消化器科系

プライマリ・ケアでのエコーを活用した腹部症状診療のコツ③

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■講師 豊田英樹 先生(ハッピー胃腸クリニック)
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【セミナー概要】
最近、「ベッドサイドで臨床医が行う超音波検査、point-of-careultrasound:POCUS」が注目されています。POCUSは、ベッドサイドや診察室などで行う超音波検査のことです。
今回の医療技術セミナーは「クリニックで遭遇する腹部症状に
対するPOCUSをどのように行うか」について、実際にモデルを用いてエコーを行いながら、その手順を説明します。次に、受講者の方にも実際にプローブを握っていただきエコー検査を体験していただきます。
一般によく知られた肝臓・胆嚢・胆管・膵臓・腎臓・膀胱・前立腺のほかに胃・小腸・大腸などの消化管や、腸間膜、腹部大動脈、腹腔動脈、上腸間膜動脈、上腸間膜静脈などがどのように見えるのかをお示します。実際にエコーのモニターに映っているものについての解剖についてもわかる範囲で説明します。もちろん、虫垂の描出方法も説明します。ただし、正常の虫垂がきれいに描出できるかどうかはモデルさんによるところが大きいことをご了承下さい。
「患者様のハッピー」と「クリニックの生き残り」のために役立つ腹部エコー活用法を皆様と一緒に考えたいと思います。
皆さま、奮ってご参加ください。
10:00-11:00肝臓・胆嚢・胆管・膵臓・腎臓・膀胱の描出方法の説明
11:00-12:00上記のハンズオン
 
12:40-13:40胃・小腸・大腸の描出方法の説明
13:40-14:40上記のハンズオン

セミナー要綱

セミナーNO. 543
開催日 2019年3月24日 10:00〜15:00
講師 ■豊田英樹 先生(ハッピー胃腸クリニック)
診療科目 消化器科系
DVD価格 5,500円(会員価格/税込)

終了したセミナーの報告と開催の模様

■3月24日(日)に開催しました第543回医療技術セミナー『プライマリケアでのエコーを活用した腹部症状診療のコツ?』は盛会裏に終了しました。
講師には、三重県亀山市・ハッピー胃腸クリニック院長豊田英樹先生をお招きしました。昨年8月26日、同名の?に続いて3回目です。
要は患者からの腹部症状の訴えについてエコーによる描出画像をお示しいただいての診断と考察、そして受講者によるハンズオンです。
講義の組立は以下の通りでした。
午前は、「肝臓・胆嚢・胆管・膵臓・腎臓・膀胱の描出方法の解説とハンズオン」でした。
紹介されました、症例は、「腹部大動脈瘤」「陳旧性信金梗塞」を始めとして21例で、描出の仕方、関連する疾患の診かた・・・等が紹介されました。
午後には、「胃・小腸・大腸の描出方法の解説とハンズオン」が行われました。
紹介されました、症例は、「大腸・憩室炎」「結腸癌「盲腸憩室炎」「膀胱癌」等14例で、描出の仕方、関連する疾患の診かた・・・等が動画を交えて紹介されました。
ハンズオンの場面では、モデルさんを相手に、受講者が交代でプローブを持っていただいて、エコー機の画像を見ながら、ああでもない、こうでもない・・・と押したり緩めたり、傾けたり、角度を変えたり回したり・・・と、取り組んでいただきました。豊田先生は、受講者の質問に答えられたり、描出方法に悩む受講者の手を取り、「こうしたらどうですか・・・」と、ピタリピタリ、いとも簡単に操作、描出されて行かれるので、皆さん感心しておられました。素晴らしい!!
 

■講師 豊田英樹 先生(ハッピー胃腸クリニック)
専門分野:消化器内科
 
<略歴>
88年順天堂大学医学部卒業
02年KarolinskaHospital(スウェーデン、ストックホルム)に留学
04年三重大学講師(光学医療診療部)
07年三重大学光学医療診療部副部長
08年ハッピー胃腸クリニック院長
09年三重大学医学部臨床教授

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