一般医学系

いまさら聞けない診療シリーズ1一人院長外来診療1(Part1)

s00166
s00166

−痛み、アナフィラキシー、めまい、風邪、腹部診療、喘息、けいれん、心肺蘇生、看護師さんの協力、増患者法、その他−

■講師 北垣毅 先生(千葉市・花見川中央クリニック 院長/千葉大学医学部臨床教授・・)
>講師詳細はこちら 
 

【セミナー概要】
毎日の診察、泣いても笑っても院長先生1人。専門外やいきなりの急変で不安になりませんか
総合診療一筋で米国家庭医療学専門医がクリニックベースで明日から使えるやり方を解説!
今日一日“研修医”に戻ってみませんか!
 
<1人院長外来攻略シリーズ>
忙しかったりあるいは専門外でも絶対に見逃してはいけないものを見落とさない。軽症そうにみえる心筋梗塞をどう見破る目の前の痙攣患者、救急搬送するまでにやっておかなくていけないことはまたクリニックは1人院長の大舞台になってはいけません。チームとしてどうスタッフを使っていくのかを徹底攻略します。
看護師をうまく最大限に使うには。
頭痛、胸痛、腹痛「痛み」を完全征服
アナフィラキシー!最初に用意するものは
めまい患者はどのタイミングで専門医へ
風邪患者の思わぬ落とし穴
腹部診察はこれだけで充分
喘息治療の裏技
患者を集める思わぬコツ
けいれん発作、専門医へ送る前にやっておくこと
心肺蘇生は人に任せてOKなどなど

セミナー要綱

セミナーNO. 166
開催日 2012年9月8日 17:00〜20:00
講師 ■北垣毅 先生(千葉市・花見川中央クリニック 院長/千葉大学医学部臨床教授・・)
診療科目 一般医学系
DVD価格 5,500円(会員価格/税込)

終了したセミナーの報告と開催の模様

■9月8日(土)の夜に開催しました第166回医療技術セミナー「米国家庭医療専門医・米国救命救急士が実地医家に贈る!いまさら聞けないシリーズ1一人院長外来診療(Part1)」は盛会裏に終了しました。
講師には、’10年9月以来の約2年ぶりに、千葉市・花見川中央クリニック院長・東京女子医科大学八千代医療センター講師であります北垣毅先生をお迎えしました。北垣先生の稀有な生き方とアメリカへの武者修行を始めとする数奇な遍歴は前にも書かせていただいております。
北垣先生は、医師1名、看護師3名、事務員2名、技師1名(+女子医大からの研修医1名)のスタッフで運営している自分のクリニックでの事例を紹介されながらの講義でした。
講義は、まず「一人院長」の「クリニック診療」の不利な点として、
?発症から間もない、検査があてにならない、?典型的な症状が整っていない、?検査、診断機器が限られている、?多くの軽症患者の中に重症がいる、?経過観察しにくい(ベッドがない)、?診断にこだわらない、相談できる相手がいない、の6点と、次に「外来で陥りやすいところ」として、?いわゆる“ごみ箱診断”に走っていないか、?検査に頼っていないだろうか、?簡単に他医へ紹介していないか、?精神的なものとして処理していないか、4点を挙げられました。そして「隠れ重症の落とし穴」として?平穏な外来にも見逃してはいけない致死的疾患がやってくる、?稀な疾患より危険な疾患の非典型の方が怖い、とのあるべき課題を明確に打ち出していただきました。まさに全てが開業医さんに典型的な悩みと限界でしょうか
講義の具体的な項目としては、?最初の初診は「看護師」から、?頭痛、?胸痛、?腹痛、?喘息、?めまい、?風邪、?アナフィラキシー、?痙攣、ついて具体的な症例や見落としやすい重大な疾患の可能性の数々について、取り上げていかれましたが、受講者の方々には、あい通じ感ずるものが多々あったかと思います。
北垣先生の考え方の中に一貫して流れるものは、医師が一人しかいないクリニックでは、いかに看護師さんを味方に付け、積極性を発揮してもらい、診療の上で医師の働きを強力に補佐してもらう・・・、重要な役割を担っていただこう・・・という点が、最重要な課題としてあるように思います。
受講者からの意見では、だいたい分かっているような事例ばかりだったが、ここまでスッキリと解説してもらって勉強になった、というものがありました。確かに「今更聞けない」諸々の知識というか医師として生きていく上での術なのでしょうが、そうした実感が皆さんの大方の意見なのではないでしょうか。

■講師 北垣毅 先生(千葉市・花見川中央クリニック 院長/千葉大学医学部臨床教授・・)
 
 

ビジターは購入できません。

医師会員、コ・メディカル会員

販売価格  ¥5,500(税込)

商品選択

数量  

SOLD OUT