精神・神経科系

発達障害4 「学習障害(LD)やその他の発達障害の支援、事例から学ぶ発達障害と支援者の役割」

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■講師 篠山大明 先生(信州大学医学部精神神経科 准教授)
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【セミナー概要】
近年のわが国における「発達障害」への急激な関心の高まりには目を見張るものがあります。しかし、「発達障害」という言葉だけが先行し、理解や支援が追いついていない現状があることも否めません。どこまでが発達障害であるかの線引きは時代とともに変化しており、昔であれば何ら異常とされなかった人たちまでもが発達障害と見なされる現状に違和感を覚える方も多いことかと思います。
医療のみならず、教育や福祉の領域でも発達障害への理解が欠かせない時代になり、実際に診断される人数も急上昇しています。今回の4回シリーズでは、発達障害の基本的な概念や医学的定義についての解説はもちろん、具体的な事例の紹介等も通じて、発達障害への理解を深めていただき、日々の診療や日常生活に活かしていただけるような内容にしたいと考えております。
皆さま、ぜひ奮ってご参加ください。
発達障害4
「学習障害やその他の発達障害の支援、
事例から学ぶ発達障害
・発達障害の基本的な理解
・自閉スペクトラム症の事例
・ADHDの事例
・限局性学習症の事例

セミナー要綱

セミナーNO. 574
開催日 2019年11月3日 10:00〜15:00
講師 ■篠山大明 先生(信州大学医学部精神神経科 准教授)
診療科目 精神・神経科系
DVD価格 5,500円(会員価格/税込)

終了したセミナーの報告と開催の模様

■11月3日(日)に開催しました第574回医療技術セミナー『実地医家のための日常診療で遭遇する発達障害4(4回シリーズ)−学習障害、限局性学習症(LD)/事例から学ぶ発達障害』は盛会裏に終了しました。
講師には、信州大学医学部精神医学教室准教授、子どものこころ発達医学教室/子どものこころ診療部准教授であります篠山大明先生をお招きしました。4月29日『発達障害とは』、7月14日『自閉スペクトラム症』、9月15日『注意欠如・多動症』に続いての、シリーズ4回目です。
講義の組立ですが、午前は以下の内容でした。
・学習障害LD(限局性学習症)とは
・「限局性学習症」の定義と概念
・歴史背景
・学習障害の支援
また、午後の組立は、以下の通りでした。
・発達障害の症例呈示
・発達障害の理解と支援
当日、会場受講者の中には、発達障害を持つ20歳の娘さんを持つ医師が来られておりましたが、将来のことを心配されているのだと思いますが、熱心に質問をされておりました。
 
ところで、最近、NHKが「発達障害」について取り上げる機会が目立っております。ある番組には篠山先生の所属される信州大学のこどものこころ発達医学教室の教授であります本田秀夫先生が出演されておられました。
また、先日、いつも早朝に放送されている『目撃ニッポン!』という番組で、知的障害者ではなく、発達障害をもった約20名を従業員として”フルーツ石鹸”を作り販売する事業を成功させている小田原市にある企業の実例を紹介しておりました。リーダーである若い社長が、上手に従業員と正面から向き合い、悩みごとの相談に乗り、なだめ、激励し、ホントに導く・・・という表現がぴったりの指導ぶりで、素晴らしい方でした。
他には、茨城県の医師会で、今秋から”発達障害”を取り上げ、勉強会を始られる・・・という動きもあるそうです。もっと世を挙げて、この問題に取り組み、支援の輪を広げていけたらと、考えます。
 

■講師 篠山大明 先生(信州大学医学部精神神経科 准教授)
 
 

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