呼吸器科系

実地医家のための 明日からの診療に役立つ吸入指導のコツ

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患者さんの背景因子に適したデバイスの指導を練習器も使って極める

■講師 堀口高彦 先生(藤田保健衛生大学呼吸器内科 教授)
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■講師 近藤りえ子 先生(藤田保健衛生大学 客員教授、近藤医院 院長)
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【セミナー概要】
吸入薬は内服薬と異なり、吸入操作が正確でないと期待される治療効果が得られません。初回の吸入指導時に理解されても、次回の診察時には誤操作をしている症例は珍しくありません。
本医療技術セミナーでは、各種デバイスの吸入指導のコツだけでなく、当教室で行った内視鏡を用いた薬剤の流入状況を観察した結果を踏まえ、口腔内の指導もわかり易く解説します。さらに、練習器を用いて実習確認をしていただきます。患者さんの背景因子に適した吸入デバイスの選択と吸入指導のコツを習得することにより、良好な喘息コントロールを願ってやみません。
明日からの診療に必ず役に立つ内容ですので、是非奮ってご参加下さい。
10:00-12:00「患者の背景因子に適した吸入薬の選び方と指導」
1.気管支喘息、COPDの病態
2.患者の背景因子に適した吸入薬の選び方
3.吸入指導のコツ
4.口腔内の指導方法
5.吸入指導用DVDの活用
 
13:00-15:00「各種デバイスの練習器を使ってマスターしよう!」
1.患者さんへの説明のコツ
2.口腔内の指導をスピーディに伝える方法
3.各種デバイスの具体的な使い方
4.高齢者セットを用いて、患者さんの気持ちを体験しよう

セミナー要綱

セミナーNO. 411
開催日 2017年2月19日 10:00〜15:00
講師 ■堀口高彦 先生(藤田保健衛生大学呼吸器内科 教授)
■近藤りえ子 先生(藤田保健衛生大学 客員教授、近藤医院 院長)
診療科目 呼吸器科系
DVD価格 5,500円(会員価格/税込)

終了したセミナーの報告と開催の模様

■2月19日(日)に開催しました第411回医療技術セミナー『実地医家のための明日からの診療に役立つ喘息・COPDにおける吸入指導のコツ−患者さんの背景因子に適したデバイスの指導を練習機を使って極める』は盛会裏に終了しました。
講師には、藤田保健衛生大学呼吸器内科教授堀口高彦先生と、同じく藤田保健衛生大学呼吸器内科の客員教授/浜松市・近藤医院院長近藤りえ子先生をお招きしました。先にお二人で企画・編集されたDVD『ぜん息・COPD正しい吸入方法を身につけよう』が、評判を呼んでいるようです。
講義の組立は、午前が堀口教授によるタイトル『患者の背景因子に適した吸入薬の選び方と指導』ということで、
1.気管支喘息の病態と治療
2.COPDの病態と治療
3.ACOSの病態と治療
4.吸入デバイスの種類と特徴
5.たくさんある吸入薬から、どうやって選べばいいのでしょうか
6.誤操作の症例
7.吸入指導の重要性
8.気管支喘息患者における吸入指導DVDを用いた患者教育に関する検討、でありました。
午後の講義は、近藤りえ子先生により、タイトル『各種デバイスの練習器を使ってマスターしよう!』ということで、
1.吸入指導のコツ
2.吸入時の口腔内は、どうなっているのか
3.口腔内の指導をスピーディに伝える方法
4.各種デバイスの具体的な使い方
5.吸入指導におけるDVDの活用
6.高齢者セットを用いて患者さんの気持ちを体験しよう、
というもので、ともに動画を駆使された分かりやすい講義となりました。
やはり、会場がにぎやかになったのは、午前では、吸入薬の種類と特徴、その比較。デバイスの特徴と比較の箇所でした。午後では、練習機を使って指導された箇所でした。にぎやかに質疑が飛び交いました。また、ポイントは患者さんの高齢化により、患者さんの背景にあるいろん因子や要素を理解し、きちんと使用方法を手取り足取りで指導しないと、うまくいかない・・・ところだったかと思います。そのためにDVDが作られたんですね。
両先生の企画・編集されたDVDを多めにお預かりしましたので、ご要望に応じて無料でお配りいたします。なお、このDVDは「独立行政法人環境再生保全機構」の発行で、無料で配ってもおられるとのこと。
たくさん普及するとよろしいですね。

