脳神経内科系(神経内科)

実地医家も知っておきたいパーキンソン病のこと

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■講師 吉井文均 先生(神奈川県済生会 湘南平塚病院 顧問)
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【セミナー概要】
社会の高齢化に伴い、パーキンソン病患者さんの頻度は増え、日常診療に於いて遭遇する機会が増えてきています。一般の開業医の先生方がパーキンソン病患者さんを長期に渡って継続診療することはないにしても、この疾患の初期診断のポイントやエビデンスに基づく基本的な治療方法は理解しておくことは大切です。
この医療技術セミナーの前半では、最近のパーキンソン病に関するトピックスを紹介します。これでパーキンソン病に対する基本的な考え方が理解できるようになると思います。後半では認知障害や睡眠障害、痛みなどのパーキンソン病の非運動症状に焦点を当て解説します。非運動症状に対するアプローチは、患者さんのQOLの向上に最も大切な診療手段です。
皆さま、ふるってご参加下さい。
10:00-12:00最近のパーキンソン病に関するトピックス
1)高齢化社会でパーキンソン病診療は変わってきた
2)初期診断はここに注目する
3)治療は早期に始めないと意味がない
4)運動、音楽療法も有効である
 
13:00-15:00認知症を含む非運動症状について
1)非運動症状の概略を理解する
2)認知機能障害を伴う患者さんが増えてきた
3)睡眠をよくすると運動症状も改善する
4)半数の患者さんが痛みで悩んでいます

セミナー要綱

セミナーNO. 414
開催日 2017年3月19日 10:00〜15:00
講師 ■吉井文均 先生(神奈川県済生会 湘南平塚病院 顧問)
診療科目 神経内科系
DVD価格 5,500円(会員価格/税込)

終了したセミナーの報告と開催の模様

■3月19日(日)に開催しました第414回医療技術セミナー『開業医も知っておきたいパーキンソン病のこと』は盛会裏に終了しました。
講師には、神奈川県済生会平塚医療福祉センターセンター長/東海大学名誉教授であります吉井文均先生をお招きしました。今年7月に開院します済生会平塚病院の開設準備にあたっておられるようですが、お聞きして分かりましたが、吉井先生は東海大学附属病院神経内科の教授を務められ、最後は大磯病院の病院長を5年間務めあげられたとのこと。昨年、『神経免疫』『頭痛』のテーマで2回おいでいただきました永田栄一郎先生の先任教授に当たられる方だそうです。
講義の組立は、午前が『最近のパーキンソン病に関するトピックス』のタイトルで、
?高齢者社会でパーキンソン病診療は変わってきた
?初期診断はここに注目する
?治療は早期に始めないと意味がない
?運動・音楽療法も有効である、でした。
午前の講義は、タイトルが『認知症を含む非運動症状について』であり、 
?非運動症状の概略を理解する
?認知機能を伴う患者さんが増えてきた
?睡眠をよくすると運動症状も改善する
?半数の患者さんが痛みで悩んでいます
?スポーツ外傷とパーキンソン病、というものでした。
講義は、最初に、無動、固縮、振戦、姿勢反射障害を特徴とするパーキンソン病の病態・運動症状を明確に記録した動画の供覧から始まりましたが、もう今ではめったに見られない素晴らしい貴重な記録でした。
また、吉井先生のお話は長年大学教授を務められた経歴にふさわしい、開業医さんにとっても実戦的なお話ばかりで、最後の「スポーツ障害とパーキンソン病」の行など、意欲的なお話でした。
この日は受講者も多く、質疑も熱心で大いに盛り上がりました。
吉井先生には、次回は6月25日に、関連のテーマでおいでいただけることになりました。ご期待ください。

■講師 吉井文均 先生(神奈川県済生会 湘南平塚病院 顧問)
<略歴>
75年慶應義塾大学医学部卒業
85年MountSinaiMedicalCenter(MiamiUSA)に留学
97年東海大学医学部助教授(神経内科学教室)
05年東海大学医学部教授(内科学系神経内科)
11年東海大学医学部付属大磯病院病院長
16年社会福祉法人恩賜財団神奈川県済生会平塚医療福祉センターセンター長
21年4月より現職
東海大学名誉教授

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販売価格  ¥5,500(税込)

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