医業経営・法律系

IoTと医療の未来

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ボイスコントロールの新しい電子カルテ

■講師 後藤利夫 先生(新宿大腸クリニック 院長)
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【セミナー概要】
第1部IoTと医療の未来
 
IoT(InternetofThings、モノのインターネット)をご存知ですか
インターネットは30年前デスクトップパソコン、20年前ノートパソコン、10年前タブレット、現在スマートフォンとどんどん小型化してきました。
 
今後10年はさらに小型化して小さなチップとなってモノに組み込まれるでしょう。
 
医療の世界でも、聴診器、体温計、消灯、室温管理とカーテン・窓の閉開、ゴミ箱の管理、薬の配布、待ち時間管理、遠隔診療への応用など、ありとあらゆるモノにインターネットが繋がるとそれがインテリジェント化し、便利に効率よく働きだします。
 
難しくはありません。プログラムの知識は無くても大丈夫です。
 
IoTとはどういうモノかそれがなにができるのか実際にどのようにすればできるのかをお話しします。
 
きっと先進的なあなたの医院の業務の効率化に役立つと思います。
 
さらにIoTの主役となるグーグルボイスの他、グーグルスプレッドシート、グーグルカレンダーの医療業務への利用などにも言及したいと思います。
 

 
第2部ボイスコントロールの新しい電子カルテ
〜使いやすさと業務効率改善〜
 
レモンテクノロジー社は、現在アドバンスドメディア社の日本一の音声認識アミボイスエンジン搭載の電子カルテ「オレンジ」を開発中です。
 
従来の電子カルテはキーボード入力に抵抗がある方や紙のカルテの方が業務効率がいいという理由で採用しないクリニックや中小病院が多くありました。
 
従来はモニタを見ながらキーボードとマウスで操作していましたが、この「オレンジ」は入力や読みとりが音声でできるばかりではなく、すべての操作が音声でできます。
 
すなわち、モニタ、キーボード、マウスが無くてもいいのです。
 
例えば、ナースが病棟にいてカルテを書くとき、ナースステーションに戻って入力するのではなく、現場から音声で入力できます。
 
例えば、内視鏡医が、診察室に戻ってカルテを書かなくても、内視鏡中に検査室で所見を書けます。
近々、発売予定のIoTから派生して生まれたこの電子カルテの詳細をご紹介します。

セミナー要綱

セミナーNO. 585
開催日 2019年8月25日 10:00〜12:00
講師 ■後藤利夫 先生(新宿大腸クリニック 院長)
診療科目 医業経営系
DVD価格 5,500円(会員価格/税込)

終了したセミナーの報告と開催の模様

■8月25日(日)に開催しました第585回医療経営セミナー『IoTと医療の未来−キーボードもマウスも使わない!:ボイスコントロールの新しい電子カルテ』は盛会裏に終了しました。
講師には、?レモンテクノロジー社代表後藤利夫先生をお招きしました。いつも「大腸内視鏡」「水浸法」でお話しいただける、あの天才医師です。今回は、ITの世界では世界的に有名なあのアップル社の向こうを張って、新たなテクノロジーで、医療界での省力化、人材不足の克服・・・等の課題を解決されようとしているのです。
講義の組立は以下の通りでした。
第一部IoTと医療の未来
第二部ボイスコントロールの新しい電子カルテ
〜使いやすさと業務効率改善〜
IoTとは、InternetofThings、モノのインターネットのこと。医療の世界でも、ありとあらゆるものがインターネットに繋がると、それがインテリゼント化して、便利に効率よく働きだす・・・こと。医療の世界のIoTとしては、聴診器、体温計、消灯、室温管路とカーテンや窓の開閉、ゴミ箱の管理、薬の配布、待ち時間の管理、遠隔診療への応用などがが考えられます。一方で、2020年から小学校でプログラミング教育が始まるとのこと。パソコンのマウスやキーボード代わりに様々なセンサが安く売られている・・・中で、その活用を考えた・・・とのこと。
そもそも医療現場では、外来における診察や、病棟等での、日々の診療現場でカルテを残すことが必要ですし、そのカルテが数年前の医療制度・費用の改定時から電子カルテ化されております。要はそのカルテの記入、あるいは入力の方法ですが、現状では診察室に事務スタッフが控えておられ、診察状況や問診のやり取り等をメモあるいはマウスを使うなどして入力されていると思いますし、病棟ではナースがバイタルデータや投薬・点滴などの医療行為をメモしておき、後刻、人力で入力が行われているかと思いますが、それをマウスも使わずボイス=声で自動的に入力され、かつ、AIを活用して入力の精度も向上させようというものです。
四国の病院から受講されたある副院長さんは、ナースにいっても時間が無いのか、なかなか入力してくれない。大きな声でデータを言えば、それが正しく入力されるようになるとどれだけ素晴らしいことか・・・と思うので聞きに来た、とのこと。
現在の回月の状況では、来年には製品化ができ、発売にいたれるであろう、との見通しでした。素晴らしい!!
後藤先生は、次に、大腸内視鏡の挿入も、ロボットにやらせられるようにしたい・・・と夢は大きく持っておられます。そのうちきっと実現することでしょうね。素晴らしい!!。

■講師 後藤利夫 先生(新宿大腸クリニック 院長)
<略歴>
88年3月東京大学医学部卒業(医師免許取得)
88年4月〜94年3月東京大学付属病院物療内科(消化器研究室)に勤務、研修医、医局員を経て助手
94年4月〜98年3月徳田虎雄に会い、徳洲会
病院(鹿児島、徳之島病院)に勤務する
98年3月〜00年3月西新宿胃腸クリニックを開設し、独立・開業
00年4月〜03年3月自由診療で大腸内視鏡を
行う
03年4月〜09年3月大隅鹿屋病院内視鏡セン
ター長。鹿児島県で多くの講演活動。
09年3月〜現在新宿にコンパクトな実験クリ
ニックである「新宿大腸クリニック」を開設
(稀有な歩みの詳細は、ホームページでご覧下さい)
<紹介>実父の大腸がんを機に大腸がんの早期発見・治療の重要性を痛感し、「大腸がん撲滅」を目標に独自の無麻酔・無痛大腸内視鏡検査法を開発。
全国各地の医療機関で無痛内視鏡検査を実践、後進の指導にあたるかたわら、著作・講演等の啓蒙活動にも熱心である。独自の無痛大腸内視鏡検査は好評で、遠方から足を運ぶ患者も少なくない。また「大腸がん撲滅」のために始めた便秘外来では患者の悩みに親身に対応し、その誠実な人柄に信頼も篤い。
<著書>
『腸をきれいにする特効法101改訂版』(主婦と生活社、14年)、『あなたの知らない乳酸菌力』(小学館、11年)、『その便秘こそ大腸ガンの黄信号』(祥伝社、01年)、『腸イキイキ健康法』(主婦と生活社、02年)、『腸いきいき健康ジュース』(ムック、07年)など著作多数。

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販売価格  ¥5,500(税込)

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