DVD・テキスト(開催実績)

ボツリヌスによる痛みの治療シリーズ3(全4回) 頭痛・肩こりのためのオフラベルボツリヌス治療

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欧米ですでに広く普及 日本ではこれから−新規開業に最適(自由診療)

■講師 寺本純 先生(寺本神経内科クリニック 院長)
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【セミナー概要】
ボツリヌス治療は国内ではいくつかの疾患に対して保険適用となっているが、普及はまだ限定的である。片頭痛などすでに欧米での国家承認まで得た領域もあるが、国内では諸事情によって承認は無理である。
しかし、現実には有効性を示す疾患・症状はさらに多く、保険制度の異なる欧米ではすでに広く普及している。
ボツリヌス剤の安全性は十分確保されているが、施術にあたっては一定の経験が成績を左右する。オフラベルボツリヌス治療の対象となる症状・疾患は夥しく多いという現実は将来の医療の大切な領域である。
TPPで混合診療の受け入れは決定的であり、一層導入しやすくなる治療法である。また診療の付加価値も求められるようになるのは必至である。
それに先んじて診断・治療技術の習得が必要である。現状として自由診療として開始し、少しずつ経験を積んでいくことが求められる。
本医療技術セミナーでは、今回、4回のシリーズで、特に頻度の高い症状や疾患を中心に解説したい。
1)整形外科領域でのオフラベルボツリヌス治療(10/5)
2)多汗症・花粉症等の分泌異常に対するオフラベルボツリヌス治療(12/7)
3)頭痛・片頭痛・肩こりなどに対するオフラベルボツリヌス治療(15/1/25)
4)脳卒中後の各種症状などに対するオフラベルボツリヌス治療(15/2/8)
皆さま、奮ってご参加ください。
10:00-13:00講義:頭痛・片頭痛・肩こりのためのオフラベル
ボツリヌス治療
1)頭痛・片頭痛に対する平均的な使用法
2)薬物乱用頭痛に陥った場合の対処法
3)肩こり、緊張型頭痛に対する治療法
4)群発頭痛に対する絶大な効果
5)歯の食いしばりによる頭痛、頭部神経痛
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3:30-15:00実技;八重洲痛みの治療室にて(徒歩1分)
6)実技披露
 
当日の実技の際のモデルさんを募集します。患者さんをご紹介ください。なお、モデルさんの推薦・紹介が得られません場合は、健常者に対する生理食塩水での実技となるか、動画での解説となる場合もございますので、ご了解ください。
 
また、ネット受講者には、午後の別会場における中継ができかねますので、オンデマンド配信による視聴のみになります。できるだけ会場受講をお勧めします。

セミナー要綱

セミナーNO. 222
開催日 2015年1月25日 10:00〜15:00
講師 ■寺本純 先生(寺本神経内科クリニック 院長)
診療科目
DVD価格 5,500円(会員価格/税込)

終了したセミナーの報告と開催の模様

■1月25日(日)に開催しました第222回医療技術セミナー『ボツリヌスによる痛みの治療シリーズ3(全4回)欧米ですでに広く普及大きく立ち遅れる日本頭痛・肩こりのためのオフラベルボツリヌス治療』は盛会裏に終了しました。
講師は、名古屋駅前で神経内科を開業されており、八重洲にも数年前から「八重洲痛みの治療室」を開設されております寺本純先生です。このシリーズ、?整形外科領域の痛み、?分泌異常、と続いて、3回目、”頭痛・肩こり”です。約1年前に企画しましたが受講者が少なくて延期させていただき、他のテーマとも合わせて4回シリーズとして再企画し、ようやく実現の運びとなったものです。最近のストレス社会では”頭痛持ち”さんが増えて来ているとのことで、寺本先生は、ようやく一番得意なテーマのセミナーができる・・・とお喜びでした。
ボツリヌスが最近が出す毒素であることは知られておることですが、その毒素が筋肉引締め効果を発揮することで、30年ほど前からシワ伸ばしといった美容医療に用いられ始め、その過程で、打たれた方の頭痛や肩こりの鎮痛効果が言われ始め、その後治療薬としても使われ始めた・・・ものです。欧米ではすでに広く普及している治療法なんだそうです。
講義の組立は、午前は「頭痛・肩こりのためのオフラベルボツリヌス治療(講義)」で、?ボツリヌス毒素とは、?ボツリヌス治療の実施にあたって、?慢性頭痛の診断と治療、?頭痛の国際分類、?片頭痛の治療、?薬物乱用頭痛の症状、?片頭痛・薬物乱用頭痛の治療、で
午後はモデルさんを依頼してのボトッツクス注射の実技と、講義?緊張型頭痛、?肩こり、?緊張型頭痛と頭頸部ジストニーによる頭痛、?群発頭痛、?ボツリヌス治療終了後の処理、でした。
質疑でも、たくさんの鋭い質問が出ても、寺本先生はにこやかにお答えになっておられました。また、今後、お互いに治療効果を持ち寄っての上級編のセミナーを企画したいとの意向も示されました。
先の、美容医療の過程で、頭痛。片頭痛がなくなってきて、その効果が確認され、正式に頭痛治療に使われ始めた・・・ということでしたが、他にも、歯科医院で「歯ぎしり」「食いしばり」で来院する方の中にも、ボトックスが効くとの報告があるそうで、まだまだボトックスの使用・摘要範囲が広がっていくものと思われます。
今後ともご期待ください。

■講師 寺本純 先生(寺本神経内科クリニック 院長)
<略歴>
75年名古屋大学医学部卒業、
市立四日市病院、名古屋大学第一内科(現神経内科)、国立武蔵療養所神経センター(現国立精神神経センター武蔵病院)、奈良県立医科大学神経内科、名鉄病院神経内科部長を経て、96年寺本神経内科クリニック(名古屋)開設、10年八重洲痛みの診療室(東京)を併設(16年に再開発によるビルの改築のために閉院)。国内初の頭痛ボツリヌス治療を導入、17年前より実施。
 
<学会活動>
日本内科学会、日本神経学会、日本頭痛学会等認定医・専門医、多数

ビジターは購入できません。

医師会員、コ・メディカル会員

販売価格  ¥5,500(税込)

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