一般医学系

レクチャー・マラソン“脳の新規治療薬 Update”

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てんかん、線維筋痛症、片頭痛、睡眠障害、むずむず脚症候群、抗凝固薬、認知症、パーキンソン病、多発性硬化症など

■講師 黒岩義之 先生(帝京大学医学部附属溝口病院 客員教授(神経内科)、附属 溝口病院脳卒中センター長、横浜市立大学名誉教授)
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【セミナー概要】
脳神経領域の日常診療では、次々と新基軸の治療薬が登場し、また高齢者患者の増加で、専門医だけではさばききれない状況で、第一線のプライマリ医の活躍が期待されています。このような中、第一線のプライマリ医の日常診療が、脳神経疾患領域の新しい薬の知識なしには進まない時代となりました。今回のレクチャー・マラソンでは、てんかん、線維筋痛症、片頭痛、睡眠障害、むずむず脚症候群、抗凝固薬(心原性脳塞栓症)、認知症、パーキンソン病、多発性硬化症などを解説します。脳神経領域の日常診療に欠かせない、ニーズの高い主要な新薬の使い方をまとめてお話しします。皆様の日常の忙しいご診療の一助になれば幸いです。
奮ってのご参加をお待ち申し上げています。
レクチャー・マラソン“脳の新規治療薬Update”
10:00-10:401.“てんかん”の新薬を学ぶ
10:40-11:202.“線維筋痛症”、“片頭痛”の新薬を学ぶ
11:20-12:003.“睡眠障害”、“むずむず脚症候群”の新薬を学ぶ
 
12:00-13:00昼食・休憩
 
13:00-13:404.“抗凝固薬(心原性脳塞栓)”の新薬を学ぶ
13:40-14:205.“認知症”の新薬を学ぶ
14:20-15:006.“パーキンソン病”、“多発性硬化症”の新薬を学ぶ

セミナー要綱

セミナーNO. 163
開催日 2012年9月9日 10:00〜15:00
講師 ■黒岩義之 先生(帝京大学医学部附属溝口病院 客員教授(神経内科)、附属 溝口病院脳卒中センター長、横浜市立大学名誉教授)
診療科目 一般医学系
DVD価格 5,500円(会員価格/税込)

終了したセミナーの報告と開催の模様

■9月9日(日)に開催しました第163回医療技術セミナー「レクチャーマラソン脳の新規治療薬Update−てんかん、線維筋痛症、片頭痛、睡眠障害、むずむず脚症候群、抗凝固薬、認知症、パーキンソン病、多発硬化症など」は盛会裏に終了しました。
講師には、昨年9月開催の「脳卒中と脳梗塞」以来、約1年ぶりに黒岩義之先生をお迎えしました。黒岩先生は今年の3月で横浜市立大学を定年退官(名誉教授)され、4月からは帝京大学医学部附属溝口病院神経内科の客員教授に就任され、お元気で診療に研究に当たっておられます。近況をお聞きしましたら、文部科学省推薦で今年の秋の園遊会に招待されているとうれしそうにお話いただきました。良かった!おめでとうございます。
講義の要目は、?“てんかん”の新薬を学ぶ(レべチラセタム、ラモトリギン、ホスフェニトイン)、?“線維筋痛症”の新薬を学ぶ(プレガバリン)?“睡眠障害”“むずむず脚症候群”の新薬を学ぶ(エスゾピクロン、ラメルテオン、ガバペンチンエナカビル)、?“抗凝固薬”“抗血小板薬”などの新薬を学ぶ(ダビガトラン、リバーロキサバン、クロピドグレル、プレタールOD、エダラボン、オザグレル)?“認知症”の新薬を学ぶ(ガランタミン、メマンチン、リバスチグミン)?“パーキンソン病”“多発性硬化症”の新薬を学ぶ(ミラペックスLA、レキップCR、ゾニサミド、フィンゴリモド)ということで、6項目20種の新薬について詳細な解説を行っていただきました。他に、口頭で「片頭痛」の治療薬として、イミグランやマクサルトを加えていただきました。特に供覧していただいたスライドは、今回新しく作っていただいたものを含めて、380枚という多量のスライドをご準備いただきました。黒岩先生、お得意の”レクチャーマラソン”として、これでもか!これでもか!・・・とスライドをたくさん見せていただきました。素晴らしい!!
講義の中では、質問ともからみ、特に時間を割いて解説をいただいたのは、?線維筋痛症と「慢性疲労症候群」についてで、まだまだ原因のはっきりしない、そして診断基準があいまいで、つい一緒に扱われている疾患についてでした。他に「睡眠障害」で、新しい睡眠薬についても。午後の講義では、「抗凝固薬」「抗血小板薬」について、多くの時間を取られ解説されるとともに、受講者からたくさんの質問が飛び交い、結局終了予定時間を大きく過ぎて終了しましたが、黒岩先生のお元気な事。声も嗄れず、質問に対してぐっと考え込まれる・・・という真面目なお人柄が際立ちました。
また受講者からは、この間、たくさんの新薬が出ており、これほどきちんと挙げられ、摘要や作用機序、評価、使用法、そして注意事項などがまとめられていると助かる。素晴らしい、との意見が聞かれました。
なお、この日は、「抗凝固薬」について地方から聞きにこられる受講者もあって、プログラム進行で、午後はアルツハイマーを先に取り上げていただくというハプニングも生じました。

■講師 黒岩義之 先生(帝京大学医学部附属溝口病院 客員教授(神経内科)、附属 溝口病院脳卒中センター長、横浜市立大学名誉教授)
<略歴>
東京大学医学部卒。岩手医科大学神経内科助教授、虎の門病院神経内科部長、横浜市立大学医学部長・副病院長・神経内科学教授を経て、現職。
学会会長(日本臨床神経生理学会、日本自律神経学会、日本神経治療学会)を歴任。全国医学部長病院長会議会長、医療系大学間共用試験実施機構理事、医師国家試験専門委員、日本脳科学学会連合評議員、厚生労働省の各種専門委員、日本医師会疑義解釈委員、医薬品医療機器総合機構専門委員などを歴任。
専門領域は認知症・パーキンソン病・多発性硬化症・プリオン病・頭痛・てんかん・脳卒中など。

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販売価格  ¥5,500(税込)

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