|
【セミナー概要】 近年,胃癌検診に消化器内視鏡が用いられるようになり, NBIを始めとする画像強調内視鏡の活用により、食道癌の早期発見が容易となってきた。また治療においては任意の大きさで一括切除が可能なESDが普及している。食道癌は粘膜癌の段階から転移が生じるため、これら早期発見すること、さらに適切な治療法を選択するための深達度診断が重要となる。拡大内視鏡や超音波内視鏡を用いた精密診断・安全にESDを行うためのコツなど食道表在癌の最新の診断・治療法について解説します。 また濃厚な飲酒喫煙歴のある食道癌のハイリスク症例を中心とした重点的な内視鏡スクリーニングにより多くの頭頸部表在癌が見つかるようになってきました。耳鼻咽喉科領域の疾患であるものの、早期の咽頭癌に内視鏡医が遭遇する機会も多く、「のども診てほしい」という患者のニーズにも応える必要があります。 今回の医療技術セミナーのテーマは、エキスパートによる「食道・頭頸部癌の診断治療の最前線」です。 ふるってご参加下さい。 | | 10:00-12:00 吉永重高 先生 1.食道癌の診断・治療の最前線 バレット食道癌も含め表在型食道癌を中心に病変の拾い上げや診断・治療に関する最新の話題を多数の画像を交えつつお話します。
13:00-15:00 川田研郎 先生 2.頭頸部表在癌の診断と治療 食道癌と頭頸部癌は重複する事が多く、リスクの高い患者さんへ検査を行うコツと実際に拾い上げた画像を見ながら、実地に役立つ診断のコツについてお話します。
|
|
|
|  | ■講師 | 川田研郎 先生 | | (東京医科歯科大学消化器外科 講師) |
|
| | | | <略歴> 1995年3月 東京医科歯科大学医学部医学科卒業 1995年5月 東京医科歯科大学医学部附属病院 第一外科入局 2001年4月 東京医科歯科大学食道外科医員 2002年12月 都立駒込病院外科(食道)医員 2005年9月 東京医科歯科大学 食道外科医員 2007年4月 東京医科歯科大学 集中治療部助教 2010年4月 東京医科歯科大学 食道・一般外科 助教 2015年4月 東京医科歯科大学 消化管外科学 講師
専門 食道表在癌の内視鏡診断と治療 頭頸部表在癌の内視鏡診断と治療 経鼻内視鏡の啓蒙活動
<学位> 2008年4月 「食道表在癌に対するアルゴンプラズマ焼灼法」にて医学博士
<賞与> [上部消化管用経鼻内視鏡による中咽頭反転法の有用性]にて平成25年度日本気管食道科学会奨励賞 授与 「食道早期癌に対するアルゴンプラズマ焼灼法の長期成績」で平成26年度日本気管食道科学会奨励賞 授与
外科専門医 日本消化器内視鏡学会指導医 日本食道学会認定医 日本気管食道科学会専門医 がん治療認定医 日本食道学会評議員
<著書> 経鼻内視鏡ならではの咽頭・喉頭癌のスクリーニング法 消化器内視鏡 2014;26:1819−1827 Intraoropharyngeal U-turn method using transnasal esophagogastroduodenoscopy. Endoscopy 2014;46:E137-8 中下咽頭癌拾い上げ診断のコツと工夫 日本消化器内視鏡学会誌 2013;55:2232−2242 他 多数
| |
|
| | |  | ■講師 | 吉永繁高 先生 | | (国立がん研究センター中央病院内視鏡化科 医長) |
|
| | | | | |
|
| |
|
|
|