
2023年8月27日(日)【第734回】日常診療で遭遇する 長引く咳の診断と治療
病態を理解し、咳を止める

■講師関谷潔史 先生
(国立病院機構相模原病院呼吸器内科 部長)
<略歴>
01年3月 東邦大学医学部卒業
01年4月~東邦大学附属大森病院第1内科研修医
03年4月~東邦大学医療センター大森病院呼吸器内科
04年4月~労働者福祉健康機構東京労災病院呼吸器内科
05年4月~東邦大学医療センター大森病院呼吸器内科
06年4月~国立病院機構相模原病院アレルギー・呼吸器科ならびに臨床研究センター
<資格>
医学博士
日本アレルギー学会 専門医・指導医
日本呼吸器学会 専門医・指導医
日本内科学会総合内科専門医・指導医
インフェクションコントロールドクター
<所属学会>
国際喘息学会日本・北アジア部会 評議員
日本アレルギー学会 代議員ならびに専門医制度委員
日本喘息学会 代議員ならびに専門医制度委員
<ガイドライン作成>
・難治性血管炎調査研究班「抗リン脂質抗体症候群・好酸球性多発血管炎性肉芽腫症・結節性多発動脈炎・リウマトイド血管炎の治療の手引き 2020」作成メンバー
・日本喘息学会「喘息診療実践ガイドライン2021」作成メンバー
【セミナー概要】
日常診療においては、遭遇する機会の多い長引く咳は、遷延性/慢性咳嗽と称され、いわゆる「common disease」であります。多くの患者さんが、呼吸器内科以外の一般内科で診療されていますが、いわゆる「咳止め」と言われる薬剤を処方するだけの対症療法が中心となってしまいがちです。長引く咳にも当然のごとく、主体となる原因疾患が存在するため、原因を正確に見極めることが長引く咳を止める最適の方法となります。長引く咳の病態と主な原因疾患を知っているだけで、患者さんにとってツラい咳を止めることができます。いわゆる「咳止め」で止まらない長引く咳の診療において、専門医でなくてもできることがあります。「common disease」である長引く咳の理解を深め、日常診療に生かしてみましょう。
皆さま、奮ってご参加ください。
■講演プログラムおよび要旨
10:00~12:00
第1部 長引く咳の基礎知識
〇 咳嗽総論
〇急性の咳嗽
〇遷延性または慢性の咳嗽
・総論
・代表的な疾患①
12:30~14:30
第2部 長引く咳の新たな疾患概念と新規治療薬の能性
〇 遷延性または慢性の咳嗽
・代表的な疾患②
〇 新たな咳嗽の疾患概念
〇新たな治療薬選択的 P2X3 受容体拮抗薬
セミナー要綱
セミナーNO. | 734 |
開催日 | 2023年8月27日(日) 10:00~14:30 ※開場 9:30 |
セミナー会場 | アットビジネスセンター 東京駅八重洲通り (東京都中央区八丁堀1-9-8 八重洲通ハタビル6F) |
講師 | ■関谷潔史 先生(国立病院機構相模原病院呼吸器内科 部長) |
受講料 | ■医師会員 会場:27,000円/ライブ生中継:無料/動画:無料 ■コ・メディカル会員 会場:10,000円/ライブ生中継:無料/動画:無料 ■ビジター会員 会場:40,000円/ライブ生中継:20,000円/動画:無料(※) ※会場またはライブ中継受講したセミナーに限り無料で受講可 会員に関する詳細は「会費・受講料」をご参照ください。 |
※料金には消費税を含みます