DVD・テキスト(開催実績)

緊急開催! 甲状腺エコーの有用性と日常検査に役立つエコー技術(特別企画:㈱DDOとの共催)

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福島原発放射能漏れ事故により急がれる健康対策(DDO/医療技術セミナースキルアップ 共催)

■講師 杉山高 先生(浜松南病院画像診断部 顧問)
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【セミナー概要】
東北の大震災を経験した私たちにとって、今、わたしたちには、原発事故、放射能漏れに対する正しい知識を得て、根拠のない不安に惑わされない姿勢を持つことが必要です。また、福島県の子供たち約36万人に対する甲状腺エコー検査が、生涯にわたって実施されます。こうした社会情勢を踏まえ、医療従事者が持つべき知識と技術に関するセミナーを緊急開催します。
 
このセミナーは、LIVE中継は行いませんが、20日以降のオンデマンド配信は行うよう予定しております。今回の講演では、甲状腺エコー検査の走査法について、技術的な側面に焦点を当て、現場に持ち帰っていただいてすぐに役立つ実践的な内容の講演をしていただきます。甲状腺を中心に、エコー検査の有用性、検査の醍醐味といったことについて、理解を深めていただけることと思います。
また、杉山先生が検診センターで実施して来られた検査により、正常例を含む豊富な症例、並びに甲状腺疾患の統計も提示していただき、放射線の影響に対する科学的な認識をどのように持つかという課題についても言及していただきます。さらに、エコー装置を会場に持ち込み、先生が長年臨床現場において携わって来られた技術も実際にご覧いただきます。
 
★エコー装置提供GEヘルスケアジャパン株式会社様http://japan.gehealthcare.com/cwcjapan/static/rad/us/

セミナー要綱

セミナーNO. 104
開催日 2011年9月16日 18:45〜21:15
講師 ■杉山高 先生(浜松南病院画像診断部 顧問)
診療科目
DVD価格 5,500円(会員価格/税込)

終了したセミナーの報告と開催の模様

■9月16日(金)夜に文京シビックホールで開催しました第104回医療セミナー「甲状腺エコーの有用性と役立つ技術−福島原発の放射能漏れ事故に対する健康対策」は盛会裏に終了しました。
この医療セミナーは、株式会社DDOがこれまでも主催されてきているコ・メディカルさん向けのセミナーにジョイントする形で、わが医療技術セミナー”スキルアップ”がテーマや講師の設定等で協力するものですが、”スキルアップ”としても、医師向けの医療セミナーの他に、あまた開催されているコ・メディカルさん向けの普通のセミナーとは一味も二味も違う、さらに一ひねりを加えた、ハイレベルの医療セミナーの開催に参画しようというものです。これらのセミナーは開催が平日であったり、金曜日の夜であったりすることから、基本的にはLive中継は無しで、オンデマンド配信を行うことで、ネット視聴会員へのサービス向上と会員増加に繋げたい・・・との企図によるものです。皆様、ご期待ください。
講師は、エコー検査界の最高峰、科技庁長官賞を受けられた浜松南病院画像診断部顧問の杉山高先生でした。杉山先生は、わが”スキルアップ”の医療セミナーで、これまでも、そしてこれからも多くのセミナーで講師をお勤めです。
会場にはいっぱいの受講者が集まられました。
テーマは、東日本大震災による福島原発の放射能漏れ事故の影響で、福島県では36万人の児童に対する甲状腺の検査を始める・・・ということが伝えられておりますが、その検査事業一つとっても、現場の検査技師さん方の奮闘に依るべきものであろうし、その事業の成功のカギは最終的には検査技師さん方の技能向上に負うことになるであろうとの予測により企画したものです。
講義は、放射線技師の資格も持っておられる杉山先生による放射線漏れ事故による影響や現状、歴史について解説が行われました。特に放射線障害の症例供覧や防護方法の解説、被爆量の計測器具のいろいろの紹介等を経て、お得意の領域である「甲状腺・頸部リンパ節のエコー検査」の詳細について講義が行われました。
質疑では、高いレベルの医師や検査士さん方が集まられたのか、なかなかの高難度のプローブの操作の仕方や検査部位のポイント、読影の注意点等について、長い時間をかけて議論が行われました。
 
会場は文京シビックホール(区役所)の建物の26階にありますスカイホールでの開催でありましたが、講義や質疑の内容の印象とともに、26階から見た東京の夜景の素晴らしさもまた印象に残りました。

■講師 杉山高 先生(浜松南病院画像診断部 顧問)
経歴:1967年より藤枝市立総合病院放射線科に勤務ののち超音波科を設立。超音波科長、診療技術部長を経て、2000年科学技術庁長官賞受賞、退職後、志太医師会検診センターで「エコーによる多臓器癌健診」を立上げる。2006年ケアネットTVによる「”の”の字2回走査法で出来る「超音波手技大原則」、腹部全臓器と乳腺・甲状腺の走査法を動画像で全11回に収録。放送後4巻のDVDをリリース、現在に至る。
著書:「腹部超音波断層マニュアル」(秀潤社)、「実践腹部エコー」「体表エコーの実践」「腹部エコーの実学」「表在エコーの実学」「ひと目でわかる腹部・消化管エコー“実践編”」「ひと目でわかる腹部・消化管エコー実習テキスト”基礎編”」ともに(医療科学社)、「全科救急エコー”虎の巻”」「腹部カラードプラ”虎の巻”」(ともに井上書林)など
資格:診療放射線技師、第1種放射線取扱主任者、超音波検査士、日本超音波医学会会員。東海超音波研究会顧問など

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医師会員、コ・メディカル会員

販売価格  ¥5,500(税込)

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