呼吸器科系

実地医家が日常診療で使える漢方処方(2回目/4回シリーズ)

s00494
s00494

心身医学領域/呼吸器領域

■講師 奈良和彦 先生(東邦大学医療センター大森病院東洋医学科)
>講師詳細はこちら 
 

■講師 千葉浩輝 先生(東邦大学医療センター大森病院東洋医学科)
>講師詳細はこちら 
 

【セミナー概要】
今回の医療技術セミナーでは漢方薬の特徴を最大限に生かすために必要な基本的な漢方理論と、実地医家が日常診療で実際に使える漢方処方と診療上のコツを、ご紹介させていただければと考えております。
東邦大学東洋医学研究室の総力を挙げて取り組みます!!皆さま、奮ってご参加ください。10:00〜12:00
?心身医学領域の漢方治療 奈良和彦
漢方薬の効能書きを見ると、多くの漢方薬が全ての心身症に効きそうな印象を受けます。
しかし実際に処方してみると、なかなかうまくいかないという経験をお持ちの方も多いのではないでしょうかそこで個々の漢方薬
の特徴と選択・運用のノウハウを簡明にご紹介します。
 
13:00〜15:00
?呼吸器領域の漢方治療 千葉浩輝
「呼吸器疾患の病態生理の理解と漢方薬の選択」。呼吸器疾患は、病態も様々、感染症やアレルギー疾患を含め多岐にわたり漢方薬の選択にも苦慮することが多い疾患です。難解な言葉ではなく、伝統的な漢方のとらえ方を感覚的にわかりやすく、科学的な知見も含
め、日々の診療に生かせるよう定番処方の選び方を紹介させていた
だく予定です。
 

セミナー要綱

セミナーNO. 494
開催日 2018年7月1日 10:00〜15:00
講師 ■奈良和彦 先生(東邦大学医療センター大森病院東洋医学科)
■千葉浩輝 先生(東邦大学医療センター大森病院東洋医学科)
診療科目 呼吸器科系
DVD価格 5,500円(会員価格/税込)

終了したセミナーの報告と開催の模様

■7月1日(日)に開催しました第494回医療技術セミナー『日常診療で使える漢方処方2−心身症の漢方/呼吸器疾患の漢方(2回目/全4回シリーズ)』は盛会裏に終了しました。4月1日の1回目に続く2回目の開催です。
講師には、東邦大学医学部医療センター大森病院東洋医学科奈良和彦先生と千葉浩輝先生をお招きしました。
講義の組立ですが、午前の奈良和彦先生は、タイトルが「心身症の漢方」で、以下の通りでした。
1.基本事項
2.『肝』の病態
3.『肝』の治療に用いられる生薬と処方(方剤)
4.応用編
(1)ストレスによる消化器症状
(2)月経困難症・月経前症候群
午後の千葉浩輝先生は、タイトル『呼吸器疾患の漢方』で、以下の通りでした。
0.今日紹介する方剤
1.漢方での人体のとらえ方〜気・血・水〜
2.漢方での呼吸器症状のとらえ方
3.寒熱燥湿の概念
4.鼻炎の方剤
5.方剤理解のための7つの生薬
6.咳の方剤
7.その他の方剤
8.症例提示というものでした。
午前の講義の「心身症」では、病態、というか症状として「怒りっぽくなる」「眠れなくなる」「クヨクヨする・気分がふさぐ」「ため息をつく」、「食欲低下」「腹部膨満感」「季肋部痛・心窩部痛」「下痢/便秘」、他に月経に関する事項で「月経不順」「月経痛・月経前の乳房の張満感」「月経前のイライラ」を挙げられました。他に顔色、脈、舌の状態で診断されるとのこと。
薬では、基礎的なものとして「四逆散」「加味逍遥散」「抑肝散」「柴胡加竜骨牡蛎湯」「女神散」「帰脾湯」「半夏厚朴湯」「苓桂朮甘湯」の7つ、他にいつもお世話になっております「芍薬甘草湯」についても出されておりました。

■講師 奈良和彦 先生(東邦大学医療センター大森病院東洋医学科)
<略歴>
02年聖マリアンナ医科大学卒業医籍登録
臨床研修
02年聖マリアンナ医科大学病院内科研修医
04年聖マリアンナ医科大学大学院医学研究科
入学・免疫学専攻、医学博士号取得
08年東邦大学医療センター大森病院総合内科
後期研修医
09年東邦大学医療センター大森病院東洋医学科(現在に至る)
三浦於菟教授に師事

■講師 千葉浩輝 先生(東邦大学医療センター大森病院東洋医学科)
<略歴>
07年富山大学医学部卒業
07年黒部市民病院にて研修
09年千葉大学医学部附属病院小児病態学入局
以後、千葉県内の小児科・新生児科で勤務
15年東邦大学医療センター大森病院東洋医学科入局
 
資格:小児科専門医
 
所属学会:日本東洋医学会、日本小児科学会、日本アレルギー学会、日本小児東洋医学会

ビジターは購入できません。

医師会員、コ・メディカル会員

販売価格  ¥5,500(税込)

商品選択

数量  

SOLD OUT