眼科系

プライマリケア医が日常診療で知っておくべき眼科のエッセンス

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日常診療で遭遇する眼症状と眼疾患への対応

■講師 田辺由紀夫 先生(横浜・洋光台眼科クリニック 院長)
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【セミナー概要】
慢性疾患で通院している患者さんの中には、プライマリケア医に眼症状を訴える方も稀ではありません。眼科専門医に紹介すべきかどうか迷うことも少なくないでしょう。
今回の医療技術セミナーでは眼科以外の先生方にも知っておいていただきたい眼の知識と、眼科臨床で一般的な疾患を取り上げつつ、主に症候論でお話ししたいと思います。できるだけ実際の症例を供覧しながら話を進めていく予定です。
先生方の明日からの診療に役立つ内容を考えております。
皆さま、奮ってご参加下さい。
10:00〜12:00午前の部
眼科の一般検査
知っておきたい視力の基礎知識
意外に多いメガネ、コンタクトレンズによるトラブル
「かすみ目」の正体とは
「ゴロゴロする」、ゴミが入った
「ショボショボ」「シュパシュパ」は不定愁訴
白内障はいつ手術する
 
13:00〜15:00午後の部
急激な視力低下をきたす疾患
眼圧が高くなくても緑内障
眼底カメラではわからない「飛蚊症」
糖尿病で眼底出血があれば糖尿病網膜症か
「ものが歪んで見える」、加齢黄斑変性症か
複視を訴えたら、すぐCT
まとめ

セミナー要綱

セミナーNO. 318
開催日 2015年7月12日 10:00〜15:00
講師 ■田辺由紀夫 先生(横浜・洋光台眼科クリニック 院長)
診療科目 眼科系
DVD価格 5,500円(会員価格/税込)

終了したセミナーの報告と開催の模様

■7月12日(日)に開催しました第318回医療技術セミナー『実地医家が知っておくべき眼科のエッセンス−日常診療で遭遇する眼症状と眼疾患への対応』は盛会裏に終了しました。
講師には、横浜市・洋光台眼科クリニック院長田辺由紀夫先生をお招きしました。終始にわたって冷静に、淡々とお話いただき、どんな質問にも、にこやかにお答えいただきました。
講義の組立ですが、午前は、『徐々に視力が落ちていく目の疾患』で、?はじめに〜国民生活基礎調査より、?眼の解剖、?眼科で行う一般的な検査、?知っておきたい視力の基礎知識(屈折異常、調節)、?意外に多いメガネ、コンタクトレンズによるトラブル、?「かすみ目」の正体は、?白内障はいつ手術する、?「ゴロゴロする」−ゴミが入った、?「ショボショボ」「シュパシュパ」は不定愁訴、?andmore…、でした。また、午後は、『急激な視力低下をきたす疾患』ということで、?眼圧が高くなくても緑内障、?眼底カメラではわからない「飛蚊症」、?糖尿病で眼底出血があれば糖尿病網膜症か、?「ものが歪んで見える」、加齢黄斑変性症か、?複視を訴えたら、すぐCTか、?まとめ/andmore..、というものでした。
講義で強調されたことは、?メガネは決して眼鏡屋さんに任せず、眼科で処方してもらうこと−担当者の技量によってはうまく行かない場合が多い、?コンタクトレンズの着用では洗浄が大事、?カラーコンタクトは何の検査も受けずにやれて極めてリスキー、?レーシック手術やナイトレンズ(オルソケラトトロジー)による矯正治療はリスクが高いのでできれば避ける、?白内障の日帰り手術は、できれば数日入院したうえで行うのが良い、ということでした。
質疑では、?目ヤニ、充血、血膜炎等の感染症やその疑いがある場合等での消炎剤や抗生剤の使い方、?加齢黄斑変性症では世界では女性が多いのに、日本では男性に多い理由、?眼精疲労にビタミンB12は良いのかブルーベリーは目に良いのか、?目の疾患のどこまでを内科医が扱えるのか等たくさんたくさん出ました。
次の企画として、?目の感染症と?抗生剤を始めとした薬剤の話、が成立しそうです。皆さま、お楽しみに。

■講師 田辺由紀夫 先生(横浜・洋光台眼科クリニック 院長)
<略歴>
85年日本大学医学部卒業
日本大学医学部附属板橋病院眼科入局
94年洋光台眼科クリニック開設
01年神奈川県保険医協会理事
横浜市眼科医会常任理事
06年横浜市眼科医会副会長
09年神奈川県保険医協会副理事長

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販売価格  ¥5,500(税込)

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