プライマリケアのための皮膚から診る全身疾患としての血管炎・血行障害
■講師 川名誠司 先生(日本医科大学皮膚科 教授)
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■講師 沢田泰之 先生(都立墨東病院皮膚科 部長)
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【セミナー概要】
皮膚は全身性血管炎の好発臓器であり、皮膚症状は血管炎の診断、治療効果・予後の判定に有用な情報を提供してくれます。そのため皮膚をよく診ることは、血管炎の診療にたずさわる医師にとって大変重要です。しかし、他科の医師はもちろんのこと、皮膚科医師でさえ血管炎の皮膚病変を正しく診断・治療することは難しいといわれています。
本医療技術セミナーでは、豊富な臨床写真、病理組織写真をお示しして、皮膚に生じた血管炎を具体的、かつわかりやすくお話します。また、血管炎の診断に際しては血行障害性疾患を鑑別することが重要です。両疾患の治療には異なる点が多いからです。中でも閉塞性動脈硬化症、糖尿病性血管障害、重症感染症、下肢の静脈うっ滞は、近年急激に増加した疾患です。これらの疾患の診断・治療について、皮膚血管炎と対比させながらお話します。皆様のご診療にお役立ていただけるものと考えています。
皆さま、奮ってご参加ください。お待ちしております。
10;00−12:00
第1部皮膚の血管炎に対する診断・治療講師:川名誠司
・血管炎の原因・病態について
・皮膚血管炎の診断法について
・皮膚血管炎の治療法について
・pitfallとなり易い血管障害性疾患
13;00−15:00
第2部皮膚の血行障害に対する診断・治療講師:沢田泰之
・皮膚血行障害の原因・病態について
・皮膚血行障害の診断法について
・皮膚血行障害の治療法について
セミナー要綱
セミナーNO. | 225 |
開催日 | 2013年10月14日 10:00〜15:00 |
講師 | ■川名誠司 先生(日本医科大学皮膚科 教授) ■沢田泰之 先生(都立墨東病院皮膚科 部長) |
診療科目 | |
DVD価格 | 5,500円(会員価格/税込) |
終了したセミナーの報告と開催の模様
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■講師 川名誠司 先生(日本医科大学皮膚科 教授)
<略歴>
75年新潟大学医学部卒業
75年新潟大学医学部衛生学教室助手
76年北里大学医学部皮膚科助手
81年北里大学医学部皮膚科講師
82年Wisconsin医科大学皮膚科研究員
83年Texas大学医学部皮膚科研究員
84年国立横須賀病院皮膚科医長
86年北里大学医学部講師
90年北里大学医学部皮膚科助教授
90年聖路加国際病院皮膚科医長
97年日本医科大学主任教授
02年日本医科大学大学院教授
■講師 沢田泰之 先生(都立墨東病院皮膚科 部長)
<略歴>
88年信州大学医学部卒業
88年東京女子医科大学付属第二病院心臓血管外科研修医
90年東京女子医科大学付属第二病院心臓血管外科助手
92年東京医科歯科大学皮膚科医員
93年東京医科歯科大学皮膚科助手
00年東京都立墨東病院医長
06年東京都立墨東病院部長
07年東京医科歯科大学臨床教授