無くなったようで、なぜか“スキルアップ”はますますユニークな存在、状況になっております。

次に、会場受講者をお迎えすることとともに、この事業の大きな柱でありますネット中継、あるいはオンデマンド配信によりますネット視聴によるセミナー受講に関しましても、この5年間の間に大きく前進することができました。この間、中継システムの改良を行い画像や音声の向上に務めてまいるとともに、オンデマンド配信を開催日の夜から開始したりするなど、改革を重ねてまいりましたが、先日、セミナーのLive中継は、世界的にも充実して参り世界で数億人が既に活用しております動画配信システムでありますUstraemを、オンデマンド配信にはYouTubeを使って配信するという、“究極の改良”を果たしたことになりまして、懸案でありました より一層鮮明な画像、一層クリアーな音声を実現することができました。ネット会員は一年会員、半年会員、ともに順調に伸びております。

また、メディカル・コア時代には、録画・録音はスタッフ同士が担当するというお粗末なQuorityでしたが、スキルアップでは、活動当初からプロのカメラマンとミキサーマンを導入し、見通しの正しさの証明とともに、すばらしい映像と音声のDVDが蓄積されてまいりました。

医療技術セミナー“スキルアップ”は今後も、ますます、医師(先生)方の明日の診療に役立つセミナーを開催し続けて参りたいと念願しております。引続きご支援とご鞭撻を心よりお願い申し上げるところでございます。
本日は、ありがとうございました。
2014年5月18日(日)

混乱している?日本の医療現場

救急車のたらい回しで患者死亡、といった悲劇がこの間何回か起こりました。全体に医師不足が進み、特に小児科や産婦人科、麻酔科領域での医師不足は深刻な事態を迎えています。 各地の病院における医師不足の原因は、絶対数の不足なのか大都市への集中・偏在なのか? その原因の発端になったといわれる06年の医師の卒業後の新研修医制度導入の功罪は?特に、中堅病院での医師不足による医療崩壊が進んでいると思われます。 国民皆保険制度の存続の危機、毎年の医療費の増大にともなう医療費の抑制の動き。総合医・総合診療、家庭医・かかりつけ医療制度の政策が進行しています。 一方で、実地医家がおかれている状況は、ほとんどの医師が、”一人医師・院長”での診療。時には別の医師に相談したり、意見や助言が欲しい時があります。また、自分の診療力に自信を持っていても、時には、余所ではどうしているんだろう?と気になったりして、自分の診療を別の角度から眺め直して見たり、自分の限界の見極めも必要となります。特に、このご時世、疾患ごとの『診療ガイドライン』が次々に作成され、“標準治療・診療”が広く示されるようになっては、常に知識も追いついていかなければなりません。 ひとたび、見過ごしや誤診をしたり、基幹病院紹介や送致のタイミングを逸してしまえば、すぐに“裁判沙汰”になりかねません。自分の診療のスキルアップや知識の確認に医療技術セミナーは絶好です。 新規開業ラッシュという現象も一段落したかにみえる中で、実地医家が確実に競争に勝ち抜き、増患(者)増収の決め手となるのは、結局は個々の実地医家の”診療力のスキルアップ”にかかっていると言っても言い過ぎではありません。

日本における医療セミナーの灯を守り続ける

医療技術セミナー“スキルアップ”は、日本の医療現場の最前線で、日夜、実際に一次医療を支えておられる開業医や勤務医の方々(実地医家)に、「明日の診療にすぐに役立つ診療技術・ノウハウを提供する」ことを旗印に、「医療技術セミナー」の開催活動を行うべく 09年4月1日に設立いたしました。

実際に行う事業は、実地医家各位の「生涯学習」のサポートとしての「医療技術セミナーの開催」と、それに伴う「インターネット中継」「復習用のDVD・VHSの頒布」です。それらの活動の中で、医療セミナーの開催に関わる受講者と講師陣とのよりよい協力関係の構築(セミナー終了後の連絡や指導も含めて)をめざします。

医療技術セミナーは、毎日曜日、祝日に開催する予定でありますが、諸般の事情から主に東京で開催せざるを得ません。ついては、その日どうしてもご都合の悪い方、あるいは遠隔地の方々の便利のために、セミナーのインターネットを通じての中継を行います。また、セミナー出席後、病院・医院に帰られても学習や実践が進められるように、可能な限り講師の了解を得て、「復習用のDVD・VHS」を廉価にお頒けできるよう努力を重ねます。
皆様、ぜひご出席いただきますよう、ご案内申し上げます。

