総合診療系

癌を疑うべき症候

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アラームサインを見落とすな

■講師 徳田安春 先生(JCHO本部総合診療顧問)
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【セミナー概要】
10:00-12:00癌が症候を来たす機序
癌を疑うべき症候を把握するためには、癌がどのような機序でさまざまな症候を引き起こすかについて理解することが重要であり、今回の医療セミナーでは「癌が症候を来たす機序」のリストを挙げ、鑑別診断上重要な癌をそれぞれ取り上げて解説する。
 
12:00-13:00昼食・休憩
 
13:00-15:00癌を疑うべき警告症候
次に、癌を疑うべき症候について、臨床疫学的なアプローチによって、個々の症候に立ち入って検討する。具体的には、個々の症候において疑うべき癌の事前確率(検査前確率)を考慮し、癌の事前確率をさらに高めるような危険な症候(警告症候=アラームサイン)を紹介して、症候の組み合わせに注目する論理的なアプローチ法を示す。また、個々の癌で、「発症から受診までの平均期間」に大きな違いがあることが知られているため、重要な癌において、このような発症からの平均受診期間についても解説する。

セミナー要綱

セミナーNO. 45
開催日 2010年4月25日 10:00〜15:00
講師 ■徳田安春 先生(JCHO本部総合診療顧問)
診療科目 総合診療系
DVD価格 5,500円(会員価格/税込)

終了したセミナーの報告と開催の模様

■4月25日に開催されました」第45回医療セミナー「癌を疑うべき症候−アラームサインを見落とすな−」は盛会裏に終了いたしました。
講師は、筑波大学の徳田安春先生で、昨年の10月11日開催のセミナー「フィジカルでここまで分かる」以来の2回目でした。昨年の講義でも、「目からウロコが何枚も落ちたよ」との感想が寄せられておりましたが、今回も期待に違わない大変に有益なお話でありました。
講義は、「?癌検診について−日米比較より学ぶー」から始められましたが、各種がんの集団検診の費用効率や成果、検査によるX線等の被爆量の問題等、厚生労働省側の思惑等について解説が行われ、一律の集検ではなくて”無作為割付による検査”を推奨されました。確かに一昔前に流行った集検も成果が疑問視され低調ですし、何よりも医療費負担が問題になっています。次に、「?癌が症候を来たす機序を知る」と「?癌を疑うべき”4大主要症候(下血・血便、血尿、嚥下困難、・・・)”と”7大準主要症候”」について詳細な解説が行われましたが、先生が日常診療の中で深い思慮の下にまとめられた症候のどれもが思い当たるものでありました。皆さん憑き物を落としたような顔で、納得して、家路に着かれました

■講師 徳田安春 先生(JCHO本部総合診療顧問)
【略歴】
1988年琉球大医学部卒業。沖縄県立中部病院、聖路加国際病院、水戸協同病院などを経て、2014年より現職。筑波大学客員教授、総合診療医学教育研究所CEO、臨床研修病院群プロジェクト群星沖縄副センター長を兼務。

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販売価格  ¥5,500(税込)

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