消化器科系

実地医家のための大腸内視鏡 挿入困難例の解決

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挿入困難に陥ったときの秘伝のテクニックを全公開

■講師 後藤利夫 先生(新宿大腸クリニック 院長)
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■講師 田淵正文 先生(中目黒消化器クリニック 院長)
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【セミナー概要】
大腸内視鏡の挿入はむつかしい。ベテランでも時にハマってしまう。挿入困難は誰にでもありますが、いままで大腸内視鏡一筋に4万件以上施行してきた医師が、挿入困難例を原因別にいくつかのパターンに分類し、その一つ一つに対して、なぜ挿入困難になったか、どのようにしたら挿入困難が回避されたか、挿入困難になってからどのように対処したらいいかを最新症例を使った具体例も多数用意して、わかりやすく説明します。この講演によって今までの挿入困難の90%以上は、ハマらなくなるでしょう。
午後の第?部は大腸内視鏡の神、田淵正文先生に『挿入困難例の解決』と題して特別講演を依頼しました。いままで、田淵先生の挿入法の詳細は門外不出でした。今回特別に秘伝の田淵先生の挿入技術が公開されます。多忙なことを考えると今回が最初で最後の非常に貴重な講演になると思います。
田淵先生は、『1987年に大腸内視鏡挿入法として、無送気注水挿入法(別名ストレイト法)をオリジナルで発案しました。その方法は、ほとんど痛みがなく、楽に検査が受けられると患者の皆様に大変好評となり、爾来、多数の症例を経験することができました。これまで、約4.3万回の大腸内視鏡検査を行い、約15万個の大腸ポリープを切除してきました。
2003年には、無痛内視鏡検査をご希望になった天皇・皇后両陛下の消化器内視鏡検査の担当者に特別に選ばれ、成功して重責を果たし、感謝していただきました。
これまで、無送気挿入法の評判を聞いて、多数の医師が見学に訪れました。後輩の後小路世士夫君、後藤利夫君、鈴木雄久君、矢作直久君や草場元樹君をはじめ、特に熱心だった7−8名の医師が、私からこの技術を学び、マスターしました。彼らはいまや、大腸内視鏡の名医として活躍中です。』(本人のHPより)
皆さま、奮ってご参加ください。
 
※本講演は水浸法とは直接は関係ありません。
?.挿入困難の原因と対処法(10:00-12:00)
講師:後藤利夫(新宿大腸クリニック院長)
 
?.最新症例を使った具体例(13:00-15:00)
講師:田淵正文(中目黒消化器クリニック院長)

セミナー要綱

セミナーNO. 393
開催日 2016年11月23日 10:00〜15:00
講師 ■後藤利夫 先生(新宿大腸クリニック 院長)
■田淵正文 先生(中目黒消化器クリニック 院長)
診療科目 消化器科系
DVD価格 5,500円(会員価格/税込)

終了したセミナーの報告と開催の模様

■11月23日(水・祭)に開催しました第393回医療技術セミナー『実地医家のための大腸内視鏡検査における挿入困難例の解決−挿入困難に落ちおったときのテクニックを全公開』は盛会裏に終了しました。
講師には、午前の『挿入困難例の解決』では、いつもの新宿大腸クリニック院長後藤利夫先生と、午後の特別講演には、これまで検査件数の多さを誇りながら、講演会等には出ず、決して具体的なテクニックについて語ることのなかったという中目黒消化器クリニック院長田淵正文先生をお招きしました。田淵先生は、後藤先生の東京大学物療内科消化器グループの中で1、2年上級生で、数年前に、今上天皇が下血で健康が案じられた事態が生じたことがありましたが、その時の診察と内視鏡検査を担当された方であるそうで、医療業界ではつとに有名な方であるようでした。
午前の後藤利夫先生の講義の組立は、タイトル『挿入困難例の解決』ということで、内視鏡と大腸モデルを駆使しながら、
1.挿入困難とはなにか2.ループ解除について
3.スコープを変える4.部位別のテクニック
5.挿入困難のパターン6.挿入困難の動画の供覧
というものでした。受講者の多くが真剣なまなざしで聞き入っておられました。質疑も大いに盛り上がりました。
次に、午後の田淵先生の講義は、
1.経歴と業績について(含む今上天皇の内視鏡検査の経緯)、2.挿入困難例の解決について
でありました。風貌は大人(たいじん)のものであり、お話はこまかいことにこだわらない方のようで、受講者からも大きな笑い声が飛び出すほどで、ずいぶん気さくな方だと受け止めました。
 

