内分泌代謝内科系

実地医家のための骨粗鬆症の最新の治療と生涯戦略

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失敗しない骨粗鬆症治療

■講師 宮島剛 先生(埼玉医科大学整形外科・脊椎外科 准教授)
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■講師 田中伸哉 先生(埼玉医科大学整形外科・脊椎外科 准教授)
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【セミナー概要】
骨粗鬆症治療においては、「講演であれほど勧めているのに思ったほどの効果が得られない」、「何度も骨折を繰り返している」ということが実地臨床ではあるのではないでしょうか。効果の確実な骨粗鬆症治療を行うには、?病態を理解すること、?鑑別疾患を怠らないこと、?年齢を考慮し薬剤を選択すること、?臨床治験と近い条件で投薬すること、?患者の高いコンプライアンスを維持すること、が大事です。また、骨粗鬆症治療はしばしば他臓器にも影響をあたえるので、合併症にも気を付けなければいけません。
このセミナーの前半では、「骨粗鬆症の基礎知識」と題しまして、骨粗鬆症の病態からみた薬剤の選択、鑑別診断、治療効果の判定方法についてお話ししいたします。後半は「骨粗鬆症治療薬の選択」と題し、年齢からみた薬剤の選択、実際の治療の進め方や高いコンプライアンスを維持する方法についてお話しいたします。
皆さま、奮ってご参加ください。午前10:00〜12:00田中伸哉准教授
 
「骨粗鬆症の概要と診断に関する最新知見」
 
1.骨粗鬆症の病態
2.骨粗鬆症の診断
3.鑑別診断
4.治療効果の判定方法
 
午後13:00〜15:00宮島剛准教授
 
「骨粗鬆症治療薬の選択」
 
1.原発性骨粗鬆症の治療薬選択
2.続発性骨粗鬆症の治療法選択
3.治療コンプライアンスの維持と合併症への留意
4.各種骨粗鬆症治療薬の落とし穴

セミナー要綱

セミナーNO. 434
開催日 2017年7月2日 10:00〜15:00
講師 ■宮島剛 先生(埼玉医科大学整形外科・脊椎外科 准教授)
■田中伸哉 先生(埼玉医科大学整形外科・脊椎外科 准教授)
診療科目 内分泌科代謝系
DVD価格 5,500円(会員価格/税込)

終了したセミナーの報告と開催の模様

■7月2日(日)に開催しました第434回医療技術セミナー『実地医家のための骨粗鬆症の最新の治療と生涯戦略−失敗しない骨粗鬆症診療』は盛会裏に終了しました。
講師には、埼玉医科大学整形外科・脊椎外科/かわごえクリニック骨粗鬆症外来准教授宮島剛先生と、同じく埼玉医科大学整形外科・脊椎外科准教授田中伸哉先生をお招きしました。宮島先生は2011年11月、「骨粗鬆症の診断と治療:ビスフォスホーネトの使いこなし方」で、入間市の和田誠基先生とご一緒にご講演いただいて以来、6年ぶりのご登場になりました。今回のお二人の講演では、特に実臨床の場で使える「失敗しない骨粗鬆症治療」という点にポイントを置いていただきました。
講義の組立は、午前の田中伸哉先生は、タイトル『骨粗鬆症の概要と診断に関する最新知見』により、
第1部;骨粗鬆症の診断
1.原発性骨粗鬆症とステロイド性骨粗鬆症の診断
2.椎体骨折の重症度判定3.栄養調査
4.続発性骨粗鬆症
第2部;骨粗鬆症の病態からみた薬物選択と効果判定
1.原発性骨粗鬆症とステロイド性骨粗鬆症の診断
2.骨リモデリングと骨粗鬆症
3.ステロイド性骨粗鬆症の病態と治療
4.重症骨粗鬆症5.治療効果の判定
というものでした。
午後の宮島剛先生の講義の組立は、タイトル『骨粗鬆症治療薬の選択』のもと
1.原発性骨粗鬆症の治療薬選択
2.続発性骨粗鬆症の治療法選択
3.治療コンプライアンスの維持と合併症への留意
4.各種骨粗鬆症治療薬の落とし穴
というものでした。
主宰子のつたない理解力で分かることは、「骨粗鬆症」は、カルシウムやビタミンD摂取と日光照射はもちろんのこと、高血圧や糖尿病、リウマチ疾患と密接な関係があり、これからの高齢社会では大変な事態が生じることになる、ということです。
お二人の講義では、具体的には薬物療法の薬剤使用における前提・鑑別と疾患に合わせた薬物の選択の仕方・・・について講義が進められました。この領域の薬剤はいろいろなコンセプトによる薬がたくさんたくさん出ているんですね。
会場では、講義の進行に合わせて質疑が大いに盛り上がりました。

■講師 宮島剛 先生(埼玉医科大学整形外科・脊椎外科 准教授)
<専門>整形外科、骨粗鬆症
<略歴>
1990年埼玉医科大学医学部卒業、
埼玉医科大学整形外科学教室に入局
1991年より、青梅市立総合病院、結核予防会新山手病院、東京都立広尾病院などの関連病院勤務の後、
1996年、埼玉医科大学整形外科助手
1998年より、従前より関心のあった骨代謝領域の研究に従事し始めた。
2003年埼玉医科大学講師
2004年埼玉医科大学かわごえクリニック骨粗鬆症外来を兼担
2013年1月埼玉医科大学整形外科准教授、
現在に至る。
 
<専門医資格>
日本整形外科学会専門医、日本整形外科学会認定スポーツ医
 
<所属学会>
日本整形外科学会、日本骨粗鬆症学会(評議員)、
日本骨代謝学会、東日本整形災害外科学会(評議員)等

■講師 田中伸哉 先生(埼玉医科大学整形外科・脊椎外科 准教授)
<専門>整形外科、関節外科、関節リウマチ
<略歴>
1993年4月産業医科大学医学部卒業、
産業医科大学整形外科入局
1993年6月東北労災病院整形外科研修医
1995年6月美唄労災病院整形外科医師
1997年6月都立墨東病院救命救急センター医師
1998年5月都立墨東病院整形外科医師
1999年4月産業医科大学大学院医学研究科障害機構系博士課程
2003年4月西日本産業衛生会健診医
2004年4月住友化学大分工場産業医
2005年6月産業医科大学整形外科助手
2009年6月埼玉医科大学総合医療センター整形外科講師
2010年9月埼玉医科大学整形外科講師
2015年7月埼玉医科大学整形外科准教授
現在に至る
 
<免許・資格>
日本整形外科学会整形外科専門医
日本整形外科学会リウマチ医
日本リウマチ学会専門医
日本骨粗鬆症学会認定医
 
<著書>
治療薬の有効性をどう評価するのか(もう悩まない骨粗鬆症診療/日本医事新報社)2017/骨粗鬆症治療薬の開発-過去、現在と未来-(CLINICALCALCIUM2017年1月号/医薬ジャーナル社)2017/大腿骨遠位部骨折(人工膝関節置換術(TKA)後)(骨粗鬆症患者の骨折治療/真興交易(株)医書出版部)2014/骨形態計測用語体系(2013改訂版)(新しい骨形態計測/星雲者)2014

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