いまさら聞けない診療シリーズ3 一人院長外来診療
内科、小児科、皮膚科、整形、外傷といったプライマリケア主要科目に一人で立ち向かう先生方に家庭医専門医がエビデンスと経験をもとにレクチャー。その他、院内スタッフの育て方、起用方法や「金出さないで知恵出す」患者数アップなど
■講師 北垣毅 先生(千葉市・花見川中央クリニック 院長/千葉大学医学部臨床教授・・)
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【セミナー概要】
いまさら聞けない診療シリーズ3一人院長外来診療
内科、小児科、皮膚科、耳鼻咽喉科、整形、外傷といったプライマリケア主要科目に一人で立ち向かう先生方に家庭医専門医がエビデンスと経験をもとにレクチャーします。
<講義内容>
・無症状の不整脈、放っておいていい
・なかなか止らない咳への対応
・擦り傷、熱傷。湿潤療法VSガーゼ
・めまいは必ずCT検査
・泣き止まない子供への対応
・バイタルサインでここまでわかる
・頭部外傷、これさえ注意すればCT要らない
・忙しい外来。看護師にどこまでやらせる、その他、院内スタッフの育て方、起用方法や「金は出さないで知恵を出す」患者数アップ法など
セミナー要綱
セミナーNO. | 238 |
開催日 | 2014年1月25日 17:00〜20:30 |
講師 | ■北垣毅 先生(千葉市・花見川中央クリニック 院長/千葉大学医学部臨床教授・・) |
診療科目 | 一般医学系 |
DVD価格 | 5,500円(会員価格/税込) |
終了したセミナーの報告と開催の模様
■1月25日(土)夕刻に開催しました第238回医療技術セミナー「いまさら聞けないシリーズ3一人院長外来診療(攻略)−総合診療編:専門医紹介の見極めと治療」は盛会裏に終了しました。
講師は、千葉市・花見川中央クリニック院長/千葉大学大学院医学研究院臨床教授の北垣毅先生でした。北垣先生はなんの手蔓もないところで、単身渡米し、米国家庭医療専門医や救命救急士等の資格も各地で取られ帰国されたという稀有な存在ですが、この10年にわたって講演活動を続けてこられ、いつの間にか千葉大学の”臨床教授”の地位も手に入れられました。このシリーズでは、一昨年の12月以来、約一年ぶりの開催です。ご登場数も回数が増えて両手では数えられないくらいになってしまいました。
このシリーズは、「多くのクリニックでは、医師は院長先生一人で診療を行い、病院のように他の医師の方に相談ができる条件もなく、一方の患者さんの側では近いから・・・とか、院長先生を信頼しているから・・・と、どんな疾患でも来てしまう」傾向があるかと思いますが、そうした環境・条件の中で、疾患の疾患の重篤さや深刻さ、緊急性を見極めて自分で診たり、基幹病院や専門医に送致する・・・ことを含めて、日常診療をその地域で続けていく上でのノウハウを身につけていただこうという企画です。
講義の組立は、?風邪(高齢者の肺炎、抗生剤、副鼻腔炎、中耳炎)、?小児科診療の“3種の神器”(発熱、川崎病、けいれん)、?頭部の打撲(CT検査必要、頻脈、めまい、?小児の顔の湿疹)、?口腔アレルギー症候群(食物アレルギー、アナフィラキシー)、?簡単な外傷治療・やけど、?睡眠・うつ病、の他に、?「金は出さずに知恵を出す」集客・増患者法、?院内スタッフの育て方・起用法、についても奥深く、熱く語っていただきました。
質問は、会場受講者、ネット受講者からもたくさん出ました。前回お話になられた「鼻血の応急処置」についても、「教えられた通りにしたができなかった・・・」との再質問も寄せられ、丁寧に答えておられました。その後いかがだったでしょうか
■講師 北垣毅 先生(千葉市・花見川中央クリニック 院長/千葉大学医学部臨床教授・・)