循環器科系

下肢の閉塞性動脈疾患と下肢静脈疾患の診断と治療

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■講師 榛沢和彦 先生(新潟大学医歯学総合研究科呼吸循環外科 講師)
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【セミナー概要】
誰でもできるASO/PADの理学的診断法(触診、上下肢の血圧測定など)、エコーを用いた画像診断、薬物治療と理学療法などについて臨床にすぐに役立つ方法を解説します。また、専門としている医師が極めて少ない「下肢静脈疾患」と「リンパ疾患」についての基礎・エコー診断や理学療法のひとつである「弾性ストッキング」の選び方・履かせ方についても解説します。●10:00-11:30
講義閉塞性動脈硬化症(ASO)と末梢動脈(閉塞)性疾患(PAD)
●11:30-12:30
実技触診法、血圧計を用いたABI測定法、下肢動脈エコー検査法
●12:30-13:30昼食・休憩
●13:30-15:00
講義下肢静脈疾患とリンパ疾患
●15:00-16:00
実技肢静脈エコー検査法、弾性ストッキング着用法

セミナー要綱

セミナーNO. 52
開催日 2010年5月23日 10:00〜16:00
講師 ■榛沢和彦 先生(新潟大学医歯学総合研究科呼吸循環外科 講師)
診療科目 循環器科系
DVD価格 5,500円(会員価格/税込)

終了したセミナーの報告と開催の模様

■5月23日に開催しました第52回医療セミナー「ASO/PADと下肢静脈・動脈疾患とリンパ疾患;下肢静脈・動脈エコー実技、弾性ストッキング着用実習付」は盛会裏に終了しました。
講師にお願いしました新潟大学呼吸循環外科助教榛沢和彦先生は、これまで頚動脈や下肢静脈・動脈のエコーの際にお願いしておりましたが、今回は、下肢の動脈や静脈の関わる疾患として末梢動脈閉塞性疾患(PAD)としての閉塞性動脈硬化症(ASO)やリンパ疾患という、初めて取上げるテーマに挑戦していただきました。その理由からか多くの受講者をお迎えできました。ありがとうございました。
講義は、始めにPAD/ASOは潜在的にも多く、近年増加している疾患であり、「潜在的な虚血性心・脳疾患(全身動脈硬化)、大動脈瘤などの存在指標になるとの警告から。この疾患は、早期であれば薬物療法や血管内治療ができますが、末期は下肢切断しなければ死亡するし、ほおっておくと消化器癌よりも悪いこわい疾患であることが強調され、早期発見と早期治療が訴えられた。具体的には、触診、主訴により、足と腕の血圧によるABI検査、画像診断、血管造影等であり、最新の薬物療法を含めた詳細な解説が行われました。そのあと、心ゆくまでのエコー検査と弾性ストッキングの着用法等の説明もなかなか楽しいものでした。

■講師 榛沢和彦 先生(新潟大学医歯学総合研究科呼吸循環外科 講師)
<略歴>
89年新潟大学医学部卒業
新潟大学医学部外科入局
90年三条済生会病院外科
91年新潟大学医学部第二外科入局
水戸済生会総合病院外科
92年新潟大学大学院入学
96年県立中央病院胸部外科
97年医学博士号取得
新潟市民病院心臓血管、呼吸器外科
県立新発田病院胸部外科
98年新潟大学第二外科助手
99年新潟大学医学部付属病院集中治療部助手
02年東日本循環器病院心臓血管センター心臓血管外科医長
04年新潟大学医歯学総合病院呼吸循環外科医員
9月新潟大学教育研究院医歯学系助手
06年聖マリアンナ医科大学内科非常勤講師
07年獨協医科大学内科非常勤講師
11年新潟大学災害・復興科学研究所兼任
12年新潟大学医歯学総合病院心臓血管外科講師

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販売価格  ¥5,500(税込)

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