循環器科系

新春記念セミナー3 実地医家のための心不全外来管理のコツ2

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高齢者時代の心不全治療

■講師 滝村英幸 先生(総合東京病院循環器内科 医長)
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【セミナー概要】
ここ数年、高齢者が増加していることは先生方も常に感じておられることかと思います。高齢者が増加すればするほど心不全患者は増加し、今後も日常臨床で診療する機会が増えていくことが予想されます。心不全は必ずと言って良いほど再入院を繰り返す症候群でありいかに再入院を抑制できるかがポイントです。また心不全とともに腎臓の機能も低下して行きます。よって心不全とともにいかに腎臓を保護するかが重要です。
今回、外来診療において、心不全を管理するコツと薬物療法につきまして病態を考え、具体的な薬物療法を中心にevidenceに基づいて学べるような機会にしたいと考えております。日常臨床にすぐに活用できる内容を提供できたらと思いますので、ご参加をお待ちしております。
■講演プログラムおよび要旨(個別の録画・録音は固くお断り申し上げます)
 
10:00−12:00「心不全の診断と経時的観察ポイント」
心不全の疫学
心不全の病態:身体所見や検査所見からどう考えるか
心不全と心エコー
心不全患者を外来で診ていく上でのポイント
 
13:00−15:00「心不全に対する薬物療法」
心不全治療薬概要
外来管理における薬物療法
症例提示による具体的な薬剤のコントロール
専門施設に紹介すべきタイミングと症例

セミナー要綱

セミナーNO. 469
開催日 2018年1月8日 10:00〜15:00
講師 ■滝村英幸 先生(総合東京病院循環器内科 医長)
診療科目 循環器科系
DVD価格 5,500円(会員価格/税込)

終了したセミナーの報告と開催の模様

■1月8日(月・祭)に開催しました第469回医療技術セミナー『新春記念セミナー3実地医家のための心不全外来管理のコツ−高齢者時代の心不全治療』は、多くの受講者をお迎えし盛会裏に終了しました。
講師には、総合東京病院循環器センター循環器内科医長滝村英幸先生をお招きしました。滝村先生は、昨年1月15日の『心不全』、10月15日の『タブレット型エコー機Vscanを活用した外来診療・在宅診療』以来、3回目のご登場です。
講義の組立は以下の通りでした。午前はタイトル『心不全の診断と経時的観察ポイント』で、
・心不全の疫学/・心不全の病態/・心不全と心エコー検査
・心不全患者を外来で見ていく上でのポイント
午後はタイトル『心不全に対する薬物療法』で、
・心不全治療薬概要
・外来管理における薬物療法
・症例提示による具体的な薬剤のコントロール
・専門施設に紹介すべきタイミングと症例、でした。
主宰子が、お聞きしていて理解できたことは、これだけ高齢者が増加していくと、心不全のうえでも”心不全パンデミック”が招来するであろう。糖尿病、高血圧、心房細動、弁膜症等の疾患もますます増加していく。利尿薬は腎臓に悪いのであまり使わない。ポイントは「腎臓をいかに守るか」にかかっていく。SGLT-2、ジャリアスは心不全を予防する・・・・・でした。
診断と薬物療法の全般を通して質問が相次ぎ、大いに盛り上がり続けました。
受講者の中には、熱心に勉強されている看護師さんが来ておられ、「最新の治療方法を現役医師から聞くことができて、大変勉強になりました」「エコーによる画像診断方法をもう少し詳しく知りたい」との感想を残して帰られました。
次回は、「画像診断」のテーマになることになりました。
 

■講師 滝村英幸 先生(総合東京病院循環器内科 医長)
【専門】
心不全、心血管超音波、インターベンション
 
<略暦>
06年聖マリアンナ医科大学卒業
06年聖マリアンナ医科大学病院初期臨床研修医
08年済生会横浜市東部病院循環器内科後期研修医
11年済生会横浜市東部病院循環器内科医員
15年済生会神奈川県病院循環器内科医長兼任
16年済生会横浜市東部病院循環器内科医長
16年12月総合東京病院循環器内科医長
現在に至る

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販売価格  ¥5,500(税込)

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