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【セミナー概要】 近年のわが国における「発達障害」への急激な関心の高まりには目を見張るものがあります。しかし、「発達障害」という言葉だけが先行し、理解や支援が追いついていない現状があることも否めません。どこまでが発達障害であるかの線引きは時代とともに変化しており、昔であれば何ら異常とされなかった人たちまでもが発達障害と見なされる現状に違和感を覚える方も多いことかと思います。医療のみならず、教育や福祉の領域でも発達障害への理解が欠かせない時代になり、実際に診断される人数も急上昇しています。 今回の医療技術セミナー4回シリーズでは、発達障害の基本的な概念や医学的定義についての解説はもちろん、具体的な事例の紹介等も通じて、発達障害への理解を深めていただき、日々の診療や日常生活に活かしていただけるような内容にしたいと考えております。 皆さま、ぜひ奮ってご参加ください。
| | そもそも発達障害とは何か ・発達障害の概念 ・発達障害の概念が世の中に広まった歴史背景 ・医学的な定義 ・発達障害の概念を現場で導入する意義 ・具体的な事例の紹介
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| .jpg) | ■講師 | 篠山大明 先生 | | (信州大学医学部精神神経科 准教授、子どものこころ診療部) |
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| | | | <略歴> 98年3月 東京大学理学部地球惑星物理学科 卒業 04年3月 信州大学医学部医学科 卒業 5月 信州大学医学部附属病院 臨床研修医 05年4月 長野赤十字病院 臨床研修医 06年4月 信州大学医学部附属病院精神科 医員 07年11月 信州大学医学部附属病院精神科診療助教09年4月 信州大学大学院医学系研究科博士課程 入学 , 飯田病院 精神科 10月 国立精神・神経医療研究センター神経研究所疾病研究第3部研究生 12年4月 信州大学医学部附属病院精神科助教 8月 信州大学医学部精神医学講座助教 13年3月 信州大学大学院医学系研究科 博士課程 卒業 16年5月 信州大学医学部精神医学講教室 准教授 (現職) <学会活動> 日本生物学的精神医学会 評議員 日本児童青年精神医学会 学会誌「児童青年精神医学とその近接領域編集部」編集委員 PLOS ONEジャーナルEditorial board member 日本精神神経学会専門医・指導医 精神保健指定医 <分担執筆> 篠山大明: 「ASDの概念」 最新医学 新しい診断と治療のABC 130発達障害.別冊:22-28, 2018. 篠山大明:「ADHDの異種性」教育と医学、p4-14、教育と医学の会編、慶応義塾大学出版会、東京、2017年1月 など。
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