循環器科系

プライマリケアのための再入院させない心不全治療・管理の極意

s00404
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心不全の病態に基づく最新薬物療法

■講師 滝村英幸 先生(総合東京病院循環器内科 医長)
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【セミナー概要】
日常臨床において、超高齢者が増加していることは先生方も感じていることかと思います。心不全は高齢者に多く、今後も増加が予測されます。心不全は一度の治療で完治するものではなく、必ずと言って良いほど再入院を繰り返す症候群です。よって、いかに再入院をさせないか、いかに再入院するまでの期間を延ばせるかが治療のポイントになります。また心不全治療においていかに腎臓を保護するかも重要です。心不全は原疾患が様々であり、また病態も異なるため、症例ごとによく病態を把握した上での治療が必要です。
今回の医療技術セミナーでは心不全の病態を考え、具体的な薬物療法を中心にevidenceに基づいて学べるような機会にしたいと考えております。日常臨床にすぐに活用できる内容を提供できたらと思いますのでご参加をお待ちしております。
10:00−12:00心不全の診断と病態の考え方
心不全の疫学
心不全の病態:身体所見や検査所見からどう考えるか
心不全の診断における心エコー図高血圧研究の進歩と降圧療法
 
13:00−15:00心不全に対する薬物療法
急性心不全に対する薬物療法
慢性心不全に対する薬物療法:外来管理における薬物療法
利尿薬の上手な使い方

セミナー要綱

セミナーNO. 404
開催日 2017年1月15日 10:00〜15:00
講師 ■滝村英幸 先生(総合東京病院循環器内科 医長)
診療科目 循環器科系
DVD価格 5,500円(会員価格/税込)

終了したセミナーの報告と開催の模様

■1月15日(日)に開催しました第404回医療技術セミナー『プライマリケアのための再入院させない心不全治療・管理の極意−心不全の病態に基づく最新薬物療法』は盛会裏に終了しました。
講師には、総合東京病院循環器センター医長の滝村英幸先生をお招きしました。滝村先生は、これまでの済生会横浜市東部病院循環器内科から昨年の12月にお移りになったばかりの中で、膨大なスライドデータをご準備いただきました。
講義の組立は、午前の部が、『心不全の診断と病態の考え方』のタイトルで、
?心不全の疫学
?心不全の病態:身体所見や検査所見からどう考えるか
循環器系の生理
?心不全の診断における心エコー図・検査
?急性心不全、でした。
午後の部が、『心不全に対する薬物療法』とタイトルで、
?急性心不全に対する薬物療法
WRFは無視できるのか/WRFを回避するためには/
理想の体液コントロール/ADHFLIVE
?慢性心不全に対する薬物療法:外来管理における薬物療法
?利尿薬の上手な使い方:心不全再入院抑制予防のために、でした。
講義は、「これまで心不全=利尿薬と思われてた」「心不全は症候群名である」「薬物療法では心不全=フロセミドではなくなった」「心不全は必ず繰り返す」「再入院させない、再入院を先に延ばす治療をめざす」「腎臓が悪くならない限り死ぬことはない疾患」という言葉で始まりました。「心不全は、心臓の収縮能力や拡張能力が低下するなどの原因により、心臓の内圧が上昇、心拍出量が低下し、その結果、臓器うっ血や呼吸困難、運動能力の低下をきたす症候群」と解説されました。圧巻は、やはり午後の「薬物療法」で、詳細な貝瀬が行われ、質問がたくさん出ました。
この日、日本海側と北日本は猛烈な雪が降り続いていた中で、島根県や長野県等からも受講者がおいでいただきました。大感謝です。

■講師 滝村英幸 先生(総合東京病院循環器内科 医長)
【専門】
心不全、心血管超音波、インターベンション
 
<略暦>
06年聖マリアンナ医科大学卒業
06年聖マリアンナ医科大学病院初期臨床研修医
08年済生会横浜市東部病院循環器内科後期研修医
11年済生会横浜市東部病院循環器内科医員
15年済生会神奈川県病院循環器内科医長兼任
16年済生会横浜市東部病院循環器内科医長
16年12月総合東京病院循環器内科医長
現在に至る

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販売価格  ¥5,500(税込)

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