要所をおさえた見逃しのない読影法を学ぶ

■講師　山口哲生 先生（JR東京総合病院　副院長、呼吸器内科）
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【セミナー概要】
胸部X線写真の読影で見落としやすいのは、縦隔肺門部とその近傍、横隔膜の陰影に重なった部分、肺尖部など、胸郭の正常構造物と重なった部分です．胸部X線写真の読影を医師会の先生や若い先生方に教えながら、スムーズにこれらの要所をおさえながら読影してもらうにはどういうふうに教えるのがよいのかと考えてきました．「人のハい」読影法とは、「ひとのはい」の語呂にあわせて縦隔肺門→心陰影→肺尖部→肺野→横隔膜部分というように、一定の順番で視線を動かして要所をおさえていく方法です．長い間考えてたどりついた読影法ですがこれがもっともよいものかどうかはわかりません．大切なのは「一定の順番で」「要所をおさえて」確認しながら読影することであり、胸部X線写真読影の方法を自分の中で確立するための一助としてもらえれば幸いです．
 

10:00-12:00胸部X線写真読影の基礎と「人のハい」読影法
 基本的な正常構造の理解
 もう少し詳しい正常構造の理解
 胸部CTで学ぶ正常解剖と正常構造の理解
 「人のハい」読影法
 読影に大切な「サイン」
 「無気肺」を学ぶ
12:30-14:30実践！「人のハい」で読む胸部X線画像
 実際に写真を読影してみましょう

セミナー要綱

終了したセミナーの報告と開催の模様

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■講師　山口哲生 先生（JR東京総合病院　副院長、呼吸器内科）
＜略歴＞
78年千葉大学医学部卒
千葉大学呼吸器内科入局
88年千葉大学呼吸器内科講師
89年JR東京総合病院呼吸器内科医長
92年JR東京総合病院呼吸器内科部長
06年JR東京総合病院呼吸器センター長
08年JR東京総合病院副院長
＜著書＞
１．ケアネットDVD人のハいで読める！Dr.山口の胸部X線写真写真読影免許皆伝（上・下）
http://www.youtube.com/watchv=slFCsPPawQQ
２・見逃しなく読める！胸部X線画像診断Q&A「人のハい」読影法と症例演習羊土社２０１０
年東京
３呼吸器内科必修マニュアル編集山口哲生、小倉高志、樫山鉄矢羊土社２０１３年東京
４ケアに役立つ！呼吸器疾患ナーシング編
集：山口哲生、山田嘉仁総合医学社２０１１年東京
５．DVDで学ぶ実践呼吸器病学（日本呼吸器学会教育委員会編集）作製実行委員長山口哲生２０１１年