脳神経内科系(神経内科)

神経内科領域の診察手法のいろいろとコツ

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■講師 吉井文均 先生(神奈川県済生会 湘南平塚病院 顧問)
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【セミナー概要】
高齢者の増加に伴い、認知症のみならず神経系に障害を起
こして来院されるケースが増えています。めまいがする呂律が回りにくい、スムーズに歩けない、手足がしびれるなどで受診された患者さんを経験された先生方も少なくないと思います。神経疾患の診断では神経診察が最初の第一歩ですが、これを毛嫌いされているために神経疾患を縁遠いものと感じてはいないでしょうか。しかし、神経診察の仕方にはコツがあり、それを覚えておけば十分で、あとは必要に応じて専門医にコンサルトすればよいのではないでしょうか。
今回の医療技術セミナーでは神経診察の基本を、実際にビデオや模擬患者さんを通して実践してみたいと思います。そのなかで、注意を払う必要のある診察の仕方や不適切な診察の仕方をお示しします。このセミナーを通して神経診察法に習熟されて、一人でも多くの神経疾患の患者さんを診療する機会が増えることを期待しております。
皆様、奮ってご参加下さい。
10:00-12:00神経診察を実践してみよう
1)神経診察は病巣部位診断の手段です
2)患者さんの症状に応じた診察の仕方があります
3)専門医でも間違いやすい神経診察のベカラズ集
 
13:00-15:00診断の決め手になる神経症候とは
1)嗅覚検査も忘れずに
2)眼所見に注目:眼は神経疾患診断の窓
3)意外に重要:筋トーヌス
4)ハンマーは上手に使わないと無用の長物
5)不随意運動の診かたについて
6)歩き方をみて診断する

セミナー要綱

セミナーNO. 456
開催日 2017年11月5日 10:00〜15:00
講師 ■吉井文均 先生(神奈川県済生会 湘南平塚病院 顧問)
診療科目 神経内科系
DVD価格 5,500円(会員価格/税込)

終了したセミナーの報告と開催の模様

■11月5日(日)に開催しました第456回医療技術セミナー『実地医家のためのこれだけは知っておきたい神経診察の基本(実技付)』は盛会裏に終了しました。
講師には、神奈川県済生会平塚医療福祉センターセンター長/東海大学名誉教授(神経内科)吉井文均先生をお招きしました。本年2月に『知っておきたいパーキンソン病』、6月に『高齢化社会における神経疾患の診察』に続いて3回目のご登場です。
講義の組立は、午前がタイトル『神経診察を実践してみよう!』として、以下の通りでした。
1)神経診察は病巣部位診断の手段です
2)患者さんの症状に応じた診察の仕方があります
3)専門医でも間違いやすい神経診察のベカラズ集
講義は貴重な動画の数々を交えながら、これらに、モデルを相手に、ハンマーやライト、ティッシュペパーやつまようじ等の”七つ道具”を使った実際の診察の実技と解説をたっぷりと、かつ丁寧に行っていただきました。(素晴らしかった、デス!)
午後がタイトル『診断の決め手になる神経症候とは』として、
1)嗅覚検査も忘れずに
2)眼所見に注目:眼は神経疾患診断の窓
3)意外に重要:筋トーヌス
4)ハンマーは上手に使わないと無用の長物
5)不随意運動の診方について
6)歩き方をみて診断する
というものでした。
実際に診察をやって見せていただける・・・ということで、たくさんの受講者においでいただきましたが、講義の進行につれて、その方々から絶え間なく鋭い質問が寄せられ、丁寧に分かりやすくお答えいただきまして、とっても有意義なセミナーになりました。
次回は、来年3月11日(日)に、タイトル『日常診療でよくみる神経疾患患者への対応−アプローチの仕方と神経診察の実際−』で、お願いできることになりました。乞う!ご期待です。

■講師 吉井文均 先生(神奈川県済生会 湘南平塚病院 顧問)
<略歴>
75年慶應義塾大学医学部卒業
85年MountSinaiMedicalCenter(MiamiUSA)に留学
97年東海大学医学部助教授(神経内科学教室)
05年東海大学医学部教授(内科学系神経内科)
11年東海大学医学部付属大磯病院病院長
16年社会福祉法人恩賜財団神奈川県済生会平塚医療福祉センターセンター長
21年4月より現職
東海大学名誉教授

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販売価格  ¥5,500(税込)

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