整形外科系

実地医家のための 痛み・しびれの診かた

s00464
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基礎から診察手技まで;実技指導付

■講師 折田純久 先生(千葉大学大学院医学研究院附属病院整形外科学 助教)
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【セミナー概要】
超高齢社会に突入しつつある昨今、腰痛、関節痛は診療科にかかわらず遭遇する機会が非常に多く、運動器の痛みやしびれについての理解はますます重要なものになっています.
これまで本セミナーでは、腰痛、肩こりなどについてお話ししながら疾患各論やその特徴について、疼痛医学の基礎も踏まえながらご説明し、さらには診察手技についても解説してきました.そして今回、これまで参加された先生方からもう一度これらを解説してほしいという声を多くいただきました.
そこで本医療技術セミナーでは「痛み・しびれ」について整形外科分野に限らない最新の知見を加えながら復習し、さらに前回ご好評をいただいた腰や四肢を中心とした整形外科的な診察についても実習形式を加えながら網羅的に解説します.運動器慢性疼痛を中心に扱う整形外科医の先生方はもちろん、「痛み」について復習しながらプライマリの現場で痛みに接する全ての先生方の学習の場にしたいと考えています.
ぜひとも奮ってご参加下さい.
■講演プログラムおよび要旨(受講者各位の録画・録音は固くお断りします)
 
10:00-12:00前編:痛みについて考える
・最新の疼痛研究を基にした疼痛分類と機序
・疼痛の保存加療
 
13:00-15:00後編:整形外科診察の実際
・整形外科診療のいろは−ガイドライン解説を中心に
・腰や四肢についてモデルを使った実技指導

セミナー要綱

セミナーNO. 464
開催日 2017年12月23日 10:00〜15:00
講師 ■折田純久 先生(千葉大学大学院医学研究院附属病院整形外科学 助教)
診療科目 整形外科系
DVD価格 5,500円(会員価格/税込)

終了したセミナーの報告と開催の模様

■12月23日(土・祭)に開催しました第464回医療技術セミナー『痛み・しびれの診かた−基礎から診察手技まで;実技指導付き』は盛会裏に終了しました。
講師には、千葉大学大学院医学研究院附属病院材料部・整形外科学助教折田純久先生をお招きしました。毎年の暮れ、12月23日にお話しいただくようになって今回が4回目でしたが、「腰痛」「肩痛」「手・肘通」「痛み」・・・と続いてきたこれまでのセミナーのレビューを含めて、”しびれ”という新しい領域へ歩みを進めていただきました。
講義の組立は、午前の部は、下記の構成で、
・痛みの基礎知識
•痛みの機序
•痛みの薬剤
・腰痛とその診察、でした。
午後の部では、
・四肢・関節の診察
•ダイジェスト
•関節の診察:手、肘、膝、下腿・足
・しびれの基礎知識
・頚部痛とその診察
・慢性疼痛治療で考えるべきこと、でした。最終盤で、モデルを相手に15分ほど、診察の実技を披露していただきました。
特に、”しびれ”について、ビリビリ、ピリピリといった陽性症状と感覚低下・・・という陰性症状で現れる・・・ということは明快な解説でしたが、その原因疾患について、詳細な解説がありました。
主宰子の印象に残ったのは、腰痛、肩痛とも脊椎や頚椎での狭窄や神経のヘルニアを中心とした共通した現象が、神経支配の関係から頚椎のC5/6番のヘルニアでは左の肩や肩甲骨を中心とした部位の痛みやしびれになって出る・・・といったように、明確な説明が付く、ということに感動を覚えたことです。原因部分と痛む部分が離れていても明確な関係を説明できるんです。思い当たることもありました。さらに「神経反射」についても、詳細な解説がありましたが、11月5日に開催しました吉井文均先生の『神経疾患の診察』とも通じるものがあり、こういう領域の研究もきちんと進んでいることに、素晴らしいと感じました。

■講師 折田純久 先生(千葉大学大学院医学研究院附属病院整形外科学 助教)
<略歴>
98年3月東京大学工学部卒業(医用精密工学)
00年3月東京大学大学院修士課程修了(医用精密工学)
4月千葉大学医学部学士入学
04年4月千葉大医学部卒業・医師免許取得
10年3月千葉大学大学院博士課程修了
(医学博士)
11年4月カリフォルニア大学サンディエゴ校
麻酔科客員研究員
13年4月千葉大学医学部附属病院材料部・整形外科助教
15年4月千葉大学フロンティア医工学センタ
ー助教(兼任)
<資格>
日本整形外科学会(日整会)認定資格:専門医、リウマチ医、脊椎脊髄病医、リハビリテーション医.日本脊椎脊髄病学会指導医、日本骨粗鬆症学会認定医

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販売価格  ¥5,500(税込)

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