脳神経内科系(神経内科)

実地医家のためのリウマチ・膠原病の診断

s00446
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ハンズオンセミナ

■講師 岸本暢将 先生(杏林大学附属病院膠原病科 准教授)
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【セミナー概要】
10:00-12:00全身の関節診察ハンズオン
〜診察でここまでわかる筋骨格系疾患の大原則〜
関節の身体診察を実際に取り扱うセッションで顎関節・頸部・肩・肘・手の関節の診察のポイントを解説します。「首が痛い」「肩が痛い」「手が痛い、こわばる」などの主訴は必ず経験しますが、どのようにアプローチし、身体診察を行うか鑑別疾患、その診断と治療にもふれながら、その実践手法を紹介します。顎関節では、顎関節症から高齢者にみられる巨細胞性動脈炎(側頭動脈炎)の診察のポイント、肩の診察においてはスポーツ外傷などでみられる回旋筋腱板炎、リウマチ性多発筋痛症でみられる肩関節周囲炎の診察のポイントもお伝えします。また、一概に股関節や膝が痛いといっても原因は関節炎以外にも腱、靱帯、半月板、滑液包のうちどこに障害があるか見極めることが診断の第一歩です。外傷歴など病歴の重要性もご紹介します。また足首、足趾関節の痛みも痛風、関節リウマチでよく経験されます。身体診察の基本をご紹介し、鑑別疾患、考えられる診断と治療にもふれながら、その方法を実践的に紹介します。
 
12:30-14:30プライマリケアでできる関節X線読影と鑑別疾患
 
離島の診療所でも気軽に利用できる単純X線検査。関節X線読影の基本“AsBCD”を手指のX線にて解説し、その後症例を交えながら解説します。

セミナー要綱

セミナーNO. 446
開催日 2017年9月10日 10:00〜15:00
講師 ■岸本暢将 先生(杏林大学附属病院膠原病科 准教授)
診療科目 神経内科系
DVD価格 5,500円(会員価格/税込)

終了したセミナーの報告と開催の模様

■9月10日(日)に開催しました第446回医療技術セミナー『リウマチ・膠原病の診断と鑑別−関節診察ハンズオンとX線写真読影』は盛会裏に終了しました。
講師には、聖路加国際病院Immuno-RheumatologyCenter医長であります岸本暢将先生をお招きしました。もうすでに10回以上の招聘いになりましょうか。
今回の企画は、2月に同名のセミナーを岸本暢将先生講師により開催したのですが、関節診察ハンズオンとX線写真の読影にポイントを置いて開催する必要がある・・・とのことで、今回の開催に至った次第です。
講義の組立は以下の通りでした。午前の講義は、タイトル「ハンズオンセミナー」として、モデルを相手に見本を示された後、今度は受講者同士で二人が組になられ、いろいろな実技を試されておられました。実技の内容は以下の各部位の診療の仕方についてで、文字通り手取り足取りで、ご指導いただきました。
顎関節肩胸鎖関節肩鎖関節
肩関節肘手・手関節手首手関節
股関節仙腸関節膝・足足首・足趾
午後の講義では、タイトル「関節X線写真読影と鑑別」として、たくさんの症例のX線写真をご供覧いただき、クイズ形式のやり取りを交えて、詳細な解説をしていただきました。他に、受講者からのリクエストとして、「薬物療法と鎮痛薬について」というタイトルで、30分ほど、お話がありました。
質疑は、最終の『薬物療法』に移ったあたりから盛んになり、受講者は、きちんと自分の課題や問題意識について、次々と質問されたように思います。
いつも思うことですが、岸本先生はいつも明快な講義であり、素晴らしいお話でありました。
 

 

■講師 岸本暢将 先生(杏林大学附属病院膠原病科 准教授)
<略歴>
98年北里大学医学部卒業/沖縄県立中部病院研修医
00年在沖縄米国海軍病院インターン
01年ハワイ大学内科レジデント
04年ニューヨーク大学/HospitalforJoint
Diseasesリウマチ膠原病科フェロー
06年亀田総合病院リウマチ膠原病内科プログラムディレクター
同年米国リウマチ学会DistinguishedFellowAward受賞
07年東京大学アレルギー・リウマチ内科、東京医科歯科大学臨床医学教育開発学、北里大学総合診療科非常勤講師兼務
09年聖路加国際病院Immuno-RheumatologyCenter

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