
2023年7月9日(日)【第737回】実地医家のための 慢性腎臓病(CKD)と高血圧の診断と治療 2

■講師安藤重輝 先生
(東北医科薬科大学若林病院腎臓内科准教授)
<略歴>
97年 東北大学医学部卒業
03年 東北大学大学院卒業 医学博士
03年 山形市立病院済生館 内科 腎臓内科
08年 仙台社会保険病院 現 JCHO 仙台病 ))腎センター
10年 石巻赤十字病院 内科 副部長 腎臓内
14年 NTT 東日本東 北病院 内科科長 腎臓内科
16年 東北医科薬科大若林病院人工透析センター長
17年 東北医科薬科大学 血液浄化部病院 准教授兼任
<資格>
日本内科学会総合内科専門医
日本腎臓学会専門医・指導医
日本透析医学会専門医
臨床研修指導医
【セミナー概要】
CKD(慢性腎臓病;Chronic Kidney Disease)はまさに common disease の代表疾患であり、内科医であれば必ず遭遇する疾患です。高齢化社会を迎え、その傾向はさらに顕著になるでしょう。昨年11月の1回目のセミナー(#688)では早期からの予防を見据えた医療介入が肝要であることを強調させていただきましたが、同時に確実な診断を行うことも将来的な透析予防には必須です。もっと具体的にいえば糖尿病性腎症、腎硬化症といった生活習慣病に起因する疾患と腎炎症候群との鑑別です。前者との思い込みで腎炎を見逃して、末期腎不全に陥ったと予測できる症例も数多く存在します。腎疾患の診断には時間軸でデータを読み解くという冷静沈着な姿勢が必要です。今回はそのあたりにも触れたいと思います。
腎保護のために有益な新薬が次々に上市されております。ツールの増加によりCKD管理はよい意味でのパラダイムシフトを迎えております。昨年に紹介させていただいたHIF-PH阻害薬、ARNIに加え、本年度はSGLT2阻害薬、MRA等についても触れさせていただきます。
内科医であれば絶対に診療を迫られるCKD、単純でありながら奥深い疾患です。CKD診療のスキルアップを狙う先生方に是非とも参加いただきたいと思います。
ご聴講いただいた先生方のご尽力により透析導入患者様が一人でも減ることを祈念してやみません。
■ 講演プログラムおよび要旨 (受講者各位の録画・録音は固くお断りします)
午前の部 10:00~12:00 総論
①1人でも多くの透析患者を減らすためには・・
~新しい腎臓内科への紹介基準と反省すべき症例~
②慢性 腎臓病 CKD 関連病態の基本
~HIF PH 阻害薬、 便通管理、高脂血症等
午後の部 12:30~14:30 各論
心腎連関を考慮した最新の治療
①ARNI
② SGLT 2阻害薬
③MRA、新規K吸着剤
セミナー要綱
セミナーNO. | 737 |
開催日 | 2023年7月9日(日) 10:00~14:30 ※開場 9:30 |
セミナー会場 | アットビジネスセンター 東京駅八重洲通り (東京都中央区八丁堀1-9-8 八重洲通ハタビル6F) |
講師 | ■安藤重輝 先生(東北医科薬科大学若林病院腎臓内科准教授) |
受講料 | ■医師会員 会場:27,000円/ライブ生中継:無料/動画:無料 ■コ・メディカル会員 会場:10,000円/ライブ生中継:無料/動画:無料 ■ビジター会員 会場:40,000円/ライブ生中継:20,000円/動画:無料(※) ※会場またはライブ中継受講したセミナーに限り無料で受講可 会員に関する詳細は「会費・受講料」をご参照ください。 |
※料金には消費税を含みます