医療経営セミナー２　100回開催記念セミナー（特別企画）

■講師　西岡篤志 先生（西岡税理士事務所　代表/税理士）
>講師詳細はこちら 
 

【セミナー概要】
医療法人（ＭＳ法人）を設立した場合、どれくらいの節税が可能なのか、具体的事例によるシミュレーションで明らかにします。
また、医療法人を設立するタイミングや、設立した後の運営方法で大きく変わるといわれる「一般モデル」と「節税モデル」の差や、平成19年医療法改正前の「経過措置型医療法人」と改正後の「基金拠出型医療法人」の違いについても詳しく解説いたします。
皆さま、奮ってご参加下さい。
【講義プログラム】
・医療法人を設立しただけで本当にトクするのか
・10〜20年後の結末をイメージできますか
・基金拠出型医療法人で個人の資産を貯める方法とは
・貴院はどっちこんなに違う一般モデルと節税モデル！
・勇退時の役員退職金はもらって有利それとも不利
 
（ご注意：ご質問は前もって受付けさせていただき、“公開可”の質問のみで質疑応答コーナーは構成させていただきます。“公開不可”のご質問は、後日、講師より個別に、かつ直接ご連絡を取らせていただきます）

セミナー要綱

終了したセミナーの報告と開催の模様

■4月23日（土）の夜に開催しました第100回記念医療経営セミナー「検証！新医療法人の節税モデルは本当にトクするのか」は盛会裏に終了しました。
このセミナーは、一昨年6月から開始して100回目の節目に当たる意義あるセミナーとなりました。記して感謝を申し上げます。
講師は、西岡税理士事務所の代表であり、ご自身も税理士であります西岡篤志先生にお願い申し上げました。西岡先生には、昨年の11月27日の「税務調査への対応」の開催以来、2回目でした。
講義は、12の設問方式により進められるとともに、今後の税制改革（もともと予定されていた）と、東日本大震災に関連する税制と日本経済変革への対応等についても解説が行われました。いくつか耳に残った結論を以下に記しますが、大変興味深い内容でした。
Ｑ：そもそも新医療法人は節税になるのかＡ：仕組み上は必ず節税になります。（→３つの仕組みで節税に）
Ｑ：医療法人設立は本当に必ずトクするのかＡ：後継者が居る場合は特にトクし、せつぜいになる場合が多い。（→ただし、節税にはなっても、自分や従業員の社会保険への強制加入と費用負担で、手取りは少なくなるケースもあるが）
Ｑ：新医療法人はデメリットも多いという噂があるがＡ：解散
時の残余財産の全部が国等のものになる！というのは事実。
（でも上手に運営して財産を残さないようにしていけば、解
散することになっても、大丈夫！）
等々、12問にわたり、微に入り細を穿つ解説が行われました。
質疑でも、会場受講者から、そしてネット受講者からも沢山寄せられ、西岡先生はそれらのすべてに丁寧にお答えくださいました。
なお、今後の、そして具体的なご相談は西岡先生の事務所の方へ直接お願いします。全国の医師の方々は、現状では相談される税理士さんはお持ちであるとは思いますが、西岡先生は”セカンドオピニオン”でも喜んでご相談に応じますということです。
 
ところで、5月3日以降にも、ご質問が寄せられましたので、質問された各人に個別に回答をするとともに、「企画こぼれ話」のブログに公表させていただきましたので、興味をお持ちの向きはアクセスして下さい。
http://blogs.yahoo.co.jp/todorokiskillup
 
なお、西岡先生は、関連する資料を出版されたとのコトです。
どうぞアクセスして下さい。
http://www.subarusya-linkage.jp/category/
category_manual.html

■講師　西岡篤志 先生（西岡税理士事務所　代表/税理士）
佐賀県出身、41歳。慶應義塾大学商学部卒業後、大手会計事務所の医療専門部署において医療機関の税務会計、開業、医療法人設立などに従事。2004年7月、業界でも希少な「医療専門」の税理士事務所を創業。医師向けの講演を多数経験し、難解な税金をわかりやすく解説することでは定評がある。顧問契約のないクリニックでも税務相談に応じる「セカンドオピニオン」サービスが人気。顧客の立場での中立・公正なアドバイスを行う。