内分泌代謝内科系

実地医家が知っておくべき糖質制限を含む新しい糖尿病治療の最前線(スキルアップ8周年記念) 

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糖質制限による糖尿病、肥満、癌、認知症、アルツハイマー等の治療;『ケトン体が人類を救う!』出版記念(光文社新書);これまでの多くの栄養学神話を覆す

■講師 宗田哲男 先生(市原市・宗田マタニティクリニック 院長)
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■講師 水野雅登 先生(足立区・友愛病院 副院長)
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【セミナー概要】
アメリカ糖尿病学会が認め、日本糖尿病学会理事長の門脇孝氏までが糖質制限を実践中という大転換期に、今までのカロリー主義の医師は生き残れない。糖質制限を取り入れて、どうしたら安全確実な結果を出すのかを豊富な実践から解説します。
 
宗田哲男医師
妊娠すると、耐糖能が下がります。この病態がある基準を超えると妊娠糖尿病と言いますが、現在の管理法は糖質を必要としたくさん摂取して、インスリンを使います。ところが、インスリンは効果がないのに使うために、管理が難しくなり、低血糖と肥満を起こして結局は、巨大児を帝王切開で生むという愚を引き起こします。私たちは、胎児の栄養源はブドウ糖ではなくケトン体であることを発見しました。胎児の成長には、脂肪やたんぱく質の方が必要なのです。こうした考えに立てば、産科クリニックでも、簡単に、妊娠糖尿病、糖尿病妊娠の管理をすることができます。
 
水野雅登医師
近年、糖尿病合併症は右肩上がりで増加しており留まる所を知りません。従来型の治療は喧伝されている程の効果はあったのでしょうか一方で従来治療では考えられない革新的な治療も現れました。2型糖尿病であれば、インスリン100単位近くですらやめられます。インスリンやインスリン分泌薬で2型糖尿病の治療をする時代は終わりました。わざわざ血糖値を上げる従来の食事指導も通用しなくなりました。一流大学の専門医からも患者は逃げ出す時代です。今後の糖尿病治療は、インスリン・オフ、高ケトン体です。私達の目の前にいる糖尿病患者を明日から良くする方法、そして患者に選ばれる治療をお伝えします。
皆さま、奮ってご参加下さい。
 

『ケトン体が人類を救う−糖質制限でなぜ健康になるのか』(光文社新書786、’15年11月)がベストセラー中!!「糖質制限時代の妊娠糖尿病の管理」宗田哲男
妊娠すると、耐糖能が下がります。この状態がある基準を超えると妊娠糖尿病と言いますが、現在の管理法は糖質をたくさん摂取して、インスリンを使います。ところが、インスリンは出ているのに血糖値が下げられないのです。インスリンを使っても効果が悪く、管理が難しくなります。胎児の成長には、脂肪やたんぱく質の方が必要ではないでしょうか産科クリニックで、簡単に、妊娠糖尿病、糖尿病妊娠の管理をする方法についてお話します。
 

「糖質制限時代の食事・検査・薬」水野雅登
年々、国内の糖尿病人口は増えています。新しい糖尿病治療薬なども増え、治療も進歩していますが、糖尿病合併症は右肩上がりで増加しており、留まる所を知りません。この原因は何でしょうか今までの私達の治療は果たして思っている通りの効果があるのでしょうか一方で、糖質制限等の新しい治療法で革新的な治療成果を挙げる医師も出てきています。また日本の糖尿病治療は世界的には異例の状態になっています。このため従来型治療では訴訟にすら負ける事態も考えられています。これらの問題をクリアカットに解決する糖尿病治療についてお話します。
 
皆さま、奮ってご参加下さい。

セミナー要綱

セミナーNO. 390
開催日 2016年10月23日 13:30〜17:00
講師 ■宗田哲男 先生(市原市・宗田マタニティクリニック 院長)
■水野雅登 先生(足立区・友愛病院 副院長)
診療科目 内分泌科代謝系
DVD価格 5,500円(会員価格/税込)

