一般医学系

糖尿病の最新の薬物療法とインスリン外来導入(設立4周年 開催200回記念謝恩企画2)

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■講師 伊藤眞一 先生(全国糖尿病医会 会長/府中市・伊藤内科小児科クリニック 院長)
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【セミナー概要】
(I)最近のインスリン分野のトピックスは、
1)本年3月に、新しい持効型インスリンの発売が予定されており、
2)DPP-4阻害薬(以下阻害薬と略す)とインスリンとの併用療法が今後さらに定着するであろう、の2点であ
る。
これらについては自験と多くの報告例から、講師なりの糖尿病治療におけるポジショニングを提案してみたい。
(II)今回の医療技術セミナーではインスリン療法の基本的な話を、講師の執筆した「糖尿病の保険診療2012年版」(東京保険医協会版;当日販売も予定)に沿って解説する。
(III)インスリンの保険診療の際の“ヒヤリ・ハット症例”や保険審査時の“査定例”、インスリン外来導入の“保険請求の仕方“についても解説する。
(Iv)インスリン療法の実践
外来でインスリン導入を数多く実践している武蔵野赤十字病院の糖尿病専門ナースの指導のもと、1対1で本物の注入
器を手に取っていただき、インスリン外来導入を一日でマ
スターできるよう企画した。
皆さま、どうぞ奮ってご参加下さい。
 

 
『患者さんの質問に応える外来糖尿病治療』(’12年9月/南山堂)定価3、675円の著者で、日本糖尿病医会の会長であります伊藤真一先生に講師をお願いしております。10:00-12:001.最近のインスリン療法分野の主流
1)インスリン外来導入のための基礎知識
2)インスリン使用症例のヒヤリハット
3)インスリン患者の保険請求の仕方
 
12:00-13:00昼食・休憩
 
13:00-15:002.最新の薬物療法の実際
1)新しい持効型インスリンを用いたBOT
2)DPP-阻害剤とインスリンの併用
3)実技指導

セミナー要綱

セミナーNO. 206
開催日 2013年6月9日 10:00〜15:00
講師 ■伊藤眞一 先生(全国糖尿病医会 会長/府中市・伊藤内科小児科クリニック 院長)
診療科目 一般医学系
DVD価格 5,500円(会員価格/税込)

終了したセミナーの報告と開催の模様

■6月9日(日)に開催しました第206回医療技術セミナー「糖尿病の最新の薬物療法とインスリン外来導入;非専門医でも可能な糖尿病診療−インスリン外来導入とヒヤリハット症例・危機管理・保険請求上の注意点」は多くの受講者を得て、盛会裏に終了しました。
講師には、全国臨床糖尿病医会会長で府中市・伊藤内科小児科クリニック院長の伊藤眞一先生にお願いしました。伊藤先生には、スキルアップの第一回目のセミナーの企画をお願いしましたが、今回も設立4周年、開催200回記念セミナーの1つを名講義で飾っていただきました。
講義は、午前中が、「最近のインスリン療法分野の主流」というタイトルで、?インスリン外来導入のための基礎知識、?インスリン使用症例のヒヤリハット、?インスリン使用患者の保険請求の仕方、について、午後には「最新の薬物療法の実際」というタイトルで、?新しい持効型インスリンを用いたBOT、?DPP-4阻害剤とインスリンの併用、?インスリンの打ち方の実際、という内容で進みました。例の通り、伊藤先生の朗々とした自信たっぷりの講義に、つい惚れ込んでしまいます。また、保険請求のノウハウについては、他の方では語れません。
講義は、「なぜインスリン療法を行うのか」というところから始められました。インスリン療法の移行へ躊躇や抵抗を示す患者さんが多い中で、実際に移行してみると、確実に血糖値を下げられ、体が楽になり、「なぜ今まで、もっと積極的に勧めてくれなかったのか」と問われる程に効果がある。また、インスリン療法から抜け出すために、患者さんも真剣に、運動療法や食餌療法、薬物療法に取り組むようになるのだそうです。要するに『糖尿病の究極の治療はインスリンである』という訳です。また、一方で、約3年ほど前から、薬物療法で、DPP-4という画期的な薬物が開発され、あっという間に普及していますが、「DPP-4はたしかによく効くけど、他の薬物がそうであったように、やはりあと10年ぐらいしないと、副作用の全体は分からない」ということで、警鐘を鳴らされました。現代の若者の多くに、「コンビニ弁当、清涼飲料水、タバコ、昼と夜がひっくり返った生活、長時間労働、ストレス」という嘆かわしい実情を早急に打開しないと、深刻な事態になる……とも。
他には、「焼肉低血糖」という言葉があり、その内容も初めて知りました。約2、3年前に、この世界では著名なJ大学のK教授がNHKの『試して合点!』という番組の中で、インスリン療法について話された内容が誤解を生み、患者さんの中に大混乱が起こった事件があったことも紹介されました。

■講師 伊藤眞一 先生(全国糖尿病医会 会長/府中市・伊藤内科小児科クリニック 院長)
<略暦>
70年東京医科歯科大学医学部卒業
同校第一内科学教室入局
79年インスリンアレルギーで学位
80年東京都府中市で開業
同時に武蔵野赤十字病院で週1回糖尿病外来と糖尿病教室を現在まで担当
93年より多摩総合医療センター(旧都立府中病院)糖尿病教室担当し現在に至る。
 
<現在の所属する学会および職名>
日本糖尿病学会功労評議員、全国臨床糖尿病医会会長、東京臨床糖尿病医会顧問(前会長)、西東京臨床糖尿病研究会前代表世話人(現在監事)東京保険医協会糖尿病症例研究談話会前代表世話人
 
<著書>
かかりつけ医の糖尿病QandA(南山堂)2008年(編者)
患者さんの質問に答える外来糖尿病診療(南山堂)2011年(編者)
糖尿病の保険診療(東京保険医協会)など

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