2008年8月に、当時33歳の長女が突然 脳内出血で倒れました。幸い救急搬送され開頭手術の末 救命されるとともに、その後 約半年間に及ぶリハビリテーションの結果「左片マヒ」が残り その後「車イス生活」を余儀なくされました。原因は脳の血管の一部が脳の外側を通るという“奇形”ということでした。その一年後、こんどは当時58歳の妻にほとんど同様の事態が生じました。原因は、高血圧を放置していたことと、過労でした。結果として、「左片マヒ」と「車イス生活」は残り、5年経過した最近は趣味の水彩画を右手で描くなどの生活を取り戻しております。主宰子(=私のこと;セミナーの度ごとの開催報告にも使わせていただいております)は、健康の大切さを思い知る一方で、日本の医療水準の高さを改めて認識するとともに、日本の医療の再生と未来を信じます。
一方で、先の2つの事態で家族が駆け付けるまで開頭手術に踏み切らないなど、医療と背中合わせに「医療訴訟」が存在することも思い知らされました。
これが主宰子のバックグラウンドです。

第一回セミナーの開催にあたってのご挨拶

受講者の皆様、おはようございます。本日は、足元のお悪い なか、全国各地よりお集まりいただきまして、誠にありがとうございます。心より、御礼を申し上げる次第であります。 さて、本日は、わが医療技術セミナー“スキルアップ”にとりまして第1回目のセミナーの開催であり、言葉を変えれば“旗揚げの”セミナーでございます。まずは、自己紹介から始めさせていただきます。 私、医療技術セミナー“スキルアップ”代表の轟豊語でございます。 大方の先生方には顔を覚えておいていただけていると思いますが、この3月まで、この業界では有名な某会社にお世話になっておりました。 そこで、なぜ私がここに立っているのかご説明しないといけません。私は以前「財団法人 日本学会事務センター」に勤めておりまして、そこで約30年にわたり、医学分野を始めとして工学、理学、経済・法律など全領域にわたる独自の事務局をもてない中小の学会の学会事務局(代行)や出版活動、学術講演会の開催業務を通じ医学分野を含めた日本の学会活動支援の仕事に携わってまいりました。特に思い出深いのは、日本高血圧学会(2003年までの26年間“事務局長役”)と日本分子生物学会の設立作業に携わったことや、先の分子生物学会、生化学会、細胞生物学会、蛋白質学会等の基礎医学系の学会の学術講演会の開催支援活動業務です。 しかし、突然 学会事務センターの経営が破綻してしまい、何とか長年培ってきた医学に係わる仕事がしたいと考え、医療セミナーの企画運営の会社に再就職することとなった次第です。 そこでは自分自身でセミナーの企画から会場予約、参加者の募集等全てを任され非常にやりがいのある仕事でありましたが、自分ではこうしたい、こんなこともやってみたいと思っても、所詮は宮仕えの身でありました。 なかなか自分の意思では動けない場合が多々ありました。自分の年齢の事も考えると、宮仕えができるのもあと数年となり、ここで一念発起し、自分自身でこの仕事をやってみようと決断したわけであります。 幸い良き理解者にも恵まれ、4月1日に事業を立ち上げ、本日、ここに第1回目のセミナーの開催にこぎ着けた次第であります。 本日、お配りしておりますスケジュール表をご覧いただきますと、12月までの数々のセミナー企画を公表しておりますが、その以前にもこれからも、もっとたくさんの企画を入れる予定でおります。特に9月からは、毎日曜日に開催し続けますが、1つだけ当面の方針らしきものを提示させていただきますと、毎日曜日・休日に東京八重洲地区で開催すること以外、前職での内容とほとんど変わらないと思います。というのも前職における過去4年間のプログラムのほとんどは私が企画してきたものですし、この9月20日分までは残してきております。 つきましては、弊社は9月まではできるだけ企画をぶっつけないように配慮しているところであります。また今後は、お互い切磋琢磨し、医学技術の発展と普及のため微力ながら頑張ってゆく所存であります。 これからも、わが医療技術セミナー“スキルアップ”は先生方の明日からの診療に直結し、すぐに役立つような良い企画を出し続けます。今後とも、どうぞよろしくご支援をいただきますよう、そしてセミナーにご出席いただきますよう、心よりお願いを申し上げる次第でありますので、先生方におかれましては、ご支援ご指導を賜りますよう重ねてお願い申し上げる次第であります。 2009年6月21日(日)

医療技術セミナー “スキルアップ”
代表  轟 豊語

事業沿革

沿革 2009年4月1日 株式会社メディア・テクニカル 医療セミナー企画課として出発
2010年7月1日 ヒビノメディアテクニカル株式会社 医療セミナー企画課に再編成
2011年7月21日 株式会社スキルアップを設立し、再出発
2022年11月1日 ケアミックス株式会社に事業譲受及び、日本メディカルスキルアップに事業名称変更