消化器科系

役立つ腹部エコーのスクリーニング

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上腹部・下腹部・肋骨骨折

■講師 杉山高 先生(浜松南病院画像診断部 顧問)
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【セミナー概要】
エコーにより腹部臓器臓器全体を見る、「“の”の字2回走査法」について系統的に解説し症例を交え実践的なお話を致します。単純走査の中に検査のコツがある。この機会にエコー検査領域の拡大と検査精度の充実を図り明日からの診療にお役立て下さい。●10:00-12:00
腹部エコーマルチスキャンの総論・上腹部・下腹部
総論:「“の”の字2回走査」により上腹部・下腹部の走査手順を解説
各論1:肝・胆・膵・脾の走査と正常像およびチェックポイントと症例呈示
各論2:腎・膀胱・前立腺・子宮・卵巣の走査と正常像およびチェックポイントと症例呈示
●12:00-13:00昼食・休憩
●13:00-15:30
腹部エコーマルチスキャンの下腹部・肋骨骨折
各論3:腹部大血管・肋骨の走査と正常像およびチェックポイントと症例呈示
実技講習:腹部エコーの走査手順「“の”の字2回走査」について資料に基づき実技指導
肋骨走査の実技指導

セミナー要綱

セミナーNO. 51
開催日 2010年5月30日 10:00〜15:30
講師 ■杉山高 先生(浜松南病院画像診断部 顧問)
診療科目 消化器科系
DVD価格 5,500円(会員価格/税込)

終了したセミナーの報告と開催の模様

■5月30日に開催されました第51回医療セミナー「診療に役立つ腹部エコースクリーニング」は盛会裏に終了しました。
講師は、浜松南病院画像診断部顧問の杉山高先生でした。先生は、検査技師としてエコー検査器の開発に関わられて以来約45年。その間ずっとエコーによる検査法と診断法の開発に関わってこられました。また、’86年に「のの字の2回走査法」を提唱されて以来、検査にも従事され、carenetテレビ上でも有名になられ、今も新しい検査法の開発と後進の指導に情熱を燃やされている方です。
講義は、午前中に「肝胆膵脾」「腎膀胱前立腺子宮卵巣」の走査と正常像の呈示、およびチェックポイントと各種の病態像の症例呈示をしていただきました。基本的な16種(+2種)の走査と観察ポイントについて解説がありました。午後は、「腹部大血管肋骨」の走査と正常像の呈示、およびチェックポイントと病態象の呈示でした。実技に移って、男女のモニターさんで、模範走査をお願いしましたが、あれやこれや迷うことなく、ピタッピタッと臓器を次々に描出され受講者を感嘆させておられました。その後受講者も交代でプローブを握り、熱心にディスカッションをしながらの実技指導で大いに盛り上がりました。
ある受講者は、「すでに腹部は出来ると思うけど、今日の目玉は”肋骨骨折”をエコーで確認できる・・・ということで興味を持ってやってきた。ホントだった。クリニックに帰って実践します」とうれしそうに話していただけました。
なお、今回のセミナーの企画と開催にあたりましては、東芝・静岡支店様の絶大なるご協力をいただきました。記して、感謝の意を表明させていただきます。

■講師 杉山高 先生(浜松南病院画像診断部 顧問)
経歴:1967年より藤枝市立総合病院放射線科に勤務ののち超音波科を設立。超音波科長、診療技術部長を経て、2000年科学技術庁長官賞受賞、退職後、志太医師会検診センターで「エコーによる多臓器癌健診」を立上げる。2006年ケアネットTVによる「”の”の字2回走査法で出来る「超音波手技大原則」、腹部全臓器と乳腺・甲状腺の走査法を動画像で全11回に収録。放送後4巻のDVDをリリース、現在に至る。
著書:「腹部超音波断層マニュアル」(秀潤社)、「実践腹部エコー」「体表エコーの実践」「腹部エコーの実学」「表在エコーの実学」「ひと目でわかる腹部・消化管エコー“実践編”」「ひと目でわかる腹部・消化管エコー実習テキスト”基礎編”」ともに(医療科学社)、「全科救急エコー”虎の巻”」「腹部カラードプラ”虎の巻”」(ともに井上書林)など
資格:診療放射線技師、第1種放射線取扱主任者、超音波検査士、日本超音波医学会会員。東海超音波研究会顧問など

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医師会員、コ・メディカル会員

販売価格  ¥5,500(税込)

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