脳神経内科系(神経内科)

すべての臨床医に役立つ、プラクティカルな脳神経内科をマスターする!

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脳神経内科診療が誰でも得意になるレクチャーシリーズ2

■講師 山本大介 先生(湘南鎌倉病院脳神経内科 部長)
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【セミナー概要】
テキストに網羅的に記載されている内容が、実際の臨床の場面ですぐに役立つわけではありません。各論的に疾患ごとに学ぶ知識も、直接臨床には生かしにくかったりします。臨床現場で思考し、判断するための真にプラクティカルな知識は、意外と得にくいものです。自力の勉強にも限界があります。
この医療技術セミナーでは、General neurologyの現場に身を置く脳神経内科の臨床医が日々活用している、「生きて実際に使える知識」を伝授して参ります。シリーズでのレクチャーを通じて、レジデント・プライマリケア医向けにとって、臨床医として必ず役に立ち、かつ神経診療が好きになるようなきっかけになる機会に致します。皆様、奮ってご参加ください。

午前の部(10:00~12:00)
「3つの症例を通じて、コモンな神経診療を学ぶ!」
・振戦について理解を深める。「パーキンソン病 VS.本態性振戦」。
・危険な「二次性頭痛」を整理する。
・脳梗塞の診断:「コモン・レスコモン・アンコモン」を理解する。

午後の部(12:30~14:30)
「内科的脳梗塞診療の基本をゼロからマスターする!」
・脳梗塞の診断ができる。脳梗塞の画像診断がわかる。
・脳梗塞の急性期治療がわかる。
・脳梗塞の病棟管理がわかる。
・特殊な脳梗塞がわかる。
・脳梗塞の二次予防がわかる。

セミナー要綱

セミナーNO. 748
開催日 2023年10月15日 10:00~15:00
講師 ■山本大介 先生(湘南鎌倉病院 脳神経内科 部長)
診療科目 内科、脳神経内科
DVD価格 5,500円(会員価格/税込)

終了したセミナーの報告と開催の模様

■10月15日(日)に開催しました第748回医療技術セミナー『すべての臨床医に役立つ プラクティカルな脳神経内科をマスターする!-脳神経内科診療が誰でも得意になるレクチャーシリーズ 2』は盛会裡に終了しました。
講師には、湘南鎌倉総合病院脳神経内科部長山本大介先生をお招きしました。冒頭の自己紹介では、「臨床+教育の生活を送っている医師16年目ですが、教育病院として“若い医師が集まる病院”を目指している」とのことでした。前回の3月5日に続き2回目ご登場です(『すべての臨床医に役立つプラクティカルな脳神経内科をマスターする!-脳神経内科診療が誰でも得意になるレクチャーシリーズ』(#729)。新しいシリーズとして何回かに分けてお話しをいただいておりますが、今回も、全部で400枚ものスライドをご用意いただき、広い視野の、内容濃いセミナーになりました。
講義の組立ては,以下の通りでした。

■午前の部
「 3つの症例を通じて、コモンな脳神経診療を学ぶ」
①パーキンソン病
②頭痛(片頭痛、緊張型頭痛、三叉神経・自律神経性頭痛)     
③変な脳梗塞
■午後の部
「内科的脳梗塞診療の基本をゼロからマスターする」(午前の“変な脳梗塞”に関連して)
1)脳梗塞の診断     
2)脳梗塞で行う検査は?
3)内科的脳梗塞の急性期治療 
4)脳梗塞の病棟管理
5)脳梗塞診断のコモン・レスコモン・アンコモン
6) 脳梗塞の二次予防
以上、柔和な語り口とポイントを突いた解説に、なかなかの盛り上がりでした。

質疑では以下の質疑が行われましたが、ここでは一部の質問のみを記し、回答を希望される方、興味あ
る方はDVDないし動画をお買い求めいただきまして、ご確認下さい。
質問:Q1.「すくみ足」というのは、どういう症状でしょうか?実演をお願いします。Q2.パーキンソン病とパーキンソン症候群との違いを教えて下さい。Q3.MIBG検査とダットスキャン検査の適用の違いと特性について教えて下さい。Q4.インドメタシンしか効かない頭痛で、インドメタシンを調べますと座薬(インダシン座薬等)、塗布剤(インドメタシンコーワゲル・ゾル・クリーム1、湿布(インサイドパップ))などの製剤しかなくて、内服薬はないようですが、よかったですか?このうち効果があるのは座薬ですか?湿布/外用でも効きますか?Q5.閃輝暗点のみが出て頭痛の出現しない人がいます。前兆のみの片頭痛はありますか?Q6.片頭痛様の頭痛の既往がある人が、最近頭痛無しのしつこい嘔気が持続し消化器内科的疾患精査では明らかな異常なく頭部CTでも異常なく、頭痛ない状況でイミグラン点鼻を投薬すると嘔気はすぐに消失しました(2時間で嘔気再度出現しました)。この嘔気は片頭痛関連の可能性がありますか?Q7.脳ドックで、偶然、5つラクナ梗塞が見つかったとき、抗血小板剤は投与しなくてもいいでしょうか?Q8.皮質症状のないアテローム血栓性脳梗塞はありますか? Q9.脳梗塞のリハビリは、急性期DAY3には開始していると言うことでしょうか?Q10.単発のラクナ梗塞では、抗血小板剤は投与しないが、多発するラクナ梗塞には抗血小板剤を投与しても良いと考えて良いでしょうか?Q11.血管内リンパ腫でβ2MGが上昇するのはなぜですか?腎障害精査時尿β2MG上昇あり薬剤性尿細管障害は否定できる場合、血管内リンパ腫は考慮すべきですか?Q12.抗血小板薬の必要ない脳梗塞はどのような脳梗塞ですか?たまたまMRIで見つかった無症候性のラクナ梗塞には投薬は必要ですか?(対応する症状がある場合は必要と考えて良いですか?)

■講師 山本大介 先生(湘南鎌倉病院脳神経内科 部長)
<略歴>
2008年順天堂大学医学部卒業。河北総合病院で初期研修後、聖隷浜松病院で脳神経内科専門医研修、専門医取得。
2018年より現職。 脳神経内科診療とともに、「教育」をテーマに、「患者さん、医師、病院、地域」に貢献できるよう、やる気あふれる若者達と修羅のtraining hospitalである湘南鎌倉総合病院で日々奮闘中。
<専門医>
日本神経学会専門医・指導医、
日本内科学会総合内科専門医、
日本脳卒中学会専門医
<著書>
「みんなの脳神経内科」(中外医学社)

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