総合診療系

一般外来における免疫疾患・膠原病の見つけ方

s00528
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みたことがない疾患でも疑い、拾い上げる(非感染性炎症性疾患を中心に)

■講師 國松淳和 先生(南多摩病院総合内科・リウマチ膠原病科 部長)
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【セミナー概要】
比較的めずらしい疾患というのは、年に1例とか数年に1例とかなので、準備しておくのが難しいと思います。知識として勉強したとしても、みたことがない疾患や経験数が少ない疾患を、うまく診断できるとは限りません。
今回の医療技術セミナーは、非感染性炎症性疾患を中心にこうした少し稀な疾患の解説をします。解説といっても、教科書的な平板な知識を伝授するのではありません。また、巷でよくあるケーススタディをしていくのともちょっと違います。ケースは使いますが、実際の受診パターン(発症様式や初期症候)や注目すべき所見、症状のバリエーション、何よりこうした日常的には出会わない疾患を実際にどう疑うかなど、診断プロセスを可能なかぎり追体験していただく工夫をしつつ、実際に自分自身で拾い上げることができるようになることを目標に解説します。
皆さま、奮ってご参加ください。1疾患30分くらい
合計8疾患程度
(以下を予定、順序未定)
 
リウマチ性多発筋痛症
結節性紅斑
菊池病
関節リウマチ
亜急性甲状腺炎
血管炎?
血管炎?
全身性エリテマトーデス

セミナー要綱

セミナーNO. 528
開催日 2019年2月11日 10:00〜15:00
講師 ■國松淳和 先生(南多摩病院総合内科・リウマチ膠原病科 部長)
診療科目 総合診療系
DVD価格 5,500円(会員価格/税込)

終了したセミナーの報告と開催の模様

■2月11日(月・祭)に開催しました第528回医療技術セミナー『実地医家のための一般外来における免疫疾患・膠原病の見つけ方−みたことがない疾患でも疑い、拾い上げる(非感染性炎症性疾患を中心に)』は盛会裏に終了しました。
講師には、前国立国際医療研究センター総合診療部で、現在医療法人社団永生会南多摩病院総合内科・膠原病内科の國松淳和先生をお迎えしました。これまで総合診療領域の「不定愁訴」3回、「不明熱」1+2回に、ご登場いただきました。國松先生にはなかなか難しいテーマに取り組んでいただいて来ておりますが、多くの実地医家各位の期待を集めたようで、たくさんの受講者においでいただきました。
講義の組立は、以下の8疾患をお取り上げになり、じっくり解説と検討を加えられ、熱心な質疑が行われました。
午前の部
・リウマチ性多発筋痛症(PMR)
・結節性紅斑
・菊池病
・関節リウマチ(RA)
午後の部
・亜急性甲状腺炎
・血管炎?
・血管炎?
・全身性エリテマトーデス(SLE)
質疑では、会場におられた多くの受講者からも、ネット受講者からもたくさん寄せられ、盛り上がりました。素晴らしい質疑でした。
國松先生も、セミナー終了後、「ほんとに実臨床をやっている者同士の素晴らしい質疑であった」と述べておられました。
内容の詳細はオンデマンド配信、あるいは復習用のDVDにゆだねたいと考えます。

■講師 國松淳和 先生(南多摩病院総合内科・リウマチ膠原病科 部長)
國松淳和先生紹介
2003年日本医科大学卒業。日本医科大学付属病院で初期研修。
2005年国立国際医療センター膠原病科シニアレジデントとしてリウマチ・膠原病の専門研修。
2008年国立国際医療センター国府台病院内科(一般内科/リウマチ科)。
2011年国立国際医療研究センター総合診療科
2018年医療法人社団永生会南多摩病院総合内科・膠原病内科へ
 
<所属学会・資格>
日本内科学会総合内科専門医、日本リウマチ学会リウマチ専門医、米国内科学会正会員
 
<著書>
『内科で診る不定愁訴―診断マトリックスでよくわかる不定愁訴のミカタ』(2014年11月;中山書店)
『病名がなくてもできること』(2019年5月;中外医学社)
『仮病の見抜きかた』(2019年5月;金原出版)
『また来たくなる外来』(2020年5月;金原出版)

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医師会員、コ・メディカル会員

販売価格  ¥5,500(税込)

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