水浸法による無痛内視鏡挿入マニュアルの完全解説 トレーニング編(STEP 2)
コロンモデルを用いた実演と実技指導 ?
■講師 後藤利夫 先生(新宿大腸クリニック 院長)
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【セミナー概要】
今回の医療技術セミナーは、テキストとして『水浸法による無痛内視鏡挿入マニュアル』(中外医学社)を使用し、計4日間でそのすべてを著者本人がわかりやすく解説します。特に動画解説を詳しく具体的に講演します。また10/9と11/4の午後の部は会場に内視鏡機械を持ち込んでコロンモデルを用いた実演・実技指導を行い、より実践的な講演を行います。
テキストは参加者は各自お買い求め下さい。参加者全員に本の付録動画DVDを、また4回ともすべてに出席された方には水浸法ポンプセットをプレゼントいたします。
皆さま、奮ってご参加ください!!
テキスト:『水浸法による無痛内視鏡挿入マニュアル』(中外医学社)が必要です。(本のDVDは参加者全員にプレゼントします)VDは参加者全員にプレゼントします)
<セミナー開催予定>
第1回(510回)
10月7日(日)午後・夕『STEP1理論編』の完全解説』
第2回(510回)
10月8日(祭)午前『STEP2トレーニング編』の完全解説
10月8日(祭)午後『コロンモデルを用いた実演と実技指導?』
第3回(511回)
11月3日(土)午後・夕『STEP3実践編』の完全解説』
11月3日(土)夜懇親会『水浸法を実践する』(参加自由)参加費3、000円
第4回(512回)
11月4日(日)午前『STEP4挿入困難の解決』
『STEP5ポリペクトミー』の完全解説
11月4日(日)午後『コロンモデルを用いた実演と実技指導?』
時間帯:
午後13:30−15:30、夕刻16:00−18:00、夜18:30−20:00、
午前10:00−12:00、午後12:45−14:45
セミナー要綱
セミナーNO. | 510 |
開催日 | 2018年10月8日 10:00〜15:00 |
講師 | ■後藤利夫 先生(新宿大腸クリニック 院長) |
診療科目 | 消化器科系 |
DVD価格 | 5,500円(会員価格/税込) |
終了したセミナーの報告と開催の模様
■10月7日(日)、8日(祭・月)に開催しました第509、510回医療技術セミナー『実地医家のための水浸法による大腸内視鏡挿入マニュアル完全解説(実演・実技指導付き)STEP1理論編1、2』は盛会裏に終了しました。
講師には、新宿大腸クリニック院長後藤利夫先生をお招きしました。後藤先生のご出演は、もうすでに10本の指では数えられなくなってしまいました。後藤先生には2016年夏に中外医学社から出版されました『水浸法による大腸内視鏡挿入マニュアル』が好評で、今回は「理論編」、「トレーニング編」、「実践編」、「挿入困難解決編」と各々の段階で実技指導を加えて、4回のシリーズで完全解説をしていただこう・・・という初めての企画で、会場にはいつものコロンモデルと内視鏡の他に、実際の「大腸内視鏡」一式を持ち込んでいただき、コロンモデルへの挿入演もやっていただきました。
会場には、?後藤先生の著書により、自己流で検査をやっているが、今回きちんと勉強しようと参加された方、?上部内視鏡で胃の検査はいつもやっているが、大腸内視鏡は患者さんが苦しがるのでやめて、専門医に来ていただいて続けていた。今回は再度自分でやり始めようと考えて参加した。?PCFという細い内視鏡で検査をやっているが、S字結腸の部分は普通に越えられて問題ないが、肝湾曲の先がなかなかうまく入れられず15分ほど時間がかかる。今回は、その問題を解決したくて参加した、とのこと。後藤先生は、受講者の参加の意図と日常使われている内視鏡から即座に状況を理解され、個別の指導まで、解説して行かれました。
特に?の医師には、その細径のファイバーでは肝湾曲を超えたらたわむでしょう・・・、実はそうなんです・・・、対策は・・・という会話を取り入れながら、の講義でした。
ネットからも、これまで何回か参加されている方々が、質問をお寄せになり、後藤先生は、「あー、この質問はなかなかに分かった方の質問だ・・・」と、喜びながら回答されておりました。
九州から参加された受講者の一人は、こんなに少人数で、憧れの講師と対話形式でのセミナーはうれしい(実はこの日は先週に続き超大型台風が日本列島を通過する観測・予報で、開催そのものを迷ったりした経緯から少なかったのです)。
次回は、予定の企画を少し変えて後藤先生のクリニックで実際の患者さんを相手に水浸法の実演や、少しは受講者自身にも手を出していただけるようにすることを考えております。
■講師 後藤利夫 先生(新宿大腸クリニック 院長)
<略歴>
88年3月東京大学医学部卒業(医師免許取得)
88年4月〜94年3月東京大学付属病院物療内科(消化器研究室)に勤務、研修医、医局員を経て助手
94年4月〜98年3月徳田虎雄に会い、徳洲会
病院(鹿児島、徳之島病院)に勤務する
98年3月〜00年3月西新宿胃腸クリニックを開設し、独立・開業
00年4月〜03年3月自由診療で大腸内視鏡を
行う
03年4月〜09年3月大隅鹿屋病院内視鏡セン
ター長。鹿児島県で多くの講演活動。
09年3月〜現在新宿にコンパクトな実験クリ
ニックである「新宿大腸クリニック」を開設
(稀有な歩みの詳細は、ホームページでご覧下さい)
<紹介>実父の大腸がんを機に大腸がんの早期発見・治療の重要性を痛感し、「大腸がん撲滅」を目標に独自の無麻酔・無痛大腸内視鏡検査法を開発。
全国各地の医療機関で無痛内視鏡検査を実践、後進の指導にあたるかたわら、著作・講演等の啓蒙活動にも熱心である。独自の無痛大腸内視鏡検査は好評で、遠方から足を運ぶ患者も少なくない。また「大腸がん撲滅」のために始めた便秘外来では患者の悩みに親身に対応し、その誠実な人柄に信頼も篤い。
<著書>
『腸をきれいにする特効法101改訂版』(主婦と生活社、14年)、『あなたの知らない乳酸菌力』(小学館、11年)、『その便秘こそ大腸ガンの黄信号』(祥伝社、01年)、『腸イキイキ健康法』(主婦と生活社、02年)、『腸いきいき健康ジュース』(ムック、07年)など著作多数。