総合診療系

実地医家のための疾患を追い詰める総合診療の極意!  (600回記念セミナー)

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ドクターG の「医療面接」「問題解決方法」で疾患を解明する

■講師 竹村洋典 先生(東京医科歯科大学総合診療科 教授)
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【セミナー概要】
本医療技術セミナーのテーマは「疾患を追い詰めるための総合診療の極意」です。演者がアメリカの家庭医療(総合診療)の専門医研修でマスターし、日本で医療面接のデータを撮りまくり解析した結果、得られた秘密の極意です。もしあなたがこの極意を知れば、その日から総合診療のマスターになれます!
本セミナーの第1部では、総合診療で効果的な「医療面接」、第2部では、総合診療でよく使われる「問題解決方法」について講義します。
 
第1部:私たちは、多くの医療面接をビデオに撮り、また患者さんからアンケートをとって、それらを丹念に分析しましたら、いろいろな新事実が出てきました!
これまで行ってきた研究で得られた「日本の医療面接」のエビデンスをすべてお話します。診断に必要な身体的情報を得るために最適な医療面接とは、そして精神的な情報を得るために必要な医療面接のコツを。また、患者が満足するような医療面接の極意も紹介します。患者中心の医療は疾患によっては逆効果といった新事実も。さらには、日本の患者さんにとって信頼できる服装などについても紹介しますが、これらはすぐに実行できるものです。
第2部:臨床上の問題解決は、上げられた鑑別診断の確率で語られます。疾患の治療をするために必要な確率(治療閾値)を超えるまで、医療面接、身体診察、検査・画像などで診断の確率を上げていきます。そのためには、検査・画像などの感度や特異度を勘案しながら検査・画像などを選択していきます。それらの検査・画像の組み立ても直列にするか並列にするか、考慮が必要です。また、人間が落ち入りやすい思考過程のミスにも気を付ける必要があります。これらのアメリカ流の問題解決方法をわかりやすく詳説します。
皆さま、奮ってご参加ください。
本セミナーの第1部では、総合診療で効果的な「医療面接」、第2部では、総合診療でよく使われる「問題解決方法」について講義します。
 
第1部:私たちは、多くの医療面接をビデオに撮り、また患者さんからアンケートをとって、それらを丹念に分析しましたら、いろいろな新事実が出てきました!
これまで行ってきた研究で得られた「日本の医療面接」のエビデンスをすべてお話します。診断に必要な身体的情報を得るために最適な医療面接とは、そして精神的な情報を得るために必要な医療面接のコツを。また、患者が満足するような医療面接の極意も紹介します。患者中心の医療は疾患によっては逆効果といった新事実も。さらには、日本の患者さんにとって信頼できる服装などについても紹介しますが、これらはすぐに実行できるものです。
第2部:臨床上の問題解決は、上げられた鑑別診断の確率で語られます。疾患の治療をするために必要な確率(治療閾値)を超えるまで、医療面接、身体診察、検査・画像などで診断の確率を上げていきます。そのためには、検査・画像などの感度や特異度を勘案しながら検査・画像などを選択していきます。それらの検査・画像の組み立ても直列にするか並列にするか、考慮が必要です。また、人間が落ち入りやすい思考過程のミスにも気を付ける必要があります。これらのアメリカ流の問題解決方法をわかりやすく詳説します。
皆さま、奮ってご参加ください。

セミナー要綱

セミナーNO. 600
開催日 2020年2月11日 10:00〜15:00
講師 ■竹村洋典 先生(東京医科歯科大学総合診療科 教授)
診療科目 総合診療系
DVD価格 5,500円(会員価格/税込)

終了したセミナーの報告と開催の模様

■2020年2月11日(火・祭)に開催しました第600回記念医療技術セミナー『実地医家のための疾患を追い詰める総合診療の極意!−ドクターGの「医療面接」「問題解決法」で疾患を解明する』は盛会裏に終了しました。
講師には、東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科全人的医療開発学講座総合診療医学分野教授で、三重大学名誉教授であります竹村洋典先生をお迎えしました。スキルアップでは、三重大学総合診療科の時代に、「たけしの家庭の医学」に出演され、あちこちの医療機関のどこもが見つけられなかった疾患を見つけられたエピソードを見て、お招きを続けていたのですがなかなか実現しなかったのですが、三重大学を定年退官され、2年前から東京医科歯科大学においでになっているということを聞きつけ、改めてお願いをしたところ、ようやく実現したものでした。
竹村洋典先生は、総合診療の領域では重鎮であり、日本専門医機構総合診療医検討委員会の副委員長をお勤めです。セミナーのタイトルも”大きな”ものにしていただきました。一方で、スキルアップセミナーも開催600回に到達したのですが、600回記念を飾るに相応しいセミナーになりました。
講義の組立ですが、午前のタイトル「知っていないと大変なことになる『医療面接』の極意!」では、”医療面接”のデータを蓄積するのに、開放型質問法を採り、診断に必要な情報として時間−期間、持続、頻度、経口、部位、質、程度、症状を起こす状況、増悪・寛解因子、随伴症状に関する質問の意義等について解説がありました。次に、診療を満足させるような面接技法、患者中心の医療が本当に病状を改善するのか、さらに医師のドレスコードについて、興味深いお話の連続でした。ちなみに、医師の診察時の服装ですが、白衣で前を開けずにボタンも詰めて、腕もまくった方が好感が持たれる、さらに手術着の色はともかく、頭髪の色は黒・・・の方が好感度が高いとのことでした。
午後のタイトル「知っていないと大変なことになる『臨床判断の極意!』」についても興味深いお話の連続でした。

■講師 竹村洋典 先生(東京医科歯科大学総合診療科 教授)
<略歴>
早稲田大学理工学部から1982年に防衛医科大学に入学。1988年に防衛医科大学病院等で総合臨床医学研修を開始、1991年に米国・テネシー大にて3年間、家庭医療レジデントとなり米国家庭医療専門医および米国家庭医学会フェロー取得。1998年から防衛医科大学病院総合臨床部・助手。2001年から三重大学医学部附属病院総合診療科・准教授、2010年三重大学大学院医学系研究科家庭医療学/医学部附属病院総合診療科・教授。2018年7月より東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科全人的医療開発学講座総合診療医学分野教授。三重大学名誉教授。
 
日本専門医機構総合診療医検討委員会・委員、認定更新部会・部会長。
日本医師会生涯教育推進委員会・委員
米国家庭医療専門医・米国家庭医学会認定フェロー、
日本内科学会認定総合内科専門医・指導医、
日本プライマリ・ケア連合学会プライマリ・ケア認定医・指導医、
日本医学教育学会認定医学教育専門家。
 
<著書等>
竹村洋典:臨床医になるための必修アイテム、南江堂、東京
竹村洋典、北村大.
ウデを磨く・アタマを鍛えるシリーズ総合
診療科的アプローチ
こうすればUP(特集).日本医事新報;4662
号:監修.(2013.08)、
その他多数の著書。

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