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過去に開催されたセミナー

過去に開催されたセミナー【最新医療技術セミナー「スキルアップ」】
セミナー終了報告
 過去に開催されたセミナーをご紹介します。ご参加の皆様ありがとうございました。
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実地医家のための 見逃してはいけない治る認知症!!
−特発性正常圧水頭症(iNPH)のすべて−
【セミナー概要】
 超高齢社会の到来で、treatable dementiaの代表である特発性正常圧水頭症(iNPH)の診療は、近年大きな注目を集めている。
 iNPHは、SAHや炎症などの先行疾患がなく、原因は不明だが脳脊髄液吸収障害により脳室拡大を来たし、高齢者に様々な症状を呈する症候群で、髄液シャントで症状の改善が期待できる病態である。我国の有病率は高齢者の約1.1%、39万人といわれているが、実はその2%も治療されていないのは大変残念である。
 典型的な症状は(1)歩行障害(2)認知障害(3)尿失禁である。小刻み歩行、転倒での発症が多いが、緩徐に進行し前述の3徴はいずれも高齢者では、ありふれた症状なため、歳のせいとして本人、家族はもとより医療者も見逃しがちである。長年、他の疾患として治療される事が多く、例えば脊柱管狭窄症、パーキンソン病、アルツハイマー病、過活動膀胱、脳卒中etcで多剤服用による副作用も問題となる。多くは診断迄に4年近く経つ事が多く、この期間が長い程、認知症の改善度が低い印象がある。重要なことはiNPHを疑う事!
 今回の医療技術セミナーでは初発症状、画像、鑑別、GLのポイント、治療後のケア、疫学、最近のトピックスなどiNPHの全てを、イラスト、動画を用いて、多数の自験例を基に分かり易く解説します。家庭医のみならず整外、泌尿器、介護関係も含め多くの皆様の参加をお待ちします。
 皆さま、奮ってご参加下さい。
10:00〜12:00
 ・定義・診断基準(症例呈示、動画)
 ・症状の特徴、頻度
 ・画像所見の特徴、鑑別診断
 ・検査法とガイドラインの解説

12:30〜14:30
 ・治療の進歩と実際(動画含む)
 ・超高齢者でも改善するのか?
 ・治療後のケアと病診連携
 ・最近のトピックス(髄液循環、転倒、易怒性)
桑名信匡先生
■講師
桑名信匡 先生
(東京共済病院 顧問、正常水頭症センター センター長)
69年 東京医科歯科大学医学部卒業
70年 関東逓信病院脳神経外科レジデント
74年 横浜市立大学医学部脳神経外科学講座助手
77年 横浜南共済病院脳神経外科 初代医長
83年     同        部長
87年 米仏へ短期留学
   ニューヨーク州マウントサイナイ医科大
   リヨン神経病院
02年 横須賀北部共済病院 院長
09年 東京共済病院 院長
16年   同  顧問、正常圧水頭症センター長

<学会活動>
日本脳神経外科学会専門医、評議員
日本脳卒中学会専門医
日本正常圧水頭症学会顧問

<著書> 
認知症を手術で治す男 悠飛社 
エキスパートに学ぶL-Pシャント入門 メディカルレビュー社 
特発性正常圧水頭症診療ガイドライン メディカルレビュー社 
医者も知らない治せる認知症 宝島社 
脳外科医の名医が答える 認知症は手術で治る 主婦の友社、他多数
セミナー要綱
 セミナーNo
569
 開催日
2019年9月29日(日) 10:00〜15:00
 セミナー会場
スタンダード会議室 日本橋室町店
(東京都中央区日本橋本町1-6-1 丸柏ビル3F)
 講師
桑名信匡 先生(東京共済病院 顧問、正常水頭症センター センター長)
 分野/対象
■分野: 診療・診察技術
■対象: 医師/看護師/放射線技師
 質疑応答
質疑応答集(PDFファイル)
終了したセミナーの報告と開催の模様
■第569回セミナー『治る認知症−特発性正常圧水頭症』は盛会裏に終了しました。
 9月29日(日)に開催しました第569回医療技術セミナー『実地医家のための治る認知症−特発性正常圧水頭症(iNPH)』は盛会裏に終了しました。
 講師には、東京共済病院前院長/顧問で、正常圧水頭症センターセンター長であります桑名信匡先生をお招きしました。
 そもそも特発性正常圧水頭症(iNPH)は、高齢化等により髄液の産生が高まり、脳室に髄液が溜まって脳圧が高まることによっていくつかの障害、歩行障害から始まり物忘れ、排尿障害が生じる疾患であるとの事です。iNPHは、idiopathic Normal Pressure Hydrocephalus の頭の文字を取った疾患名です。この疾患に桑名先生は1970年頃から取り組まれ、脳室からあふれた髄液が脊髄に流れ出しているところを、(直接、頭からでなく)腰椎に穴を開け、抜き取ってみるタップテストや腹腔内に液を排出するL-Pシャント術を開発され、2004年にはガイドラインを策定されて、この技術の普及を図ってこられたのですが、なかなか普及しないということで、奮闘されているようです。
 今回の講義の組立ですが、午前のタイトルは「診断と治療の実際」ということで、以下の通りでした。
1.定義・診断基準(症例呈示、動画)
2.症状の特徴、頻度
3.画像所見の特徴、鑑別診断
4.検査法とガイドラインの解説 
5.治療戦略:髄液シャント術
6.外科的治療と術後評価
7.東京共済病院 LPシャント手術手技
 また、午後のタイトルは「転倒・易怒性について:超高齢者でも改善するのか?」ということで、下記の通りでした。
1.易転倒性と骨折の既往から
2.症例
3.脳神経外科医が鑑別しなければならない病気
4.地域連携、術後連携
 症状として、先に挙げた歩行障害、物忘れ(認知症)、排尿障害の他に、言葉が出にくくなる、表情がボーッとしている・・・等も挙げられますが、髄液15〜30cc抜くだけで、真っすぐ歩けるようになったり、表情が明るくなったり・・・見違えるように症状が回復するとの事です。この施術は92歳の高齢者にもできて実績されたこともあるとのことですが高齢者に回復を求めるかが判断尾難しいところ。なお、アルツハイマー型老年認知症、パーキンソン氏病、レビー小体型認知症、進行性核状性麻痺、大脳皮質基底核変性症、前頭側頭葉型認知症(ピック病)、脊柱管狭窄症等の疾患の中には5%が隠れているとのことできちんと鑑別しないといけない、との主張でありました。
 最近は、全国から患者さんが集まってきている(病院の経営再建の役にもたち)との事ですし、最近はこの治療法の普及が進み、多くの道府県でも手術が行われるようになって実績が上がっているとの事で、桑名先生も感慨深げでした。
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