■講師 堀口高彦 先生(藤田保健衛生大学呼吸器内科 教授)
■略歴
1980年3月名古屋保健衛生大学医学部医学科卒業
1986年3月藤田保健衛生大学大学院医学研究科修了
1987年1月藤田学園保健衛生大学医学部内科学講師
1998年10月藤田保健衛生大学医学部内科学助教授
2007年4月藤田保健衛生大学医学部内科学准教授
2010年1月〜藤田保健衛生大学医学部呼吸器内科学?講座教授
2010年1月〜藤田保健衛生大学大学院医学研究科委員会委員
2011年4月〜藤田保健衛生大学医学部学生指導委員会委員
2012年2月〜藤田保健衛生大学(第二教育病院)副院長
2014年4月〜藤田保健衛生大学(第二教育病院)アレルギーセンター長
■加入学会
日本内科学会(認定医、指導医)
日本呼吸器学会代議員(専門医、指導医、アレルギー・免疫・炎症学術部会副部会長、将来計画委員、ガイドライン施行管理委員、広報委員、アレルギー関連委員会委員)
日本アレルギー学会代議員(専門医、指導医、専門医制度教育研修委員、
総合アレルギー専門医研修プログラム検討委員、愛知県災害対応担当委員
診療行為に関連した調査分析モデル事業中部地区評価代表委員)
日本呼吸器内視鏡学会評議員(専門医、指導医、専門医制度委員)
日本職業・環境アレルギー学会評議員
国際喘息学会(幹事)
日本気管食道科学会(評議員、理事)
日本がん治療認定医機構暫定教育医
インフェクションコントロールドクター(ICD)
日本結核病学会(認定医)
日本肺癌学会、日本癌治療学会、日本感染症学会、日本環境感染学会、アジア太平洋呼吸器学会
■委員
名古屋市公害健康被害認定審査会委員
アレルギー疾患ガイドライン委員会、喘息ガイドライン専門部会作成委員
■その他
近畿大学医学部非常勤講師、名城大学非常勤講師
■著書
「Q&Aでわかるアレルギー疾患」丹水社ダニを減らすための工夫とは
「薬局」南山堂喘息・COPD治療における吸入薬のポジショニング
「検査値のみかた」中外医学社腫瘍マーカーNSE、proGRP
「病気と薬の説明ガイド」南山堂気管支喘息
「実地医家のための喘息治療症例集」医療ジャーナル社-ロイコトリエン受容体拮抗薬-
「喘息の達人」協和企画成人喘息
「注射剤・経口製剤に代わる新しい薬剤投薬デバイスの開発」学術情報協会肺疾患における吸入薬、など。

■講師 近藤りえ子 先生(藤田保健衛生大学 客員教授、近藤医院 院長)
■研究歴
1990年3月藤田学園保健衛生大学医学部(現・藤田保健衛生大学)卒業
1990年6月藤田学園保険衛生大学病院研修医
1992年4月浜松赤十字病院内科学外研修
1994年4月藤田保健衛生大学呼吸器内科学?専修医
1996年4月藤田保健衛生大学医学部助手
2001年10月同講師
2008年4月藤田保健衛生大学客員准教授
同年近藤内科医院副院長
20015年10月近藤内科医院院長
2016年4月藤田保健衛生大学客員教授
■加入学会
日本内科学会(認定医、東海地方会評議員)
日本アレルギー学会代議員
日本医師会認定産業医
日本呼吸器学会
日本気管支学会
日本肺癌学会アジア太平洋呼吸器学会
■著書
「Q&Aでわかるアレルギー疾患」丹水社ダニを減らすための工夫とは
「薬局」南山堂喘息・COPD治療における吸入薬のポジショニング
「検査値のみかた」中外医学社腫瘍マーカーNSE、proGRP
「病気と薬の説明ガイド」南山堂気管支喘息
「実地医家のための喘息治療症例集」医療ジャーナル社-ロイコトリエン受容体拮抗薬-
「喘息の達人」協和企画成人喘息
「注射剤・経口製剤に代わる新しい薬剤投薬デバイスの開発」御術情報協会肺疾患における吸入薬、など。
■委員独立行政法人環境再生保全機構吸入指導のための啓発吸入動画制作編集委員

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