終了したセミナーの報告と開催の模様

■10月23日(日)に開催しました第390回医療技術セミナー『実地医家が知っておくべき糖質制限を含む新しい糖尿病治療の最前線−糖質制限による糖尿病、肥満、癌、アルツハイマー等の治療:多くの栄養学神話を覆す(スキルアップ設立8周年危難企画!!)』は盛会裏に終了しました。
講師には、市原市で産科・宗田マタニティクリニックを開業されております宗田哲男先生と、東京の足立区の友愛病院副院長の水野雅登先生をお招きしました。
宗田哲男先生は、約10年前、四国の宇和島のアクアクリニックの院長釜池豊秋先生が著された『糖質ゼロ健康法』に感銘を受けられ、糖質摂取を制限される健康法を実践される中で糖尿病を克服された方ですが、昨年の11月に著された『ケトン体が人類を救う−糖質制限でなぜ健康になるのか』(光文社新書No.786)がベストセラーとなり、各地で開催される講演会が盛況であり、一方で、わがスキルアップも設立8周年を迎え、記念企画として開催させていただきました。なお、約10年前の前々職メディカルコアに在職中に宗田先生のご提案で釜池先生のセミナーを企画させていただいたのですが、受講者が集まらず、やむなく中止になった経緯がありました。ようやく理解される時代が到来したと思います。
次に、水野雅登先生も、独自の境地から糖質制限に基づく糖尿病治療を実践され、患者さんが押しかけておられるという状況だそうです。
講義の組立は、前半の宗田先生の講義は、『糖質制限時代の妊娠糖尿病の管理』というタイトルで、?人は何を食べてきたのか、?栄養学の間違い、?妊娠糖尿病の管理、?ケトン体は危険なものか、
?ゆるやかな糖質制限の限界、?糖尿病治療ー糖質制限こそ王道、
?ケトン体の未来像!、でした。
後半の水野先生の講義は、『糖質制限時代の食事・検査・薬』とのタイトルで、?常識は変わる(医学の常識/食事療法の常識)、?糖尿病の疑問、?治療の実践、というものでした。
受講者は、北は札幌から、南は沖縄まで、他にも遠くは、佐賀、福井、石巻、八戸・・・等からも、一方で千葉県や首都圏の医師やコメディカル、そして一般の方々も目立ちました。質疑もなかなか立ち入った内容の質問も多く、盛り上がりました。一方で、常連の受講者の方々にスキルアップは支えられているのですが、「宗田先生の話は聞きたくない・・・」と、すぐには「糖質制限」を認めたくない・・・という医師もまだまだおられ、お呼びするのに難航しました。(笑い)

■講師 宗田哲男 先生(市原市・宗田マタニティクリニック 院長)
<略歴>
1947年生まれ。1965年北海道大学理学部地質学鉱物学科入学。卒業後は国際航業に入社。
その後医師を志し、1973年帝京大学医学部入学。
卒業後は、小豆沢病院、立川相互病院勤務を経て、千葉県市原市に宗田マタニティクリニックを開院。
(著書)
「ケトン体が人類を救う」「ケトン体入門」光文社、「糖質制限がすごいーケトン体生活のススメ」ぴあ、「頭は1日でよくなる―ケトン食のススメ」主婦の友社、
「ケトン体こそ人類史上最強の薬である」かんぜん、「甘いもの中毒」朝日新書」、「MCTオイルで病気知らずの体になる」「バターコーヒーダイエット」「クラウドブレッド」河出書房新社、「ケトン体ダイエットレシピ」
『楽しくなるお産−自然分娩・母子同室のすすめ』(桐書房、年)、ほか共著、多数
 
クリニックは、糖尿病妊娠、妊娠糖尿病の糖質制限による管理で成果をあげている。

■講師 水野雅登 先生(足立区・友愛病院 副院長)
(略歴)
1977年愛知県生まれ。1997年杏林大学医学部医学科入学。卒業後は杏林大学医学部付属病院の高齢医学科に所属。その後、東京警察病院を経て、2006年より友愛病院に勤務。翌2007年より副院長を務める。
2015年より院外での講演活動を開始し、2016年は東京足立区、神戸、東京五反田、金沢と講演を行っている。今までの講演会の様子は自ら編集し、YouTubeにアップしており誰でも見られるようになっている。
最近ではマイナビのインタビュー(病院の先生に聞く!糖質制限ダイエットの注意点とポイント)
も受けている。
 
両親ともに糖尿病の家系だったとこともあり、精力的に糖尿病治療に取り組み成果を上げている。
100単位に及ぶインスリン注射も不要となった実績を持ち、外来では関東一円から診察に訪れている。

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