一般医学系

大腸内視鏡検査における”水浸法”による大腸疾患の検査と診断

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■講師 後藤利夫 先生(新宿大腸クリニック 院長)
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【セミナー概要】
全国の徳洲会病院で大腸内視鏡を50人以上指導してきた無麻酔・無痛内視鏡「水浸法」の第一人者が、大腸内視鏡挿入の理論と実践のための動画を駆使して挿入テクニックのすべてを公開します。少ない症例経験で短期間に安全で無痛の大腸内視鏡をマスターできます。大腸がんは胃がんより死亡者が多く、大腸内視鏡を実地医家に実践していただきたいが、技術難度が高くリスクが高いのがネックとなっていましたが、水浸法+ワンパターンメソッドで誰でも短期間に収得できる方法を開発しました。大腸内視鏡挿入の理論(水浸法)と動画や実際の内視鏡を駆使して挿入テクニック等のすべてを公開します。
皆様、奮ってご参加ください。
第1部10:00−12:00講義、
第2部13:00−15:00実技
(12:00-13:00昼食・休憩)
 
・大腸内視鏡はワンパターンで挿入できる
・大腸内視鏡検査が3ヶ月でマスターできる
・大腸内視鏡検査は麻酔を使わなくても痛くない
・患者さんにあったスコープ選択システムとは
・平均挿入時間5分以下の挿入方法とは
・1日25人検査しても疲れない挿入方法とは

セミナー要綱

セミナーNO. 160
開催日 2012年8月5日 10:00〜15:00
講師 ■後藤利夫 先生(新宿大腸クリニック 院長)
診療科目 一般医学系
DVD価格 5,500円(会員価格/税込)

終了したセミナーの報告と開催の模様

■8月5日(日)に開催しました第160回医療技術セミナー「大腸内視鏡における”水浸法”による大腸疾患の検査と診断」は盛会裏に終了しました。
講師には、1月29日の同名のセミナーと同様、新宿大腸クリニック院長の後藤利夫先生をお迎えしました。全国の徳州会病院で大腸内視鏡を50名以上指導して来られた無麻酔・無痛内視鏡「水浸法」の第一人者です。そもそも「水浸法」は20年前に編み出し完成された技法であったとのことですが、今日まで、大腸癌を減らすために臨床にばかり熱心で、普及のための学会での報告や論文投稿、普及活動等を重視して来なかったから・・・普及しなかった、とのお話は、前回にも紹介している通りです。
講義は、午前が「水浸法」の理論、午後が実技の解説ということでした。大腸内視鏡はワンパターンで挿入できる、検査のやり方は1カ月でマスター出来る、麻酔を使わなくても痛くない、患者さんに合ったスコープ選択システムとは、平均挿入時間5分以内の検査とは、1日に25人検査しても疲れない挿入方法とは・・を、コロンモデルや大腸内視鏡を駆使しながら、そして今回は改訂していただきバージョンアップしていただいた、たくさんの動画を惜しげもなく余すところなく供覧され、全てを公開されての講義でした。また、フットスイッチ式電動ポンプを紹介され、その製造ノウハウを明かすだけでなく、製作も引き受けられたり・・・と。すごいサービス精神です。毎週毎週、日本全国を暇なく飛び回りながらの診療活動の中で、いつそうした製作に勤しむ時間があるのかしら・・・と、心配になるほどです。恐らく、眠る時間を削っておられることしか、考えが及びません。それでいて、一方で何冊も著書を出しておられるのですから驚きです。
私も、昨年の春に大腸の検査で、大腸内視鏡を何回か味わいましたが、いとも簡単に終わっていただきましたが、あの時の手法は何法だったのかしら。痛くしないために、早く手際良くやるために、陰では大変な努力をされているんだな・・・・と今になって想像しました。
そもそも、大腸は、お尻の穴の次は直腸ですが、その次にはS字結腸があったり、その後盲腸までに大きく2カ所で迂回(今回、「脾湾曲」「肝湾曲」であることを知りました)していたり、また人によっては太ったり痩せたり、いろんな形状の大腸があるんでしょうね。そこをスムーズに、あんな太い鉄の棒を通して、内部を覗くのですから。いろんなノウハウや長年の経験が必要なんですね。
質疑の時間には、会場からも、ネット受講者からも質問が絶えまなく続きました。
残されたアンケートには、「実践的セミナーで勉強になりました」「コロンモデルでの実演が見たかった」というものがありました。私は、受講者でただお一人だけ、狐につままれたような顔の方が居られたのが気がかりです。
 

■講師 後藤利夫 先生(新宿大腸クリニック 院長)
<略歴>
88年3月東京大学医学部卒業(医師免許取得)
88年4月〜94年3月東京大学付属病院物療内科(消化器研究室)に勤務、研修医、医局員を経て助手
94年4月〜98年3月徳田虎雄に会い、徳洲会
病院(鹿児島、徳之島病院)に勤務する
98年3月〜00年3月西新宿胃腸クリニックを開設し、独立・開業
00年4月〜03年3月自由診療で大腸内視鏡を
行う
03年4月〜09年3月大隅鹿屋病院内視鏡セン
ター長。鹿児島県で多くの講演活動。
09年3月〜現在新宿にコンパクトな実験クリ
ニックである「新宿大腸クリニック」を開設
(稀有な歩みの詳細は、ホームページでご覧下さい)
<紹介>実父の大腸がんを機に大腸がんの早期発見・治療の重要性を痛感し、「大腸がん撲滅」を目標に独自の無麻酔・無痛大腸内視鏡検査法を開発。
全国各地の医療機関で無痛内視鏡検査を実践、後進の指導にあたるかたわら、著作・講演等の啓蒙活動にも熱心である。独自の無痛大腸内視鏡検査は好評で、遠方から足を運ぶ患者も少なくない。また「大腸がん撲滅」のために始めた便秘外来では患者の悩みに親身に対応し、その誠実な人柄に信頼も篤い。
<著書>
『腸をきれいにする特効法101改訂版』(主婦と生活社、14年)、『あなたの知らない乳酸菌力』(小学館、11年)、『その便秘こそ大腸ガンの黄信号』(祥伝社、01年)、『腸イキイキ健康法』(主婦と生活社、02年)、『腸いきいき健康ジュース』(ムック、07年)など著作多数。

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販売価格  ¥5,500(税込)

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