一般医学系

膠原病 関節炎診療シリーズ1(3回シリーズ) 膠原病・関節炎の鑑別診断と治療

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関節炎のアプローチと3分で出来るRA診察

■講師 岸本暢将 先生(杏林大学附属病院膠原病科 准教授)
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【セミナー概要】
〜膠原病の診療の大原則〜
リウマチ性疾患や骨格筋疾患は診断や治療が難しいと考えている医師が非常に多いようです。高齢者の2人に1人が関節痛を訴えるという現在、一般内科やプライマリケア医でも整形外科へあっさり紹介するばかりではいられません。関節痛が実は感染症であったり、悪性腫瘍の一症状として出ていたりと、プライマリケアである程度の診断をつけることは非常に重要なのです。
「プライマリケアでもできる関節痛患者を診たときの病歴聴取、身体診察のポイント」を解説し、リウマチ膠原病疾患へのアプローチの大原則を示します。また、後半は関節診察をみなさんで実践していただき関節炎患者さんのアプローチにつき解説いたします。
■講演プログラムおよび要旨(受講者各位の録画・録音は固くお断り
申し上げます)
 
午前10:00−12:00
関節炎のアプローチ〜日常診療で遭遇する関節炎の鑑別疾患〜
 
午後13:00−15:00
関節診察ハンズオン〜3分でできる関節リウマチ診察〜

セミナー要綱

セミナーNO. 205
開催日 2013年7月14日 10:00〜15:00
講師 ■岸本暢将 先生(杏林大学附属病院膠原病科 准教授)
診療科目 一般医学系
DVD価格 5,500円(会員価格/税込)

終了したセミナーの報告と開催の模様

■7月14日(日)に開催しました第205回医療技術セミナー「膠原病・関節炎診療シリーズ1膠原病・関節炎の鑑別診断と治療−関節炎のアプローチと3分で出来るRA診察」は盛会裏に終了しました。
講師は聖路加国際病院アレルギー膠原病科(成人・小児)の岸本暢将先生にお願いしました。
講義の組立としては、午前は?関節リウマチの鑑別診断としての?変形性関節症、?CPPD、?リウマチ性多発筋痛症、?更年期に出てくる関節リウマチ、?SLE、?ウイルス性の関節リウマチ、?乾癬性関節炎について、先月開催され参加されたヨーロッパリウマチ学会でのトピックスやいくつかの症例の検討を混えて、盛りだくさんの内容でした。あと、実際に診察のやり方についてご指導いただき、受講者の方も、手を取り足を取りのご指導でした。午後は、?最近(細菌)の話題、?診断(鑑別診断)、?治療前評価で疾患活動性と予後不良因子、治療では副作用モニタリングを中心にお話をされました。
主宰者のメモからみると、断片的ですが、?診察に当たっては、手だけを診るのではなくて足も診るように、?痛風は男性に多い、?急性リウマチ熱は溶連菌感染が多く、心臓の弁膜症の引き金になりえる、?喫煙・歯周病・肥満はリウマチ発症の引き金になり易い、?生物学的製剤は確実に効く(が薬価が高い)、?リウマチの治療は大変で、エネルギー的にも医療コスト的にも負担が大きい・・・・・・・。あと、去る7日の”B型肝炎”のところで出た「デノボ肝炎」はリウマチの治療のための薬剤投与が逆に引き金になる・・・といったことも出て、勉強したばかりで、うれしくなってしまいました。
圧巻は診察のやり方のところで、岸本先生は、受講者ごとに手や指の関節の握っての確認の仕方等、熱心にご指導くださいました。受講者としても、心に残るのではないでしょうか!
 

■講師 岸本暢将 先生(杏林大学附属病院膠原病科 准教授)
<略歴>
98年北里大学医学部卒業/沖縄県立中部病院研修医
00年在沖縄米国海軍病院インターン
01年ハワイ大学内科レジデント
04年ニューヨーク大学/HospitalforJoint
Diseasesリウマチ膠原病科フェロー
06年亀田総合病院リウマチ膠原病内科プログラムディレクター
同年米国リウマチ学会DistinguishedFellowAward受賞
07年東京大学アレルギー・リウマチ内科、東京医科歯科大学臨床医学教育開発学、北里大学総合診療科非常勤講師兼務
09年聖路加国際病院Immuno-RheumatologyCenter

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販売価格  ¥5,500(税込)

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