総合診療系

臨床検査値の読み方・考え方-症例を通して考える−

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臨床検査データの裏に潜んだピットフォールの数々

■講師 奈良信雄 先生(東京医科歯科大学臨床検査医学 教授 / 医歯学教育システム研究センター長 )
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【セミナー概要】
臨床検査は現代の医療に必須の重要な手段である。すなわち、患者の病態を解析して疾病を正しく診断したり、治療方針の決定に役立てたり、有害事象の把握や、経過観察に欠かせない。
さらに、発病前に疾患の存在を知ることもでき、一次予防の観点からも重要である。
ただし、臨床検査値を有効活用するには、それなりの経験が必要である。臨床検査そのものが思わぬピットフォールのために誤って解釈されてしまったり、また、異常ないと考えられる臨床検査値が実は診断を決定するのに重要な病的を意義を持っているなど、入念な臨床検査値の解釈が医療を実践する上では重要である。
本セミナーでは、実際の症例を呈示して、臨床検査値の読み方なり考え方を披露したい。奮ってご参加ください。
10:00−12:00臨床検査の意義・目的、ケーススタディ(1)
12:00−13:00昼食
13:00−15:00ケーススタディ(2)
臨床検査の意義・目的をまず概説する。そして、検体の扱いや機器・試薬の不整備で起こりうるピットフォールの事例の数々を紹介する。
続いて、臨床検査が診断や経過観察に有用な症例を取り上げ、臨床検査値の読み方・解釈のしかたを検討する。
 

セミナー要綱

セミナーNO. 19
開催日 2009年11月1日 10:00〜15:00
講師 ■奈良信雄 先生(東京医科歯科大学臨床検査医学 教授 / 医歯学教育システム研究センター長 )
診療科目 総合診療系
DVD価格 5,500円(会員価格/税込)

終了したセミナーの報告と開催の模様

■11月1日(日)に開催いたしましたセミナー「臨床検査値の読み方・考え方−症例を通して考える;データの裏に潜んだピットフォールの数々」は盛会裏に終了しました。
講師には、東京医科歯科大学臨床検査医学/医歯学教育システム研究センター教授の奈良信雄先生にお願いしました。奈良先生は、「臨床検査はからだの異変を見つけるレーダー」と位置づけられるとともに、「検査を行うに当たって気をつけるべきこと」「検査で過誤を生じる要因」「検査条件の誤り」「検査を実施するうえでの誤り」等について押さえられた後、ご自分の得意とされる「血液学」を中心とした症例を約13例、内容としては「貧血」「出血傾向」「黄疸」「腹痛」「電解質」「脂質異常症」に関する例題を軸に、臨床検査値データの裏に潜むピットフォールの数々をご披瀝いただきました。
特に、臨床検査を行うスタッフや施設等の条件の無い開業医さんは、検査の多くを専門の検査会社に外注されているものと思われますが、その外注される際の依頼条件や検体の保存条件等についても細かい注意点を挙げて解説され、とっても有意義なセミナーでした。

■講師 奈良信雄 先生(東京医科歯科大学臨床検査医学 教授 / 医歯学教育システム研究センター長 )
‘75年東京医科歯科大学医学部
卒業/第一内科入局
‘76年横浜赤十字病院内科医師
‘77年東京医科歯科大学医学部
第一内科医員
‘78年科学技術庁放射線医学
総合研究所病院部医師
‘80年東京医科歯科大学医学部
第一内科助手
‘83年カナダ国トロント市オンタリ
オ癌研究所へ留学
‘90年東京医科歯科大学医学
部臨床検査医学講座助教授
‘94年東京医科歯科大学医学
部臨床検査医学講座教授
‘99年東京医科歯科大学大学
院医歯学総合研究科教授
‘06年同教育システム研究セ長

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販売価格  ¥5,500(税込)

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