脳神経内科系(神経内科)

昼間の神経学、夜間の神経学

s00564
s00564

神経専門医はこう診る−よく遭遇する神経疾患を中心に

■講師 吉井文均 先生(神奈川県済生会 湘南平塚病院 顧問)
>講師詳細はこちら 
 

【セミナー概要】
通常の外来診療は昼間に行われるので、神経疾患に限らず、診察所見は昼間の状態を診て判断することが多いと思います。しかし、疾患によっては夜間に症状が出現し、また顕著になるものがあり、その場合は問診で症状を確かめる必要があります。
今回の医療技術セミナーでは、実地医家の先生方も経験することが多い夜間の神経症状を取り上げ(診察デモ付き)、その対処法について解説してみます。夜間症状への対応が患者さんのQOL向上に大きく影響します。夜間の神経学にも注目することで、先生方の診療の幅も広がると思います。
皆さま、奮ってご参加ください。
10:00-12:00
1)夜中の大声:それはレム睡眠行動異常症かもしれません。
2)モーニング・オフ:パーキンソン病では夜間の薬の管理が重要です。
3)夜中のトイレ:高齢者の睡眠不足の原因は夜間頻尿です。
 

12:30-14:30
4)睡眠時無呼吸症候群:昼間の眠気だけでなく、高血圧、心疾患、認知症の原因です。
5)夕方からの足のしびれ:むずむず脚症候群の対処法をご存知ですか。
6)夜になるとうろうろ歩き、ブツブツ独り言:認知症ではなく、夜間せん妄です。

セミナー要綱

セミナーNO. 564
開催日 2019年9月1日 10:00〜15:00
講師 ■吉井文均 先生(神奈川県済生会 湘南平塚病院 顧問)
診療科目 神経内科系
DVD価格 5,500円(会員価格/税込)

終了したセミナーの報告と開催の模様

■9月1日(日)に開催しました第564回医療技術セミナー『実地医家のための日常診療における昼間の神経学、夜間の神経学』は盛会裏に終了しました。
講師には、神奈川県済生会平塚医療福祉センターセンター長で、東海大学名誉教授であります吉井文均先生をお招きしました。調べてみましたら6回目のご登場にあたり、今回からは切り口が変わり『昼間の神経学、夜間の神経学』というこれまでとタイトルのイメージも一新されました。素晴らしいことです。
講義の組立ですが、午前の講義は以下の通りでした。
・夜中の大声:レム睡眠行動異常症
・モーニングオフ:パーキンソン病では夜間の薬の管理が重要
・高齢者の夜中のトイレ:睡眠不足の原因につながる夜間頻尿
また、午後の組立は、以下の通りでした。特に、もともと予定していただいていた前の3項目に加えて、よく遭遇する症状であります「夜間の強い頭痛」を当日に急遽加えていただき、充実した内容になりました。
・睡眠時無呼吸症候群(ASA):睡眠不足だけでなく、高血圧、心疾患、認知症の原因
・むずむず脚症候群の対処法
・夜間せん妄:夜になるとうろうろ歩き、ぶつぶつ独り言をいうという症状ですが、認知症ではなく夜間せん妄です
・夜中の頭痛(突然の激烈な痛み)
講義では、診察のデモが数回にわたり行われ、モデルさんを相手に、やさしく丁寧な診察の仕方を、示していただきました。
会場はもちろん、ネットでの受講者からは、質問や確認の声が相次ぎ、盛り上がりました。
 

■講師 吉井文均 先生(神奈川県済生会 湘南平塚病院 顧問)
<略歴>
75年慶應義塾大学医学部卒業
85年MountSinaiMedicalCenter(MiamiUSA)に留学
97年東海大学医学部助教授(神経内科学教室)
05年東海大学医学部教授(内科学系神経内科)
11年東海大学医学部付属大磯病院病院長
16年社会福祉法人恩賜財団神奈川県済生会平塚医療福祉センターセンター長
21年4月より現職
東海大学名誉教授

ビジターは購入できません。

医師会員、コ・メディカル会員

販売価格  ¥5,500(税込)

商品選択

数量  

SOLD OUT