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【セミナー概要】 過去30年のフィジカルの医学生、研修医の教育経験から明日からすぐに使える診察方法を伝授します。「このような所見がありますね。」と診察所見を示し、診察してその時はわかったようになっても、実際新しい患者に来た時には、繰り返しできていないことが多いと感じています。OSCEが開始され15年以上が経ちますが、医学生や研修医を指導していて、頸部の正常リンパ節を触知できている人や疾患のない肝臓を触知できている人は、ほぼいません。エコー、CT、MRIなどの画像診断が発達したことで、診察能力の向上に努力を払わなくなり、また、指導できる人も指導する機会も少なくなっていると感じています。参加型のセミナーにより、正常な0.5cmのサイズのリンパ節が誰でも触診できるようになります。3音、4音がわかるようになります。肝臓の触り方を伝授します。骨盤腹膜炎の診断に必要な婦人科診察が、直腸診を用いた双手診でできるようになります。 皆さま、奮ってご参加ください。 | | 10:00-12:00(説明+実技) 頸部(リンパ節、甲状腺、頸静脈拍動)の診察 胸部(心音・呼吸音)の診察
12:30-14:30(説明+実技) 腹部の診察 婦人科診察(シュミレーターによる双手診)
最初に各診察法の説明をしたのち、模擬患者や協力者を相手に実際に手技を行っていただきます。1回の経験ではなかなか身につかないため、1人あたり3回くらいを目標にして、皆様の明日からの診療に役立つように進行します。
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|  | ■講師 | 小林裕幸 先生 | | (筑波大学附属病院 水戸地域医療教育センター センター長/総合診療科 教授/水戸協同病院 副院長) |
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| | | | <略歴> 90年 防衛医科大学卒業 93年−96年 カリフォルニア大学ロングビーチ記念病院家庭医療レジデント 96年 米国家庭医療専門医取得 Resident Teaching Award受賞 98年 防衛医科大学総合臨床部助手、 同 講師を経て 09年 筑波大学水戸地域医療教育センター/水戸協同病院総合診療科(現職)
<著書> 診断仮説別 病歴と身体所見〜「聴くべき病歴」と「診るべき診察」〜<上級クラス> 月刊レジデント6巻4号 内科の視点で診る 手術前後の入院患者管理 レジデントノート増刊 Vol.18 カラー版 国際診療のための内科アトラス大事典 翻訳編集 パワーズ運動生理学 体力と競技力向上のための理論と応用 翻訳編集
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