老年・高齢者医療

新春記念セミナー2 厚生労働省地方厚生局によるレセプト請求に関する「個別指導」にどう対応すべきか

s00467
s00467

日常の診察における留意点と対策

■講師 川埼翔 先生(千葉県柏市・よつば総合法律事務所 副代表・柏事務所 所長)
>講師詳細はこちら 
 

【セミナー概要】
約10年ぶりに復活した“医療法律セミナー”で
レセプト請求上の注意と“個別指導”への対応を学ぶ
 
地方厚生局の「個別指導」を受けたいと思う医療機関はおそらく無いでしょう。
そんな思いとは裏腹に、保険医療機関等は健康保険法73条等の規定により、保険診療に関して厚生労働大臣の指導を受けなければなりません。いわゆる「個別指導」です。ここに規定されている「指導」は「行政指導」であって、強制力をともなうものではありません。本来は保険診療等の質的向上および適正化が目的のはずです。
しかし、実際の個別指導では、カルテの記載不備等を非難され、数百万円から数千万円以上もの診療報酬の自主返還を求められるケースも存在します(個別指導は年間約4000件以上、個別指導による返還に限っても年間約45億円以上になります)。
個別指導への対応を誤ることは医療機関の経営リスクになりえます。地方厚生局から個別指導の実施通知が届いてからでは遅いかもしれません。日々の診察の段階で、個別指導時に不当な指摘を受けないよう注意することが肝要です。
是非奮ってご参加下さい。
■講演プログラムおよび要旨(受講者各位の録画・録音は固くお断りします)
 
15:30-17:30
・厚生労働省の地方厚生局がおこなう個別指導とは何か
・個別指導の実際
・個別指導の実施通知が届いたら
・弁護士の帯同
・個別指導で指摘されやすい項目
・日常の診療で注意すべき点
・個別指導と自主返還
・保険医療機関等の指定取消と訴訟

セミナー要綱

セミナーNO. 467
開催日 2018年1月7日 15:30〜17:30
講師 ■川埼翔 先生(千葉県柏市・よつば総合法律事務所 副代表・柏事務所 所長)
診療科目 高齢者医療
DVD価格 5,500円(会員価格/税込)

終了したセミナーの報告と開催の模様

■1月7日(日)夕刻に開催しました、第467回医療法律・経営セミナー『新春記念セミナー2厚生労働省地方局によるレセプト請求に関する”個別指導”にどう対処すべきか』は盛会裏に終了しました。
講師には、よつば総合法律事務所副代表で千葉県柏市にあります柏事務所の所長であります川�恰得萓犬鬚・靴?靴泙靴拭�
こういう領域の企画はスキルアップにとって初めてであります。今回のセミナーの告知後に届いた情報では、標記の個別指導について法的根拠をあらそう訴訟があちこちで起こっていたり、指導のうえでの”レセプト開示”指導に関して、ある首都圏の県の保険医協会では、開示・非開示を巡って争いが起きているやにも聞き及んでおります。川�垣萓犬蓮・・い読集修垢譴弌岾・┐笋爐覆掘廚里・・譴任△襪函・獣任靴討・蠅泙后�
セミナーの組立は以下の通りでした。
「個別指導」とはなにか
「個別指導」の実際
「個別指導」実施日に向けて
自主返還
通知〜指導日まで
指摘されやすい項目
日常の診療で注意すべき点
指定取り消しと訴訟
指導対象の選定というものでした。
講義は、先の項目立てに基づく講義と質疑、個別相談の順で進められました。
「レセプト請求」といえば、開業医さんや医療事業者にとっては、大きな収入源でしょうし、死活問題であるとも言えましょう。
受講者の中には、わざわざこのセミナーのために熊本県から参加された病院の副院長さんもおられ熱心に質問されておりました。
スキルアップでは、こういう問題をも今後積極的に取り上げて、議論を進めていただきたいと念願します。

■講師 川埼翔 先生(千葉県柏市・よつば総合法律事務所 副代表・柏事務所 所長)
<略歴>
06年東京大学法学部卒業
08年中央大学法科大学院卒業・司法試験合格
09年弁護士法人よつば総合法律事務所入所
17年弁護士法人よつば総合法律事務所副代表・柏事務所所長
 
<紹介>
産科開業医の家庭で育ち、父、弟、義兄、義妹が医師という環境から医療機関および介護事業者の顧問先を多く担当している。医療機関における労働問題、クレーム・トラブル対応、契約書の作成・チェックのほか、医療機関の経営再建、厚生局の個別指導への帯同についても力を入れている。
<著作>
『交通事故における素因減額問題』(共著・保険毎日新聞社)

ビジターは購入できません。

医師会員、コ・メディカル会員

販売価格  ¥5,500(税込)

商品選択

数量  

SOLD OUT