循環器科系

プライマリケアで心電図判読を活用する

s00554
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判読から疾患への対応まで

■講師 速水紀幸 先生(帝京大学溝の口病院第4内科 病院教授)
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【セミナー概要】
循環器診療では心電図検査は必須の検査ですが、その判読にはある程度の経験を要しますので苦手と思われている先生も多いと思います。しかし、心電計には自動診断機能がついており、その精度は非常に高くなっています。これを過信してはなりませんがうまく活用すれば心電図判読はかなりやりやすくなります。
今回の医療技術セミナーの前半では心電図の取り付け方や波形の考え方などの基本事項、自動診断を参考にすることを前提に心電図判読をする際の注意点を解説します。
後半では不整脈を中心に心電図で判読できる疾患を取り上げ、疾患の概要と治療方針、プライマリケアでの対応について解説します。
皆さま、奮ってご参加ください。
■講演プログラムおよび要旨(受講者各位の録画・録音は固くお断りします)
 
10:00-12:00
1)間違えのない電極取り付け法
2)刺激伝導系の復習
3)電気軸の考え方Cabrera配列とは
4)正常波形
5)異常波形の概説
 
12:30-14:30
1)不整脈を中心とした各論(病態と対処法の解説)
2)心房細動・期外収縮・Brugada型心電図など

セミナー要綱

セミナーNO. 554
開催日 2019年6月9日 10:00〜15:00
講師 ■速水紀幸 先生(帝京大学溝の口病院第4内科 病院教授)
診療科目 循環器科系
DVD価格 5,500円(会員価格/税込)

終了したセミナーの報告と開催の模様

■6月9日(日)に開催しました第554回医療技術セミナー『プライマリケアでの心電図判読を活用する−判読から疾患への対応まで』は盛会裏に終了しました。
講師には、帝京大学医学部附属溝口病院第四内科病院教授速水紀幸先生をお招きしました。初めてのご登場です。
講義の組み立てですが、午前のタイトル「心電図判読の注意点」で、以下の通りでした。
心電図の自動診断
心臓の構造・刺激伝導系の復習
心電図の意味するもの
再現性のある電極取り付け法
心電図計測法
電気軸の考え方・Cabrera配列
正常波形
心電図所見の各論
午後のタイトル「不整脈の治療と管理」で、以下の通りでした。
EPS・カテーテルアブレーション
不整脈治療の方針
心房期外収縮
心室期外収縮来
心房細動
発作性上室頻拍
洞不全症候群
房室ブロック
Brugada症候群
早期再分極症候群
今や、心電図検査の領域では自動診断の時代に入っているようですが、速水先生の評価によりますと、「かなり正確に診断し、それなりに信頼できるが、虚血や肥大等の最終診断はエコー検査等を組み合わせて行う必要がある。また最終的には、自らの眼で確かめることが極めて重要である」、とのことでありました。
質疑では、特に薬物療法について、会場内からもネット受講者からもたくさんの質問が寄せられました。

■講師 速水紀幸 先生(帝京大学溝の口病院第4内科 病院教授)
専門分野:循環器不整脈
 
<略歴>
92年3月東京大学医学部卒業
6月東京大学医学部附属病院研修医
93年6月心臓血管研究所レジデント
95年6月東京大学医学部第二内科医員
00年3月東京大学大学院医学系研究科修了
03年6月帝京大学医学部附属溝口病院助手
05年4月同講師
09年4月同准教授
16年3月同病院教授(現職)
 
<所属学会>
日本内科学会、
日本循環器学会、
日本不整脈心電学会(評議員)、
日本内科学会認定・総合内科専門医・指導医、
日本循環器学会認定循環器専門医

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販売価格  ¥5,500(税込)

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