皮膚科系

実地医家のための 日常診療で診るアレルギー最新情報

s00584
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皮膚アレルギーと蕁麻疹

■講師 千貫祐子 先生(島根大学医学部皮膚科 講師)
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【セミナー概要】
近年、食物アレルギーの診断や対処方法は大きな転換期を迎えている。アレルゲンコンポーネントを用いた血液検査の保険適応により、食物アレルギーの診断性能は大きく向上した。そして対処方法として、原因食物を避けさせる時代から、可能な範囲で食べさせる時代となってきた。ではどのように診断、対処すればよいのか。本医療技術セミナーでは、日常診療で診る食物アレルギーの診断方法、対処方法を紹介する。
また、2018年に日本皮膚科学会の蕁麻疹診療ガイドラインが改訂された。蕁麻疹は一生のうちに5人に1人は罹患する、ありふれた疾患である。ただし、その分類は4グループ16病型と、実は大変複雑に発症しており、各々対処方法も異なってくる。本医療技術セミナーでは、日常診療で診る蕁麻疹の診断方法、対処方法も合わせて紹介する。
皆さま、奮ってご参加ください。
12:30-14:30食物アレルギー
?食物アレルギーの診断方法
?食物アレルギーの対処方法
?食物アレルギーの感作原因と交差反応・定義・基準(症例呈示、動画)
 
14:30-14:45休憩
 
14:45-16:45蕁麻疹
?蕁麻疹の病型と診断方法
?蕁麻疹の対処方法

セミナー要綱

セミナーNO. 584
開催日 2019年12月22日 12:30〜16:45
講師 ■千貫祐子 先生(島根大学医学部皮膚科 講師)
診療科目 皮膚科系
DVD価格 5,500円(会員価格/税込)

終了したセミナーの報告と開催の模様

■12月22日(日)午後の4時間で開催しました第584回医療技術セミナー『実地医家が日常診療で診るアレルギー最新情報−食物アレルギーと蕁麻疹』は盛会裏に終了しました。
講師には、島根大学医学部皮膚科講師で、医局長を務めておられてお忙しいスケジュールの中で、遠く島根からお出でいただくことになりましたが、千貫祐子先生をお招きしました。大変なご無理を申し上げました。
講義の組立ですが、前半の部はタイトル『食物アレルギー』で、以下の内容構成でした。
・食物アレルギーの診断方法
・食物アレルギーの対処方法
・食物アレルギーの感作原因と交差反応・定義・基準(症例呈示・
動画)
後半の部はタイトル『蕁麻疹』で、以下の内容構成でした。
・蕁麻疹の病型と診断方法
・蕁麻疹の対処方法
 
前半では、小麦アレルゲンによる「茶のしずく石鹸」の事例と教訓、運動依存性誘発アナフィラキシー、口腔アレルギー、花粉アレルギー、アトピー性皮膚炎、魚アレルギー、獣肉アレルギー、抗ガン剤アレルギー、ダニアレルギー、等が取り上げられました。
後半では、特発性蕁麻疹、コリン性蕁麻疹、大豆アレルギー、寒冷蕁麻疹、日光蕁麻疹、アスピリン性蕁麻疹、魚蕁麻疹、圧蕁麻疹、慢性蕁麻疹、等多彩な蕁麻疹を取り上げていただきました。
この日は会場いっぱいの受講者で、質問もたくさん出て、大いに盛り上がりました。
 
どちらのテーマも、スキルアップセミナーでは、2012年に藤田保健衛生大学坂文種報徳会病院の宇理須厚雄先生(#139)に、2014年に神奈川県立こども医療センターの栗原和幸先生(#242)にお話しいただいて以来の、久しぶりの話題となりました。

■講師 千貫祐子 先生(島根大学医学部皮膚科 講師)
<略歴>
1996年島根医科大学医学部医学科卒業
同年島根医科大学医学部附属病院皮膚科医員(研修医)
1997年島根医科大学医学部附属病院皮膚科助手
2002年平田市立病院(現出雲市立総合医療センタ
ー)皮膚科医師
2007年島根大学医学部大学院(博士課程)入学
2009年島根大学医学部皮膚科助教
2013年島根大学医学部大学院(博士課程)修了
 
<学会活動>
日本皮膚科学会専門医
日本皮膚科学会蕁麻疹診療ガイドライン第3版作成委員
日本皮膚免疫アレルギー学会評議員
日本研究皮膚科学会代議員

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医師会員、コ・メディカル会員

販売価格  ¥5,500(税込)

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