総合診療系

最新「外傷の湿潤治療」

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痛くなく、速くきれいに傷を治そう

■講師 夏井睦 先生(練馬光が丘病院傷の治療センター センター長)
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【セミナー概要】
最新「外傷の湿潤治療」従来、傷の治療といえば消毒してガーゼを当てることが常識とされ、それが一般家庭でも病院でも行われてき、ました。しかし、創傷治癒のメカニズムからすればこれは全く間違っています。擦過創から熱傷、深い組織欠損創にいたる様々な外傷の治療法を詳しく説明します。10:00-12:00創傷治癒の基礎、様々な外傷の治療
●どのようにして傷は治るのか
●湿潤治療の原理
●創傷被覆材、その他の治療材料
●具体的な治療法
◇擦過創、挫創◇熱傷◇縫合しない裂創の治療◇指尖部損傷
◇広範皮膚軟部組織欠損◇乾燥肌、アトピー、手荒れの治療
12:00-13:00休憩
13:00-15:00創感染の基礎、皮膚常在菌との共生
●創感染が起こるメカニズム
●細菌学の基礎的知識
●創感染の予防
●感染創の治療
●黄色ブドウ球菌とMRSA
●皮膚常在菌と皮膚の関係

セミナー要綱

セミナーNO. 28
開催日 2010年1月10日 10:00〜15:00
講師 ■夏井睦 先生(練馬光が丘病院傷の治療センター センター長)
診療科目 総合診療系
DVD価格 5,500円(会員価格/税込)

終了したセミナーの報告と開催の模様

■2010年1月10日(日)に開催いたしましたセミナー「外傷の湿潤療法−痛くなく、速くきれいに傷を治そう;消毒とガーゼの撲滅を目指して」は盛会裏に終了しました。
”外傷の湿潤治療法”とはこれまでの常識をことごとく覆らせた治療法で、講師の夏井睦先生が01年頃から提唱され、多くの反対意見の中でも5年間程を過ぎて定着を見始め、今ではほとんどの診療現場で受け入れられている画期的な治療法であると言っても過言ではないでしょう。夏井先生のお言葉を借りれば、「この治療法を受け入れないのは、現在では大学の医局とその現場だけ」ということです。この日講師に夏井先生を迎え、会場は多くの受講者の熱気が満ちあふれました。講義では、「傷の治り方」「創傷被覆材の理論と種類」「創感染はなぜ起きるか」と講義は進み、「治療の実際」ということで、擦過傷・挫創や裂傷、動物咬傷、熱傷、術後創、陥入爪、皮膚炎、褥創等々の具体的な症例と治療法についての解説が詳しく行われました。受講者の方々は、「これまで何回か話を聞いたが聞けば聞くほどに判りやすくなって、目からウロコが何枚も落ちたようだ」との感想を残して帰られました。なお、「褥創」については、夏井先生の相棒であります鳥谷部俊一先生により「褥創のラップ療法・開放性湿潤治療(OpWT)」というテーマで、5月16日の午前に、改めて取り上げていただく予定です。皆様、ぜひご期待下さい。
 

■講師 夏井睦 先生(練馬光が丘病院傷の治療センター センター長)
専門:形成外科
<略暦>1957年秋田県生まれ/1984年東北大学医学部卒業/1992年日本形成外科学会認定医/2001年10月1日インターネット・サイト「新しい創傷治療」を開設/2012年4月練馬光が丘病院傷の治療センターセンター長として赴任
<著書リスト>
【これからの創傷治療】(医学書院):2003年7月
【創傷治療の常識非常識】(三輪書店):2003年12月
【創傷治療の常識非常識2−熱傷と創感染−】(三輪書店):2006年1月
【ドクター夏井の外傷治療「裏」マニュアルすぐに役立つHints&Tips】(三輪書店、2007年5月)
【ドクター夏井の熱傷治療裏マニュアル】(三輪書店、2011年3月)
【傷はぜったい消毒してはいけない】(光文社新書、2009年6月)
【炭水化物が人類を滅ぼす糖質制限からみた生命の科学】(光文社新書、2013年10月)

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販売価格  ¥5,500(税込)

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