 

■講師 後藤利夫 先生(新宿大腸クリニック 院長)
<略歴>
88年3月東京大学医学部卒業(医師免許取得)
88年4月〜94年3月東京大学付属病院物療内科(消化器研究室)に勤務、研修医、医局員を経て助手
94年4月〜98年3月徳田虎雄に会い、徳洲会
病院(鹿児島、徳之島病院)に勤務する
98年3月〜00年3月西新宿胃腸クリニックを開設し、独立・開業
00年4月〜03年3月自由診療で大腸内視鏡を
行う
03年4月〜09年3月大隅鹿屋病院内視鏡セン
ター長。鹿児島県で多くの講演活動。
09年3月〜現在新宿にコンパクトな実験クリ
ニックである「新宿大腸クリニック」を開設
(稀有な歩みの詳細は、ホームページでご覧下さい)
<紹介>実父の大腸がんを機に大腸がんの早期発見・治療の重要性を痛感し、「大腸がん撲滅」を目標に独自の無麻酔・無痛大腸内視鏡検査法を開発。
全国各地の医療機関で無痛内視鏡検査を実践、後進の指導にあたるかたわら、著作・講演等の啓蒙活動にも熱心である。独自の無痛大腸内視鏡検査は好評で、遠方から足を運ぶ患者も少なくない。また「大腸がん撲滅」のために始めた便秘外来では患者の悩みに親身に対応し、その誠実な人柄に信頼も篤い。
<著書>
『腸をきれいにする特効法101改訂版』(主婦と生活社、14年)、『あなたの知らない乳酸菌力』(小学館、11年)、『その便秘こそ大腸ガンの黄信号』(祥伝社、01年)、『腸イキイキ健康法』(主婦と生活社、02年)、『腸いきいき健康ジュース』(ムック、07年)など著作多数。

■講師 田淵正文 先生(中目黒消化器クリニック 院長)
<略歴>
84年3月東京大学医学部医学科卒業
86年4月国家公務員等共済組合、東京共済病院内科(常勤医)
89年4月東京共済病院内科医長
91年5月中目黒消化器クリニック開設
96年5月東京女子医大非常勤講師(-2003.4)
97年4月東京大学医科学研究所講師(-2002.3)
02年4月東京大学腫瘍外科講師(-2012.3)
 
<業績>
1987年に大腸内視鏡挿入法として、無送気注水挿入法(別名ストレイト法)をオリジナルで発案しました。その方法は、ほとんど痛みがなく、楽に検査が受けられると患者の皆様に大変好評となり、爾来、多数の症例を経験することができました。これまで、約4.3万回の大腸内視鏡検査を行い、約15万個の大腸ポリープを切除してきました。
2003年には、無痛内視鏡検査をご希望になった天皇・皇后両陛下の消化器内視鏡検査の担当者に特別に選ばれ、成功して重責を果たし、感謝していただきました。
これまで、無送気挿入法の評判を聞いて、多数の医師が見学に訪れた。後輩の後小路世士夫君、後藤利夫君、鈴木雄久君、矢作直久君や草場元樹君をはじめ、特に熱心だった7−8名の医師が、私からこの技術を学び、マスターしました。彼らはいまや、大腸内視鏡の名医として活躍中です。
(本人のHPより)

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