実地医家のための 糖尿病診療の最新知見

エビデンスにダマされないためのツボ
■講師 能登洋 先生(聖路加国際病院内分泌代謝科 部長)
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【セミナー概要】
近年、国内外で糖尿病患者数が激増しています.その要因として生活習慣の変化や社会の高齢化が挙げられます.そして「コロナ禍」が到来し、運動量低下や「コロナ太り」によって糖尿病患者の血糖コントロール悪化が厳然たるものとなりました.前半の講演では、理論だけでなく実地観点からの糖尿病概論を解説します.
後半では次々と登場する糖尿病治療薬とそのエビデンスについてお話します.エビデンスを濫用した受け売り解説ではなく、エビデンスにダマされないための切り口でエビデンスやガイドライを斬りさばきます.統計学的解説もしますが、数式は使わずに諺などを多用して「目からうろこ」の読解法をわかりやすく説明します.
糖尿病診療の最先端を学びたい方やエビデンスの正しい読み方・使い方を習得したい方、奮ってご参加ください.
講演プログラムおよび要旨
午前10:00〜12:00
・糖尿病とCOVID-19
・糖尿病進化論
・糖尿病の診断
・糖尿病の診療目的
午後12:30〜14:30
・EBMとは(EBMは患者に始まり患者に帰着する!)
・エビデンスの正しい読み方・使い方(エビデンスにダマされないように!)
・糖尿病治療のエビデンス(EBM商法にご注意!)
・糖尿病診療ガイドライン(ガイドラインは金科玉条)
セミナー要綱
セミナーNO. | 694 |
開催日 | 2022年6月12日 10:00〜14:30 |
講師 | ■能登洋 先生(聖路加国際病院内分泌代謝科 部長) |
診療科目 | 内分泌科代謝系 |
DVD価格 | 5,500円(会員価格/税込) |
終了したセミナーの報告と開催の模様
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■講師 能登洋 先生(聖路加国際病院内分泌代謝科 部長)
<略歴>
93年東京大学医学部卒業
東大病院内科研修医
94年米国ニューヨーク州ベス・イスラエル医療センター内科研修医
97年東京厚生年金病院内科医員
98年東大病院糖尿病代謝内科医員
03年米国テキサス州テキサス大学サウスウェスタン医療センター内分泌代謝内科臨床フェロー
06年東芝病院代謝内分泌内医員
09年国立国際医療研究センター糖尿病内分泌代謝科医長
14年聖路加国際病院内分泌代謝科医長
16年聖路加国際病院内分泌代謝科部長
<資格・学会>
医学博士
東京医科歯科大学医学部臨床教授
聖路加国際大学臨床教授
日本内分泌学会専門医・指導医
日本糖尿病学会専門医
日本内科学会総合内科専門医・指導医
日本糖尿病・ヒューマンデータ学会理事
米国医師免許、米国内科専門医
米国内分泌代謝糖尿病専門医
米国内科学会上席会員(FACP)
<著書(抜粋)>
・レジデントのための内分泌代謝教室〈米国専門医に教わる全13章〉.日本医事新報社.2021年
・最新糖尿病診療のエビデンス(改訂版).日経BP.2019年.
・スッキリわかる!臨床統計はじめの一歩改訂版羊土社.2018年.
・2週間でマスターするエビデンスの読み方使い方のキホンすぐにできるEBM実践法.南江堂.2013年.
日本メディカルスキルアップは医師向けの対面形式のセミナー(会場受講)を重視し、2009年4月より計800回以上医療技術セミナーを開催してまいりました。製薬企業とは無縁の独立系セミナーで、臨床現場、専門領域の第一線で活躍する講師の質と圧倒的な学習時間で医療業界に貢献してまいります。一般医学系の他、さまざまなジャンルのセミナーを開催しております。