内分泌代謝内科系

関節痛診療シリーズ2 関節診察 ハンズオン〜診察でここまでわかる筋骨格系疾患の大原則〜(全4回シリーズ)

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顎関節・上肢の関節/腰や下肢の関節

■講師 岸本暢将 先生(杏林大学附属病院膠原病科 准教授)
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【セミナー概要】
1.顎関節・上肢の関節
関節の身体診察を実際に取り扱うセッションで、第1回目は、顎関節・頸部・肩。「首が痛い」「肩が痛い」「手が痛い」などの主訴は必ず経験しますが、どのようにアプローチし、身体診察を行うか鑑別疾患、その診断と治療にもふれながら、その実践手法を紹介します。顎関節では、顎関節症から高齢者にみられる側頭動脈炎の診察のポイント、肩の診察においてはスポーツ外傷などでみられる回旋筋腱板炎、リウマチ性多発筋痛症でみられる
肩関節周囲炎の診察のポイントもお伝えします。
 
2.腰や下肢の関節
関節の身体診察を実際に取り扱うセッションで、腰・股関節。皆様も、腰痛に悩まされたことはないでしょうか生涯で9割近くの人が経験するといわれています。そのほとんどは自然に治りますが、プライマリケアで見逃してはいけない怖い腰痛の“RedFlag”を解説します。また、一概に膝が痛いといっても原因は関節炎以外にも腱、靱帯、半月体、滑液包のうちどこに障害があるか見極めることが診断の第一歩です。外傷歴など病歴の重要性もご紹介します。また足首、足趾関節の痛みも痛風、関節リウマチでよく経験されます。身体診察の基本をご紹介し、鑑別疾患、考えられる診断と治療にもふれながら、その方法を実践的に紹介します。
■講演プログラムおよび要旨(受講者各位の録画・録音は固くお断り申し上げます)
 
午前10:00−12:00
顎関節・上肢の関節
 
午後13:00−15:00
腰や下肢の関節
 

2回目関節診察ハンズオン〜診察でここまでわかる筋骨格系疾患の大原則〜
 
1.顎関節・上肢の関節
関節の身体診察を実際に取り扱うセッションで、第1回目は、顎関節・頸部・肩。「首が痛い」「肩が痛い」「手が痛い」などの主訴は必ず経験しますが、どのようにアプローチし、身体診察を行うか鑑別疾患、その診断と治療にもふれながら、その実践手法を紹介します。顎関節では、顎関節症から高齢者にみられる側頭動脈炎の診察のポイント、肩の診察においてはスポーツ外傷などでみられる回旋筋腱板炎、リウマチ性多発筋痛症でみられる
肩関節周囲炎の診察のポイントもお伝えします。
 
2.腰や下肢の関節
関節の身体診察を実際に取り扱うセッションで、腰・股関節。皆様も、腰痛に悩まされたことはないでしょうか生涯で9割近くの人が経験するといわれています。そのほとんどは自然に治りますが、プライマリケアで見逃してはいけない怖い腰痛の“RedFlag”を解説します。また、一概に膝が痛いといっても原因は関節炎以外にも腱、靱帯、半月体、滑液包のうちどこに障害があるか見極めることが診断の第一歩です。外傷歴など病歴の重要性もご紹介します。また足首、足趾関節の痛みも痛風、関節リウマチでよく経験されます。身体診察の基本をご紹介し、鑑別疾患、考えられる診断と治療にもふれながら、その方法を実践的に紹介します。

セミナー要綱

セミナーNO. 159
開催日 2012年7月29日 10:00〜15:00
講師 ■岸本暢将 先生(杏林大学附属病院膠原病科 准教授)
診療科目 内分泌科代謝系
DVD価格 5,500円(会員価格/税込)

終了したセミナーの報告と開催の模様

■7月29日(日)に開催しました第159回医療技術セミナー「関節痛診療シリーズ2『関節痛の鑑別診断と治療』−顎関節・上肢/腰や下肢の関節」は盛会裏に終了しました。
講師には聖路加国際病院アレルギー膠原病科(成人、小児)の岸本暢将先生をお招きしました。岸本先生には、今回「関節痛診療シリーズ」として全4回で企画していただきましたが、昨年12月9日にも「不明熱」を切り口に「関節痛」「関節リウマチ(RA)」「膠原病」を取り上げていただきましたし、この6月3日にも、このシリーズ第1回目の「膠原病を見逃さないためのアプローチ」で、お話いただいたことは記憶に新しいところです。
かつては難病の一つであった関節リウマチも、近年ではステロイドや生物学的製剤の開発等で進行を抑えたり、治ることも期待できるようになったようです。
講義は、午前中が「顎関節・上肢の関節−日常診療で遭遇する関節炎の鑑別疾患」として、顎関節(耳下腺腫脹を含む)、頸の関節(神経根障害やギランバレー症候群、偽痛風、髄膜炎、尿路感染症との関係等を含む)、肩の関節(五十肩、二頭筋腱炎等)、肘・手首・手指、手、爪、を取り上げていただき、各々の部位の解剖を始めとして詳細な解説と、モデルを使った診察の仕方(いくつかのテスト法の紹介)やポイントについてお話いただきました。また、午後は、「腰・下肢の関節−日常診療で遭遇する関節炎の鑑別疾患」として、腰椎・股関節、脊柱、膝・足、足首・足趾、を取り上げていただき、各々の部位の解剖を始めとして詳細な解説と、モデルを使った診察の仕方やポイントについてお話いただきました。
いつ聞いても相変わらずのお話上手と頭脳明晰さ、まだお若いのによくもまあこれだけ多くの症例や技術、知識をもっておられるものだなあと感心させられます。
質問は、会場受講者からもネット受講者からもたくさん寄せられ、時間内にはこなせない位でした。
アンケートには、「今日は普通の上肢・下肢の診察を始めとした話かと思ってきたが、お話いただける方によっては、色んな疾患や症状と関連付けられ、これほど奥深くなるものなんだ・・・と多いに感心した」という言葉を残して、満足そうに帰って行かれました。

■講師 岸本暢将 先生(杏林大学附属病院膠原病科 准教授)
<略歴>
98年北里大学医学部卒業/沖縄県立中部病院研修医
00年在沖縄米国海軍病院インターン
01年ハワイ大学内科レジデント
04年ニューヨーク大学/HospitalforJoint
Diseasesリウマチ膠原病科フェロー
06年亀田総合病院リウマチ膠原病内科プログラムディレクター
同年米国リウマチ学会DistinguishedFellowAward受賞
07年東京大学アレルギー・リウマチ内科、東京医科歯科大学臨床医学教育開発学、北里大学総合診療科非常勤講師兼務
09年聖路加国際病院Immuno-RheumatologyCenter

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販売価格  ¥5,500(税込)

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