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過去に開催されたセミナー

過去に開催されたセミナー【最新医療技術セミナー「スキルアップ」】
セミナー終了報告
 過去に開催されたセミナーをご紹介します。ご参加の皆様ありがとうございました。
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発達障害2 「自閉スペクトラム症」
【セミナー概要】
 近年のわが国における「発達障害」への急激な関心の高まりには目を見張るものがあります。しかし、「発達障害」という言葉だけが先行し、理解や支援が追いついていない現状があることも否めません。どこまでが発達障害であるかの線引きは時代とともに変化しており、昔であれば何ら異常とされなかった人たちまでもが発達障害と見なされる現状に違和感を覚える方も多いことかと思います。
 医療のみならず、教育や福祉の領域でも発達障害への理解が欠かせない時代になり、実際に診断される人数も急上昇しています。今回の4回シリーズでは、発達障害の基本的な概念や医学的定義についての解説はもちろん、具体的な事例の紹介等も通じて、発達障害への理解を深めていただき、日々の診療や日常生活に活かしていただけるような内容にしたいと考えております。
 皆さま、ぜひ奮ってご参加ください。
テーマ: #558 「自閉スペクトラム症」

  前半:自閉スペクトラム症の定義・概念
  後半:自閉スペクトラム症への対応

・自閉スペクトラム症とは何か
・どのような人が自閉スペクトラム症と診断されるか
・自閉スペクトラム症の理解
・自閉スペクトラム症の支援
・薬物療法
・自閉スペクトラム症と診断することの意義

篠山大明先生
■講師
篠山大明 先生
(信州大学医学部)
<略歴>
98年東京大学理学部地球惑星物理学科卒業
04 年信州大学医学部医学科 卒業
   信州大学附属病院臨床研修医
05 年長野赤十字病院 臨床研修医
07 年信州大学附属病院精神科診療助教
09 年飯田病院
12 年信州大学医学部精神医学講座助教
16 年 5 月 信州大学医学部精神医学教室 准教授(現職)

<分担執筆>
篠山大明:「ASD の概念」
最新医学 新しい診断と 治療の ABC 130 発達障 害.別冊:22-28, 2018. 篠山大明:「ADHD の異種 性」教育と医学、p4-14、 教育と医学の会編、慶応 義塾大学出版会、東京、 2017 年 1 月、など。
セミナー要綱
 セミナーNo
558
 開催日
2019年7月14日(日) 10:00〜15:00
 セミナー会場
アットビジネスセンター(ABC)東京駅
(東京都中央区京橋 1-11-2八重洲MIDビル)
 講師
篠山大明 先生(信州大学医学部)
 分野/対象
■分野: 診療・診察技術
■対象: 医師/看護師/保健師
 質疑応答
質疑応答集(PDFファイル)
終了したセミナーの報告と開催の模様
 7月14日(日)に開催しました第558回医療技術セミナー『実地医家のための 発達障害2−自閉スペクトラム症(2/4回シリーズ)』は盛会裏に終了しました。
 講師には、信州大学医学部精神医学教室 准教授/子どものこころの発達医学教室・子どものこころ診療部の篠山大明先生をお迎えしました。4月28日に続い2回目のご登場です。
 講義の組み立てですが、午前の講義は以下の通りでした。
・発達障害の1つである自閉スペクトラム症
・自閉スペクトラム症でみられる特徴
・定義と概念
・自閉スペクトラム症の歴史背景
 次に、午後の講義の組立は以下の内容でした。
・自閉スペクトラム症がある人とのかかわりかた
・自閉スペクトラム症の支援
・薬物療法
・診断する意義
 
 篠山先生は、自閉スペクトラム症の特徴として、ー匆饑やコミュニケーションの障害、△海世錣蠅龍さ、4恭个諒个蝓△魑鵑欧蕕譴泙靴拭 

 また、発達障害、あるいは自閉症の患者は、(発達障害者支援法という法律の上でも、日常診療においても)個別にみると、知的障害者とは区別されているので、個人の能力等においては問題はなく、逆に社会性の欠如であったり、他人とのコミュニケーション能力が得意でなかったり、できなかったり・・・で、その結果として対人関係に問題が生じていることが多い、とのこと。また、今後、ますます増えていくであろう、とのこと。

 本年4月、政府は60歳前後の「引籠り」者が60万人存在することを公表しました。普通に想像すると、この年代は、親が80歳代、何とか引籠りの子供を支えていける状況なのだろうと思いますが、問題はこれからなのだと思います。親が先に亡くなり庇護者もいなくなり、籠っていた住居の相続や処分・・・等の事態が現実になるなか、収入が無いか少ないかの状況で、精神的にも不安定な引籠り者がどうやって生計の道を立てていくのか? 4月に川崎市で起こったK学園の通学バスを待つ園児の列に、先述した境遇?の引籠り者が刃物で切りつけ多くの犠牲者が出た事例。あるいは、同時期に東京で起きた元農水省の高級官僚が、家庭内暴力を起こす長男を将来を考えて殺めた・・・事件。もちろん、引籠りや家庭内暴力と、発達障害や自閉症との直接の因果関係が証明されてはいませんが、不登校、いじめ、引籠り・・・といった現代の社会問が事件の底辺にあると思えてなりません。
 
 今回の受講者には、会社の産業医を務めておられるという医師が来られて、「今後、どう対処してよいか・・・勉強に来た」とたくさんの質問をされておりました。また、別の受講者は、「全部、自分のことと思えるのだが」と前置きされて、細かい質問をされておられました。
 
 世にこうした問題が存在する限り、医療者も、その医療者を支える私どもとしても避けては通れない、避けないのだと決意し、今回の4回シリーズのセミナーの開催を決意しました。もっと医療界だけでなく、世を挙げて取り組むべき課題だと考えます。
 皆さまのご支援を心よりお願いする次第です。
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